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Peace Study Notes

一筆書きでつづる素晴らしき世界のスケッチブック




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高槻市役所北側から阪急高槻市駅に向い北西に走る「みずき通り」

その名のとおり 純白のハナミズキが つかの間 我が世の春を謳歌する
たしかに 楽しげな歌声が聞こえてくる
楽しくおだやかだが 力強い ロックステディのビートが良く似合う

みずき通りに面した交差点にある美容院 『TRACE』
うっかりすると2カ月は散髪が間延びする不精なぼくゆえに
ハナミズキのピークを観れるのは奇跡に近いかもしれない

この日は 四方山話の中で オーナーのキムラさんが
“伊丹十三の超ファン”という新事実が明らかになり盛り上がった

伊丹十三が好きというだけで その人物は信頼できると瞬時にわかる
「伊丹十三」の兄貴分の「山口瞳」は知らないそうなのでプッシュしておいた

キムラさんは 美容院オープンにあたり
伊丹氏の『タンポポ』を何回も観て研究を重ねたという

美容院とラーメン屋は 一見何の関係もないように思えるが
伊丹氏の いきいきと徹底的に細部を積み重ねていく作風や
あふれるホスピタリティーは 深い本質的なところで交差する

ジャンルを飄々をまたぎ 自由に学び吸収していく姿勢は
ヒップホップ世代ならではのものだろう


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ちょうど1年前に2店目となる
『bricolage(ブリコラージュ)』をJR高槻北西にオープン
当時の告知DMに次のことばが

   「TRACE」からの新店「bricolage」。
   フランス語で意味は寄せ集めて創るもの。
   私たちだけでは出来ないもの。「TRACE」に関わった皆で創る場所。
   私たちが日頃いただいている想いの感謝を込めて、
   皆様の安らぎ、希望、楽しみの場所となりますように。


フランスの文化人類学者 レヴィ=ストロースが提唱した概念
ブリコラージュ(器用仕事)

ヒップホップにも通ずる思想をサラッと店名につけるセンス
やはり キムラさんはただものではない


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『TRACE』 の近所に2店目を開いたパン屋 『ルート271』
近くを走る国道171号線(通称イナイチ)からのネーミング?と推測するも
オーナーシェフがフナイさんなのである


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キムラさんから『ルート271』が『bricolage』近くに
カフェを始めたという楽しい情報を入手しさっそく行ってみた!

その名は 『CONTRAIL(コントレール)』
“飛行機雲” とは なんとも旅愁にあふれたネーミング!

なんでもキムラさんいわく フナイさんがTRACEファンみたいで
阿武野の1号店前にも TRACEを真似てべスパ置いたり
跡を追うように出店してることも公言してるらしい

オープニングパーティにケータリング出してもらったり
同い年で 結構仲いいですよとのこと
お互いの店のスタッフも客として行き来してるみたい

この日のチョイスは フォカッチャと
季節の野菜とマグロのグリルを合わせたもの&マンゴージュース

パンの可能性を大いに拡げてくれるフレッシュな味で
涙抜きでは食べれない美味しさやったわ…!


東京や 他のどの街でもない ここ高槻
郊外ならではの 肩の力の抜けた
自由な風通しの良さが かんなり心地良い

道が重なり交差点に
やがて 行き交う人が重なり 街が新たな呼吸を始める

行政に頼らない オルタナティブな街づくりの萌芽がここに
今日も 楽しくおだやかに力強く 季節は巡りゆく

日曜が定休日やから注意してな♪

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このタイミングで『熊谷守一展』に行けたことは
自分にとって本当に大きかった

心体で取り込んだ小さな種が これからどう育っていくのか
どう育てていこうか 自分でも楽しみでしかたがない


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もちろん 子供たちは絵よりも 中庭遊びに大喜び

まぁ 美と快楽を求めて 西へ東へ駆け巡る
ブサイクな背中を感じてもらえたら嬉しいな

いつの日か 友達や 自分の子供たちにも
この楽しみ教えてあげてや~ 


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手入れの行き届いた中庭に 見事な桜ですな!
こんなオープン・エアに ボロくていいからテーブル置いて
コーヒーでも飲めたら最高やのになぁ

公的空間の有効活用は すごい可能性を秘めていると思う
今はソフトのわかるエライさんが少ないだけで
世代交代のすすむ 5年~10年後には確実に変わる
ぼくたちは歴史的にみても そんなダイナミックな瞬間を生きているわけで
考えるだけでも ゾクゾク身震いがしてくる


そういえば こんな企画展もやってたよん

今年って 日本からワシントンへ桜を贈ってから 百周年やねんなぁ すげー!

しかも 贈られた桜の苗木は
東京・荒川堤の穂木を 伊丹市で育てたものやって…!

美を愛でる心 志に集う人の技術
聖火リレーみたく海を渡っていく桜

時空を超えた 美しき壮大なデザイン!
遠藤保仁選手のパスサッカーみたい☆

すごい映像的で音楽的やね
たずさわった無名の人々の表情や 働く姿が立ちのぼり
色んな人の想いが 交響曲のように折り重なっていく
あぁ ロマンティック 止まりませんなぁ
誰か 映画化してくれ~
(ってか すでにあるなら教えてちょ)

『熊谷守一展』とセットやったら無料やったで


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  小企画展 ワシントンの桜寄贈百周年記念 桜をよむ

  今年は日本からアメリカへ桜が寄贈されて百年という記念の年にあたります。
  現在、ワシントンDCのポトマック河畔は世界的な桜の名所として知られていますが、
  この桜の苗木は、東京の荒川堤の桜から穂木を取り、
  植木の産地として高い園芸技術を誇る伊丹市の東野で作られた台木をもとに育てられ、
  明治45年(1912)に寄贈されました。
  この記念の年に、柿衞(かきもり)文庫では、
  代表的な収蔵品である芭蕉や鬼貫などの桜にちなんだ作品をご紹介いたします。


きっと 物語は細部に宿るんだろう
気付かなければそれっきり
一旦気付けば 止め処なくあふれてくる詩情
そんな “ポエジー” こそ 世界を紡いでいくキーワードにちがいない

芭蕉や熊谷さんが伝えてくれるほんの一部は
ぼくなりにハッキリとわかった

「心の解像度を上げること」 「生命のヴァイブレーションを感じること」

織りなしていく 偶然という名の必然
どうして僕はこんなところに

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