戦争体験をお持ちの漫画家さんからのメッセージ、戦争を知るおすすめ漫画の紹介。
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男の子3人の母
子育て・学校サポーター
マザーズコーチ認定マスター講座講師
モンテッソーリ教師
Mama Café認定ファシリテーター兼育成講師
大本一枝です。
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●お知らせ●
日本人が自己肯定感が低い理由を紐解きながら、子どもの自主性を育むためには、絶対に欠かせない「自己肯定感」を高める「存在承認」について学びます。
■8月29日(火)13:30〜15:00@オンライン
詳細・申込は▶︎こちらから
8月は戦争や平和に関する発信が増えます。
X(旧Twitter)でこんなツイートが流れてきました。
手塚治虫には常に「戦争体験は伝えていかなければならない」という気持ちがありました。
— 手塚プロダクション/手塚治虫【公式】 (@TEZUKA_goods) August 9, 2023
手塚治虫の想いを本人の肉声でお届けします。
🎙https://t.co/YjXDc8hQnY#手塚治虫と戦争 pic.twitter.com/PUdXsGf46d
手塚さんのように、自分の戦争体験を次世代に伝えようと発信をされていらっしゃる方は他にもいらっしゃいます。
ゲゲゲの鬼太郎の作者で子どもたちもよく知っていると多いますが、水木しげるさんは兵士として戦地に行かれ、多くの戦友を失い、自身は左腕を失うなど、過酷な戦争体験をされています。
その体験からたくさんの戦争に関する本や漫画を書いていらっしゃいます。
最近この漫画を読みました。
娘さんの原口尚子さんがお父様の戦争体験を話されているラジオ番組が聴けます。
▶︎ちゅーごく!ちゅーもく!ラジオ(8月14日(月) 午後0:00配信終了)
なくなる数年前くらいから、人生でたった2年間しかいなかった戦地の話ばかりされるようになられ、戦地のことを夢に見てうなされることも増えてきたとラジオでおっしゃっていました。
そして、戦争に関する漫画といえば、「はだしのゲン」が有名ですよね。
地元の図書館に置いてあるので、平和学習をすると結構な人数の子が読んだことがあると手を上げてくれます。
最近、こんな特集番組もありました。
たくさんの人に読んでもらうことを優先にして
「セーブして書いて、不本意ながらこの表現になった」
と作者の中沢さんはおっしゃっていますが、それでも怖くて読めないという方も多くいる漫画ですが、被爆の実相を最も伝えてくれる漫画だと思います。
その他にもたくさん戦争を知る漫画はあると思いますが、怖い描写が難しいという人に(もちろんそうじゃない人にも)おすすめなのは、この二作品です。ソフトな描写の中でもしっかりと当時のこと伝えてくれる漫画です。
▶︎『夕凪の街、桜の国』
▶︎『この世界の片隅に』
『この世界の片隅に』は映画にもなったのでご覧になった方も多いと思います。映画もおすすめです。
平和について考えるきっかけとして、戦争について伝えるツールとして、このような漫画は世代を超えて、子どもたちにもアプローチしやすいものだと思います。
特に実際に戦争を体験した漫画家さんが強い思いで書かれた作品は、強いメッセージを持って伝えられるのではないかと思います。
最初に紹介した『手塚治虫と戦争』の初めにある、手塚治虫さんからのメッセージがとても印象に残ったので、一部文字起こしして紹介します。
『戦争体験は伝えていかなければならない』(◀︎をクリックすると音声が聴けます)
(前略)
全て家庭とか学校とかが子供を守ろうとしても国家権力によってそれは失われ、そして子どもは奪いとられた。その戦争の時代を僕はずっとみてきたわけであります。僕は戦争が終わった日に家に避難しておりましたんですが、パッとこの一斉に街の電灯がついて、その電灯の光を見た時、思わず声をあげてバンザイをして、そして涙をこぼしたんです。これは事実であります。本当に嬉しかった。しかしそれが、その感動がおそらく誰もが受けたと思うのですが、それが風化してしまって、また政府がなんかきな臭い方向に向かおうとしている。
子どもたちのために当然大人はそれを阻止しなきゃならないと同時にですね、子どもたちがそれを拒否しなければならないように、我々が育んでやらなければならないと思います。
それは、どういうことでといいますと、それは結局、生きるということの喜びと生きるということの大切さ、これを教えるということではないかと思います。
命の尊さと、人間だけではなく生命あるもの全て救うために、戦争だけは拒絶するという心。
これを小さい時から子供たちに植え付けると。
そのために子どもの文化はなければならない。
決して反戦だとか平和だとか、なんかお題目のように並べているだけでは子どもはついてこないと思うんです。率先して命の大切さから教え込むということが大事ではないかと思うんです。
この内容が本当に心に刺さりました。
子どもたちのために、当然大人は戦争を阻止すると同時に、
子どもたちが戦争を拒否しなければならないように、
我々が育んでやらなければならない。
それは、率先して命の大切さから教え込む、
生きるということの喜びと生きるということの大切さ、
これを教えるということ。
決して反戦だとか平和だとか、なんかお題目のように並べているだけでは
子どもはついてこない。
私がモンテッソーリ教育を学んだ時に聞いた、その目標である「平和を生きる人を育てる」という言葉を思い出しました。
大人が戦争の恐ろしさや平和の尊さを教えることも大事ですが、子ども自身が平和を生きる喜びを感じて、それを大切にしたいという心を育むための大人の関わり。
それが何よりも大事だと改めて思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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