今日も子育て、子育てに関わるお仕事お疲れ様です
男の子3人の母
子育て・学校サポーター
マザーズコーチ認定マスター講座講師
モンテッソーリ教師
Mama Café認定ファシリテーター兼育成講師
大本一枝です。
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昨日より、
シティズンシップ教育「ピースフルスクールプログラム」ファシリテーター養成講座
を受講しています。
講座の内容はこんな感じ。
民主的な社会とは、多様な人々が安心して幸せに共生することができる社会です。
多様性が伸び伸びとありのままに存在することを目指すとき、コンフリクト(対立)は避けられません。
世界一子どもが幸せな国 オランダで開発されたシティズンシップ教育「ピースフルスクール」プログラムとは、非認知能力や主体性を育みことを目的とした、安心して自分の意見が言え、他の人の意見も聞くことができ、対立しても対話によって解決策を一緒に探せるようになるためのプログラムです。
1990年代にオランダで学校やクラスの雰囲気や風土を改善するために開発されました。
現在、オランダ全土の約1,000校(約15%)に導入されています。
主体性を伸ばし、 共生社会を実現するために必要な理念と理論を学ぶことができます。
1990年代にオランダでもいじめや問題行動が増加したことがあり、対処療法ではない根源的なアプローチを通じて国全体としてこの問題を解決し、学校風土や教室の雰囲気を改善することを目標にして開発されたプログラムなのだそうです。
保護者やPTAやボランティアとして学校に関わってきて、増加しているいじめや不登校問題については、「学校風土や教室の雰囲気の改善」が本当に大事だと感じています。
多様性があれば、意見の対立は避けられません。その中でどうやってコミュニケーションをとって良い関係性を築き、一緒に解決策を考えていくのか。
大人も子どももその方法を学ぶ必要があると思っています。
講師の熊平美香先生はこちらの団体を立ち上げられて、普及活動をされています。
シチズンシップ教育については前から気になっていたのですが、以前ブログで紹介した、最近読んだ本の中に詳しく紹介されていてすごく関心を持っていました。
そんな中、この講座の情報が流れてきて速攻で申し込みました
東京で開催されたので東京近郊の先生方が多いのかなと思っていたら、飛行機や新幹線を使って、全国から学びに来られていました。
たくさんたくさん学びがあって全部紹介したいくらいなのですが、夏休み中、お子さんとの会話が増えると思うので、
対立しても解決策を一緒に探せる「対話」
とはどういうものかについて紹介したいと思います。
(資料の一部を講師の方の許可をいただいて掲載しています)
「対話」は以下のように定義されています。
対話するには、ただ自分の意見を言ったり、相手の意見を聞くだけでなく、
「なぜそう思うのか」と、その意見の”背景”
を考えることが必要です。
意見の”背景”を探る、自己内省と他者への共感がないと、ただ自分の意見を相手に伝える説得だけになってしまい、「対話」になりません。
意見の”背景”を探る、自己内省と他者への共感をするためには、
自分自身の感情のコントロール
評価判断を保留する
ことが必要だということです。
感情的だと相手の意見の”背景”を慮る余裕がないですし、
評価判断をしてしまうと、自己内省も起こらず、他者への共感もなく、自分の考えが自分の価値観内だけにとどまってしまい
「他の考え方もあるかもしれないな」といった
別のものの見方を得られる対話による学び、
意見が対立しても解決策を一緒に探す対話の意味、
がなくなってしまいます。
よく自分も子育て講座で受講者さんに
「子どもの話の内容に焦点を合わせて聴くのではなく、話している子どもの気持ちに焦点を合わせて聴く」
ということを伝えていますが、それも子どもの発言の背景=感情に共感するということだったのだなと思いました。
これらのポイントを考える対話のグループワークを行いましたが、
「なぜそう思うのか」
を対話の中で発言したり、聴き取ることで、自分の意見や考えに変化が起きたりすることを経験しました。
また、対立するどちらかの意見に決まったとしても、意見の背景をお互いにしっかり理解していることで、採用しなかった意見を言っていた人の考えを汲み取り、配慮しながら協力して物事を進めることもできます。
多様性のある社会の中で皆が幸せに生きるために、「対話」が本当に大切だと実感しました。
講師の先生は、
一人でも対話の破壊者がいると、対話の場が壊れてしまう
ので、みんなが「対話の基礎力」をあげていくことが鍵である
ともおっしゃっていました。
また、
「人は対話することからしか学べない」
とおっしゃっていたのもとても印象に残りました。
個人的には、今学んでいる選択理論心理学の「人間関係を築く7つの習慣」の「違いを交渉する」というのがまさに「対話」だなと思いました。
色々学んでいると、大事なことはやはり同じだなと今回も実感しましたし、こういった考え方や学びが、子どもが初めて経験する多様な社会である学校で、もっと広まって継続してほしいと心から思います。
家庭も小さな社会。親と子の価値観も違います。
こういった対話の経験、積み重ねが家庭でもできれば、お子さんの対話力もどんどん上がっていくと思うので、ぜひ、ご紹介したポイントを意識してお子さんと「対話」してみてください
毎日暑い日が続きますが、どうぞご自愛ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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