ジャニー喜多川氏の性加害問題。ジャニー氏の個人的な問題だけではなく、子どもたちが性被害の危険にさらされている日本社会の現状がわかる動画や記事の紹介。
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男の子3人の母
子育て・学校サポーター
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大本一枝です。
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最近、報道されるようになった、ジャニー喜多川氏の性加害問題。
「中田敦彦のYouTube大学」で中田敦彦さんが、ジャニー氏の個人的な問題だけではなく、日本の社会的な問題として取り上げ、詳しい解説をしてくださっていました。
前半は今回の報道がなされた経緯や、性被害を受けた方からの告発の歴史について解説されています。
後半、41:46 からは、日本の法律と性犯罪について解説されています。
ぜひこの部分だけでもみていただきたいですが、かいつまんで紹介するとこんな内容です。
- 2017年以前は、明治40年に成立した強姦罪しか適用する罪がなく、しかも成立要件が女性のみ対象だったため、性被害にあった少年たちは強姦罪の対象にならない。
- 2017年に成立した強制性交等罪では、暴行や脅迫があったと証明しないと成立しない。(欧米では「明確な同意」がなければ、暴行や脅迫がなくても罪に問える。)
- 性行為の同意年齢が日本では13歳。13歳になったら、暴行や脅迫がなければ性交に及んでも本人の意思であるとみなされる。(アメリカは16〜18歳以上。日本は先進国で最も低い年齢。)
- それにもかかわらず、日本では、中学生の間は、妊娠に関する過程と避妊については学校では学ばないことになっている。ユネスコの国際セクシュアリティガイダンスでは9〜12歳で学ぶことが望ましいとされている。(▶︎国際セクシュアリティガイダンスの内容を紹介した記事へのリンク)
動画の最後に中田さんは、
「日本は果たして民主的な先進国なのか。。。私も日本人としてどう説明していいかわかりません。」
と顔を歪めてため息をついていらっしゃったのが印象的でした。
このお話を聞くと、中学生年代の男子が長年、法的に何も守られてない状況だったのだと驚愕しました。
過去の問題ではなく、今も、子どもたちの人権が守られず、性犯罪の危険性に晒されていることもよくわかります。
中田敦彦さんが一つ一つ言葉を選びながら、慎重に丁寧に話されていたのが、いつものテンションの高い動画と全く違っていて、それだけテーマの深刻さが伝わります。
芸能界にいてこのテーマを扱うことにとても勇気がいったと思います。
ぜひお時間のある時に後半だけでも見てみてください。
現在、強制性交等罪の内容は見直しが進められており、”強制性交等罪”を”不同意性交等罪”に変更する改正案の国会での審議中、性教育の活動をされているタレントのshellyさんが国会に招かれて発言されている様子のニュース動画がありましたので紹介します。
(この動画内で、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトさんと橋田康さんが立憲民主党のヒアリングに招かれ、発言されている様子も紹介されています)
「今の性犯罪に対する法律は、あまりにも甘すぎます。そもそも性犯罪と認められるのにハードルが高すぎます」
と、 「性的同意」の重要性を訴えられています。
また、最近ではSNSなども通じて、現在は13歳である、性交同意年齢の引き上げについて「無条件で中学生は守るべき!」と訴えられています。
避妊や性的同意について義務教育で教えないのに、性的同意年齢が13歳なんてありえないですよね
昨年度、息子の中学では保護者(PTA)が協力し、先生と綿密に打ち合わせした上で、性教育の講師の方をお呼びして、性的同意や避妊についての授業をやっていただきました。
その授業の様子をPTAホームページに載せていますのでよかったらご覧ください。
▶︎中3向け授業「 中学卒業までに知っておきたい性のこと」レポート
日本の性暴力の現状について、さまざまな点から海外より遅れているということを、以前受けた市の主催の人権教育講演会の内容から紹介しました。
このような現状や、国際基準からみても性教育が遅れていることを考えると、本当に日本の子どもたちは性被害の危険にさらされていると感じます。
こういった現状を保護者もよく知っておかないと、子どもたちは守れないと思います。
それを問題視している方が、SNSや動画を発信したり、署名活動をしたり、政府に働きかけたり、さまざまな活動をしてくださっています。
私たちも学び、動かないとと、強く思いました。
●6/1追記●
ジャニーズ事務所に所属していた橋田康、カウアン・オカモト、二本樹顕理、志賀泰伸さんが発起人となり、これ以上、経済的または社会的地位に基づく影響力のある、第三者による虐待や、性虐待の被害者を出さないために、「児童虐待防止法」の改正を求めて署名を集めていらっしゃいます。
中田敦彦さんの動画をSNSでシェアしたところ、イギリス在住の知人がコメントをしてくれました。
「この13歳と言う年齢は、ナイジェリア(11才)、フィリピンとアンゴラ(12才)に続いての低さなんですよね。。。長女が学校(ロンドン)の授業で性教育や性犯罪の話の中で習ったと教えてくれました。年齢の引き上げが進むと良いですね。また、性犯罪の刑罰が軽すぎるのも日本の特徴かと思います。
明治時代から法が見直させていないのですから、本当に長い間ですよね。
低過ぎると思います。しかもきちんと性教育が行われていない中での13才ですから。。。
次女は今学期から思春期や体の変化も含めての性教育が始まります。その前に保護者への説明会をしてくれる事も有難いです。」
ご興味があれば、海外の性教育の様子をシェアしますよと言ってくださったので、6月16日(金)21:00から、オンラインでお話を聞かせていただくことにしました。
参加希望の方は▼こちら のイベントページの参加ボタンを押していただくか、メッセンジャーでお知らせください。
シェアも大歓迎です。
子どもたちを性被害から守るため。
一緒に情報をアップデートしていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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