児童期には「有能感」を育てる:エリクソンのライフサイクルモデル〜マザーズコーチ2級講座より | 幸せな親子関係・主体性をはぐくむ ピースサインのあるこそだて

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マザーズコーチ認定マスター講座講師

モンテッソーリ教師

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おおもとかずえです。

 

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今日は金曜日に引き続き、マザーズコーチ養成2級講座第3回B日程を行いました。

 

この回のテーマは保護者が子育てを時間軸で広く捉えて長期的な視点で将来の子供の姿や子育ての目的を考えるという内容です。

 

その中で、『エリクソンのライフサイクルモデル』を紹介しました。

これは、エリクソンという精神分析家が、

「人間がどのような心の発達の道筋をたどると、幸福な人生が送れるのか」

ということを研究し、8つの発達段階に分けて、それぞれの時期に乗り越えなければならない心の発達課題を明確にしたものです。

「アイデンティティ」という言葉を聞いたことがあると思いますが、その言葉を考えたのがこのエリクソンです。

 

本日の受講者の方の感想をご紹介します。

  • 幼児後期の課題である、目的を持って積極的に行動をおこせる心を育てるために、本人がやりたいことをどんどんやらせようと思いました。
  • 児童期の有能感を育てるために学校以外のコミュニティを見つけようと思いました。
  • 思春期の娘は児童期の課題の「有能感」が十分育ってないと感じるので、そこを育てつつ、思春期のテーマである「自分のものさし」を持てるようにサポートしていきたいと思いました。
  • 親と子は別々の人間だということを再認識しました。親はついつい支配的に接してしまうので、そこを気をつけないととあらためて思います。
  • 自分もアイデンティティをちゃんと確立できていないなぁと思いました。

 

このエリクソンのライフサイクルモデルを知ると、お子さんのそれぞれの時期に必要な心の発達課題を知ることで、その時期にあった良い関わりができるのですが、親自身の人生の振り返りにもなり、自分人生の中でのつまずきや生きづらさの原因が見えてきたりして、自己理解の助けにもなります。

私自身、思春期のアイデンティティの確立があまりうまくいってなかったなぁと気づくことができましたあせる

 

1つ紹介すると、感想にも出てきたように、

5〜12才の「児童期」の課題は『勤勉性』で、『有能感』を育てる時期です。

 

「やればできる」という体験をして、勤勉に努力することを覚える時期で、その課題をクリアすることによって、「自分はできる」という有能感が育ちます。

 

成績やスポーツなどの具体的に数値化される中で工夫や努力をして、自分の望むことを達成する原動力が「勤勉性」です。ただ、反対に他の人よりできない、スポーツで負けるなどの「傷つき体験」をする時期でもあります。これが「劣等感」をうみます。

「劣等感」がまさると、「自分は何をやってもダメなんだ」「頑張っても意味がない」という気持ちが大きくなり自己評価、有能感が低い子どもになってしまいます。

この時期は劣等感を感じつつも、勤勉性の方が勝るような工夫、サポートが必要です。

 

この時期の子供のことで、自分自身も一時期、対応に困ったことで、他の親御さんからも相談を受けた内容がありました。

男の子は結構この時期、親から見ると「根拠のない自信」を持っていることがあります。親から見ると「そんなにすごくないよ?」と思うことでも自慢したり、すごいでしょと言ってきたりします。

それを聞くと、「このまま図に乗らせてしまっていいものか」「現実を知らしめた方がいいのではないか」と心配になったりします。

当時は、鼻をへし折るようなことはせずに「すごいねぇ爆  笑」と言っていましたが、この「有能感を育てる時期」だということを知って、対応がまちがってなかったとホッとしましたあせる

 

思春期に入ると、自分のことを客観的に見れるようになり、「自分は思った通りの人間ではない」ということに気づくようになります。

その1つの現れとして将来なりたいものが現実的な職業になります。確かに小学校の卒業式では「サッカー選手になりたい」「野球選手になりたい」という子はたくさんいますが、中学に入ると本気でそれ相応の努力している子だけになります。

 

それを考えると、児童期には「有能感」をしっかり育てておく必要があるなぁと思います。

そのためには、

 

「できないこと」や「結果」を指摘するだけでなく、「できたら褒める」「努力を認める」声かけをしていく

 

ことがとても大切です。

 

もう1つ気をつけないといけないのが、児童期は学校での生活が中心になるので、「勉強」に視点が集中しがちになることです。

「勉強」にも当然得意不得意がありますから、勉強だけの視点だと、生活の中で劣等感を強く感じてしまう危険性があります。

親が「勉強」の視点だけで子供に接することがないよう、例えば家庭でのお手伝いや弟妹との接し方、地域活動、習い事などなど、

 

勉強以外の視点で認める他の子と比較しないで、その子自身の成長や努力を認める

 

ことで、有能感を育てられるように工夫して欲しいと思います照れ

 

マザーズコーチ養成2級講座(全4回)は希望者があれば随時開講しています。

「エリクソンのライフサイクルモデル」にご興味のある方は、マザーズコーチ2級講座第3回で詳しくやりますので、ご希望があればお問い合わせくださいねウインク

マザーズコーチ養成講座について詳しくはこちら♪

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▶︎お問い合わせ、リクエスト、子育てに関する質問などお気軽にこちらまで。

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございましたビックリマーク

 

 

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