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マザーズコーチ認定マスター講座講師
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おおもとかずえです。
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今日も子育て、子育てに関わるお仕事お疲れ様です
昨日は、否定的な接し方をすると、子どもが本来持っている正しい育ちの方向 "正常化" への道を歩めず、逸脱発育してしまうということを書きました。
「否定的な接し方」というのは子どもを受け入れず、拒絶する接し方をいうのですが、大きく分けると次の２つになります。
①は誰が見てもわかる否定的な接し方ですが、②は保護者が子どもを心配しすぎるがゆえに陥りやすい接し方で、珍しいものではありません。
しかし、これらの否定的な接し方は子供を不安にさせ、自分に対する自信をいつまでも持つことができず、心身の発達を逸脱させてしまいます。
逸脱発育は大人の接し方により２つタイプに分かれます。
逸脱発育は「子どもが困っている姿」であり、大人の援助が必要です。
「自由」と「放任」の線引きが難しいという声もよく聞きますが、子どもの成長を阻害するものは自由ではなく放任です。
自由の中でも、成長を阻害するものに対しては、放置せず、大人が判断基準をしっかり持って、子供にはっきりと簡潔に示すことが大切です。（例えば、危険な行為は毅然とした態度で止めるなど）
また、子供は善・悪の判断を持って生まれてこないことや、一貫性のある環境の中の方が過ごしやすいことから、大人は一貫性のある確固たる枠組み（ルール）を知らせることが大切になります。
管理や過保護、放任などの「否定的な接し方」により逸脱発育へと子どもを導いてしまわないように、大人はこれらを意識しておく必要があります。
こういうことを”知って”おくだけでも否定的な接し方のブレーキになりますから、まずは知識として頭に入れておくだけでもいいと思います。
次回は正常化へと導く「肯定的な接し方」について詳しく書きたいと思います。
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