今日、漫画家のさくらももこさんが乳がんでお亡くなりになられたことがブログで報告されました。
さくらさんは同世代で、まだ53才ということで、本当に残念でなりません。ご冥福をお祈り申し上げます。
実は、私も妹を39才で乳がんで亡くしています。
妹は31才で自分で違和感を感じて検査に行き、乳がんと診断されました。手術をへて治療を行っていましたが、1年後に骨への転移がわかり、7年間の闘病の末、なくなりました。
日本における乳がんの罹患者は、国立がん研究センターの統計では2002年には30人に1人の割合でしたが、現在では11に1人になり、女性がかかるがんの第1位になっています。
厚生労働省の調査によると、乳がんでなくなる女性の割合は1950年代10万人あたりに3.3人でしたが、上昇を続け、2011年には19.7人と過去最高を記録しましたが、2012年、19.4人となりました。マンモグラフィー検診の普及や新薬の登場などの効果だと考えられていますが、欧米の乳がんの検診率は70%以上ですが、日本ではいまだに約35%に留まっています。
乳がんは早期発見、早期治療が大切だということはよく耳にされると思います。何より早期治療は生存率を格段にあげます。
お母さんが病気になると、自分だけでなく、お子さんの生活にも大きな影響が出ます。
ぜひ、検診を積極的に受けに行って欲しいと思います。
私の母は、妹がなくなってから、その遺志をついで、認定NPO法人J.POSH日本乳がんピンクリボン運動の個人サポーターとして啓蒙活動を行っています。
また、地元のがん患者さん・家族・支援者の集いの場にも参加しています。その活動の様子や日々のことをブログに綴っていますので、よかったらのぞいてみてください。
お子さんの健やかな成長はママの元気なくしてはありません。ぜひ定期検診に足を運んでくださいね。
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