「好き」の気持ちを大切に。 | 幸せな親子関係・主体性をはぐくむ ピースサインのあるこそだて

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こんばんは。

台風20号が近づいていますね。

先日の西日本豪雨では実家の広島の近くではたくさんの被害が出ました。お子さんがいらっしゃるご家庭は、避難も大変だと思います。大きな被害になりませんようにお祈りしています。

 

今日は「好きなこと」について書いてみたいと思います。

昨日のブログに書いたように私は「いい子であること」に神経を使っていたので、好きなことを純粋に楽しむということには少し欠けた日々をすごしてきたように思います。

さらに、子どもが生まれてからは、小さいうちは時間に追われて余裕がなく、自分の好きなものに触れて過ごすということはほとんどなかったように思います。

 

ですが、今は大好きなサッカー選手ができ、サッカー観戦や選手を応援することが生きがいになって、とても楽しい毎日を送っています。

 

息子が地域のサッカーチームに入り、自分も少し勉強しないとなぁと、W杯を見たことがきっかけで、どんどんのめり込んでいきました。今では高校生になった息子と試合結果や、選手の移籍情報など、情報交換しながら日々の会話を楽しんでいます。

 

今思えば、もともとスポーツ観戦は好きで、日曜日は父親と一緒にTVのスポーツ中継(ゴルフや野球、バレーボール)をよくみていました。好きなものは小さい頃からあまり変わらないんだなと思います。

 

好きなものを心から楽しむことを忘れていた自分が、子どもの活動をきっかけに世界が広がり、人生の楽しみを得ることができました。

 

 

好きなものについて話す子供達の姿は、本当にキラキラしていて、こちらも真剣に聞いてあげると、本当に嬉しそうです。

自分の実感としては、ほめられる時よりも嬉しそうで、

「お母さんが自分の好きなものに興味を持って聞いてくれた」

ということが、

 

自分の「好き」を受け入れてくれた

=自分を受け入れてくれた

 

と感じるのだと思います。

 

子どもが興味を持つものの中には、大人から見て、つまらないとか、馬鹿馬鹿しいとか、何が面白いのかわからないというものもたくさんあります。

その気持ちが表にあらわれて、いわゆる”ノリの悪い”態度で聞くと、子どもはあからさまにがっかりしますし、それが何度も続くと、もう話したくないという気持ちになります。

 

自分があまり興味がない、何が面白いのかわからないようなことでも、

 

「へーそうなんだ」

「〇〇ちゃんは、それが大好きなんだね」

「それって、どこが面白いの」

「お母さん、よくわからないんだけど、それはどういうことなの?もっと詳しく教えて」

 

という反応をすると、子どもの目はパッと輝きます。

好きなことはたくさん話して聞いて欲しいので、人に伝えるコミュニケーションの訓練にもなります。

 

興味がない内容を根気よく聞くというのはなかなか大変ですが、子どもさんの生き生きした反応を楽しんで、じっくり聞いてあげてください。

 

思春期になると、特に男の子は会話をすること自体が難しい時期もありますが(私もありましたショボーン)、小さい頃、じっくり話を聞いていれば、

 

「自分が好きなことを受け入れてくれる親」

「自分のことをわかってくれる親」

 

として良好なコミュニケーションが取れる関係を築けると思います。

 

そして何よりも、自分自身の「好き」を大切にすることが、自分を元気づけてくれると思うので、

 

お子さんの「好き」も、自分自身の「好き」も大切に

 

日々過ごすことができるといいなと思います。