今回は珈琲タイムとして、

私の心に残る映画の話を少ししようかなと思います。

皆さんもくつろいで読んでくださいね(笑)




中学生の時に自分の部屋にあった

小さ〜い画面の白黒テレビで、たまたま観たんだけど

一瞬で虜になってしまった映画の話です。

何年経っても私のベストワンと言っても良いくらい

何回見ても飽きない映画です。




1971年に公開されたイギリスの青春映画で、

初恋や友情の純粋さを描いた心温まる作品です。

物語は、イギリスのロンドンを舞台に、

12歳の少年と少女が織りなす初恋を中心に

大人社会との対立や子どもたちの自由への憧れが

物語に深みを与えている作品です。




その作品は、ご存知の方もいらっしゃると思いますが

『小さな恋のメロディー』です。




物語は、勉強にそれほど関心を持たない少年ダニエルが、クラスメートのメロディに恋をするところから始まります。彼は初めて恋を知り、その気持ちを隠すことなく素直に行動します。親友のトムと遊び回る日々から、メロディに夢中になっていくダニエルは、純粋な愛情を持って彼女に接近します。やがて2人は「結婚」を夢見るようになり、子どもながらに大人のような未来を語り合います。しかし、彼らの幼い夢は、大人たちや学校の制度に反発され、現実の厳しさに直面します。それでもダニエルとメロディは自分たちの意思を貫こうとし、最後には大胆な決断を下すのです。




この映画の見どころは、まずダニエルとメロディの初恋の純粋さです。現代の複雑な恋愛事情とは違い、子どもらしいまっすぐな感情が描かれており、観客に懐かしさや温かさを感じさせます。特に、ダニエルがメロディに「好きだ」という気持ちを一切隠さず、誠実に向き合う姿勢は印象的です。また、彼の親友トムとの友情も、映画に欠かせない要素です。トムは最初、ダニエルが恋に夢中になって友情を疎かにしていることに不満を持ちますが、最終的には2人を支援し、友情と恋愛の両方がバランスよく描かれています。


さらに、子どもたちが「大人社会」に対して抱く反抗心や自由への憧れも重要なテーマです。学校や親といった大人たちが定める「ルール」に縛られず、自分たちの世界観を大切にする子どもたちの姿は、観客に深い共感を呼び起こします。特に、ラストシーンでは、大人の制約にとらわれない自由な選択をする2人の姿が、子どもの頃の無邪気な冒険心や夢を思い起こさせてくれます。




あと、この映画をさらに特別なものにしているのは、ビージーズの音楽です。映画全編にわたって彼らの楽曲が使用されており「First of May」や「To Love Somebody」などの名曲が、主人公たちの感情を一層引き立てています。音楽は、彼らの淡い恋心や成長過程に寄り添い、物語の感情的なクライマックスを美しく彩ります。ビージーズのハーモニーは、無垢で儚い子どもたちの世界観にぴったりで、映画のテーマである「純粋な愛」を象徴する役割を果たしています。音楽と映像がシンクロし、観客の心に深い余韻を残す点は、この映画の大きな魅力と言ってもいいでしょう。この映画のサントラ盤のレコードも今も大切にしまってあります。




そして、ふたりの健気さは、観る者の心を打ちます。

彼らは子どもでありながら、


真剣に恋をし、


将来を考え、


結婚を夢見ます。


その姿は、大人の目には幼稚に映るかもしれませんが、彼らにとっては真剣そのものです。大人たちが理解しない中でも、2人はお互いを信じ、支え合いながら自分たちの「愛」を貫こうとします。彼らのまっすぐな行動や感情は、純粋さと勇気の象徴であり、その幼さこそが彼らの魅力です。




そんな『小さな恋のメロディー』は、子どもたちの純粋で健気な恋と友情、そして自由への憧れを美しく描いた作品です。音楽の力と相まって、そのシンプルな物語は時代を超えて共感を呼び起こし、多くの人々の心に残る名作となっています。少なからず歳を重ねた私には、とても眩しいくらいです。



映画の素晴らしさだけではなく、

ひとりの女性にときめいたからかもしれません



トレイシー・ハイド様〜〜〜



私のアイドルですね(笑)




こんな映画ですが、まだ観たことの無い人は

是非一度ご覧になってください。

感想などお聞かせいただけたら嬉しいです。



ではまたの機会にお話できればと思います。




✅次回の投稿は前回の続きを予定してます。

『今の推しアイドルは?』


🎤009