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7月20日は湖西線開業の日
琵琶湖の西岸を駆け抜ける、夢とロマンの鉄道路線
7月20日は、JR湖西線が開業した記念の日です。
湖西線は昭和49年(1974年)7月20日、山科駅から近江塩津駅まで開業しました。琵琶湖の西側を南北に結び、京阪神と北陸を結ぶ重要なルートとして誕生した路線です。
それまで湖西地域には江若鉄道が走っていましたが、北陸方面への輸送力強化や地域交通の改善を目的に、新しい高規格路線として湖西線が建設されました。踏切がほとんどなく、高速走行を前提に造られた線路は、当時の国鉄の技術力を感じさせるものだったそう。
開業した時代は、まだ国鉄時代。新しい線路、新しい駅、新しい車両……沿線の皆さんにとっては「未来が来た!」という感じやったんでしょうね。鉄道ファンから見ても、まさにワクワクする路線の誕生でした。
琵琶湖と比叡山を眺める絶景路線
湖西線の魅力は、何と言っても車窓風景です。
東側には日本最大の湖・琵琶湖、西側には比叡山から続く山々。列車に乗れば、都会の京都からわずかな時間で自然豊かな景色へ飛び込めます。
特に近江舞子から北の区間は、湖と山に挟まれた美しい区間。晴れた日に乗ると「これ、本当に大阪や京都からすぐ来られる場所?」と思うほどの景色です。
ぺぺも湖西線には何度も撮影に出掛けました。
おごと温泉駅、小野駅、和邇駅、そしてマキノ……。
湖西線はどこで撮っても絵になる場所が多く、列車を待っている時間まで楽しいんですよね。
特に琵琶湖を背景に走る列車を見ると、「鉄道写真ってやっぱり風景との組み合わせやなぁ」と改めて感じます。
ただし夏場の撮影は注意です(笑)
湖西線の風景に夢中になっていると、気が付けば太陽が真上。カメラより先に撮影者が熱暴走するという……。人間にも冷却ファンが欲しい季節です(笑)
トワイライトエクスプレス、雷鳥……名列車が走った舞台
湖西線と言えば、数多くの名列車が走ったことでも有名です。
かつては大阪と札幌を結んだ寝台特急「トワイライトエクスプレス」が、この路線を颯爽と駆け抜けました。湖西線の高速性を活かし、北陸方面へ向かう豪華寝台列車の姿は、多くの鉄道ファンを魅了しました。
緑色の車体に黄色い帯をまとった姿が、琵琶湖沿いを走る光景……。
あれはもう鉄道写真好きにはたまらない一瞬でした。
ぺぺもおごと温泉駅などでトワイライトエクスプレスを撮影しましたが、通過前の緊張感は今でも覚えています。
遠くから聞こえる機関車の音。
そして姿を現すEF81牽引の編成。
「来た!」
と思った瞬間は、シャッターを押す指にも力が入ります。
あとで写真を見ると、なぜか撮影者本人の心拍数まで写っているような気がします(笑)
また、国鉄時代から活躍した特急「雷鳥」も湖西線を代表する列車でした。
485系のボンネット車や国鉄色編成が湖西線を走る姿は、今では貴重な思い出です。
雪景色の中を走る雷鳥、青空の下で琵琶湖を横目に走る雷鳥……。
どの場面も湖西線らしい美しさがありました。
現在も進化を続ける湖西線
現在の湖西線では、新快速や特急「サンダーバード」、貨物列車などが走り、京阪神と北陸を結ぶ重要な役割を担っています。
車両は時代とともに変わりましたが、琵琶湖を望みながら走る魅力は今も変わりません。
昔は485系、EF81、トワイライトエクスプレス。
今は223系・225系、新しい特急車両。
時代が変わっても、湖西線を走る列車には独特の風格があります。
ぺぺにとっての湖西線
ぺぺにとって湖西線は、単なる移動路線ではありません。
おごと温泉駅で待った列車、小野や和邇で狙った一瞬、マキノの美しい風景の中で撮った列車たち。
西大津で撮影した「パノラマライナーサザンクロス」
写真を見ると、その時の風の匂いや待っている時間まで思い出します。
鉄道写真って不思議ですよね。
ただ列車を写しているだけなのに、その日の天気、音、会話まで全部よみがえる。
湖西線は、そんな思い出をいっぱい作ってくれた特別な路線です。
開業から半世紀を超えた今も、琵琶湖の横を走る列車を見ると「やっぱり湖西線ええなぁ」と思います。
おごと温泉駅
これからも新しい列車、新しい思い出を乗せながら走り続けてほしいですね。
……ちなみに撮影帰り、湖西線で満足して帰るはずが、家に着いて写真チェックして「もう一回撮りに行きたい!」となるのが鉄ちゃんあるあるです(笑)
鉄道ファンの旅は、だいたい終点がありません(笑)





