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これで最後!小倉総合車両センター「415系鋼製車」見学会
懐かしの鋼鉄ボディに会える最後の機会
今日は小倉総合車両センターにて、事前申込制イベント「これで最後!小倉総合車両センター『415系鋼製車』見学会」が開催されます。
内容はまさに415系ファンにはたまらないものです。
見学対象となるのは、415系鋼製車のFk-515編成。普段なかなか見ることのできない車両基地の中で、屋外展示された姿をじっくり眺めることができます。
さらに一部車内や運転台見学、方向幕回し、入換作業の見学まで実施されます。
方向幕回し……これだけでも鉄道ファンの心をくすぐりますね。
「次はどの行先が出るんや?」とワクワクする時間、昔の列車写真を撮っていた頃を思い出す方も多いのではないでしょうか(笑)
半日・終日、どちらも濃厚な内容
プランは2種類。
半日プランは9時30分から12時まで。
終日プランは午前に加えて13時30分から16時30分まで楽しめます。
終日プランでは、さらに車内・運転台・床下見学、方向幕回し、そして部品取り外し体験まで用意されています。
もはや「見るだけ」ではなく、「415系を五感で味わう」イベントですね。
募集人数は各プラン30人。小学生以上が対象で、中学生以下は保護者同伴となります。
参加費は大人・子ども同額で、半日プランが20,000円、終日プランが41,500円。
決して安い金額ではありませんが、長年走り続けてきた車両を間近で見られる最後の機会と思えば、価値のある時間になり、早々に完売になったのでしょうねぇ。
2001年、小倉駅で出会った415系
わたくしぺぺにとって415系は、九州の鉄道撮影を思い出す大切な車両です。
2001年、筑豊本線へ50系客車を撮影に行った時のこと。
当時、50系客車撮影後、宿を探しに小倉へ向かったのですが、その時に駅で出会ったのが415系でした。
ホームに停まる鋼製ボディの415系。
白い車体に青いラインをまとった姿は、派手さこそありませんでしたが、「これぞ国鉄型電車!」という存在感がありました。
重厚な車体、少し角張ったデザイン、ドアが開閉する時の音……。
今のスマートな電車にはない、機械らしさがそこにはありました。
当時は「415系なんていつでも撮れるやろ」と思っていましたが、時代が進むと当たり前だった車両ほど貴重な存在になっていきます。
鉄道写真あるあるですね。
「また今度撮ればええわ」
……この言葉ほど危険なものはありません(笑)
気が付けば、その「いつでも会える車両」が引退間近になっているんですから。
九州の通勤・近郊輸送を支えた名車
415系鋼製車は、国鉄時代に誕生し、交流電化区間と直流電化区間の両方に対応できる近郊形電車として全国で活躍しました。
JR九州では長年にわたり鹿児島本線や日豊本線などで活躍し、多くの通勤通学客、そして旅人を運んできました。
特急列車のような華やかさはありません。
しかし、毎日の生活を支え続けた車両には、派手なスター車両とは違う「働き者の美しさ」があります。
最後に会えるチャンスを大切に
今回の見学会は「これで最後!」というタイトル通り、415系鋼製車と向き合える貴重な時間になりそうです。
かつて小倉駅で何気なく撮影した415系が、今では多くの人にとって「もう一度会いたい車両」になっています。
鉄道車両って不思議ですね。
走っている時は日常の風景。
でも引退すると、突然「青春の一部」になるんです。
当時、小倉駅で見た415系を思い出しながら、最後の晴れ舞台では多くのファンに囲まれて、車両もきっと喜んでいることでしょう。

