11日目、エジプトの旅、最終日。
午前10時起床。
「ホテル ヴェニス」
地球の歩き方で「日本人に人気」と紹介されていることもあり、
宿泊者の90%以上は日本人と、館内は日本一色。
小さなテラスで朝食を食べる。
これから旅に向かう者、旅を終えた者の情報交換、あるいは団欒が続き、笑いがたえない。
今回の旅もこれで終わりなんだ・・・
なんだかんだいつのまにか12時になってしまい、
それからリョウ君、ヒミちゃん、そして朝食が一緒だった女性の4人で郊外のピラミッドを見に行くことになる。
僕は19時30分の飛行機に乗らなければならないため、17時30分チェックイン。
空港までは平均的に1時間。渋滞が酷いと1時間半。
というわけで…16時までにはホテルに戻って来なければならない。
街中でタクシーを選ぶ。
乗ってしばらくすると気付く。
奴は・・・目的地の場所を知らない・・・おまけに英語がまったく通じない…
順調なら30分~40分で到着する予定が、1時間40分もかかる。
その間、道を間違えまくるわ、現地の人に聞きまくるわ…
乗車している僕ら4人は呆れ果てて、疲れ果てる。
カイロ郊外、サッカーラピラミッド群。
ギザの3大ピラミッドには感動具合は遠く及ばず。
相変わらずの「砂漠気候」を「砂漠」で体感するものだから、死ぬほど熱く、早く帰りたくなる始末。
最後に写真を撮ろうとした瞬間、最先端1000万画像デジカメ故障・・・。
ちなみに私・・・
・前回カンボジアの旅・・・5日目にカメラコンクリートに落下し故障
・前々回ネパールの旅・・最終日前日に現地の人にカメラを渡すとデータを全消去される。
・5回前ラオスの旅・・・最終日前日にボートで移動中に、カメラの入ったリュックごとメコン河に沈没
と最近の旅はデジカメとの相性、本当に最悪。
まあ今回は最後までカメラがもってよかったが・・・ラオスの旅は本当に悲惨だった。
このときは、ガイドブックでも「死者も毎年出ており乗車には注意を」と記載のある6人乗り超高速ボート(時速100キロ近く出る)で、メコン河を一気に600キロ爆走。
そのラスト30分で、メコン河の浅瀬で石に衝突し、ボートが飛び跳ねた時、
ボートのお尻部分にくくりつけてあった、リュックサックが見事に沈没(くくりつけてくれるのはボート会社の社員)。
奇跡的に?リュックが浮いてきたが、服からパスポートから全てが水浸し。
メコン河なんで泥まみれ…。当然のごとき、写真もカメラもすべてブロークンアウト。
話は脱線したが、そしてカイロに戻る。
おみやげ屋さんの町、ハンハリーリで下車する。
下車して最初に約束したお金を渡すと、ドライバーが「少ない」と犬のように吠えまくる。
どうにもこうにも話し合っても言葉の壁があり、どうしようもない。
奴がいくら求めているのか、なにを勘違いしているのかもわからない。
しかし・・・僕らが払った金額は、まったく相場どおりのお金で決して安いわけでもない。
途中からは僕とドライバーとの怒鳴りあい。
「アホか!そこまでゴネルなら払わんぞ、ボケ~」
「※▲LO3w※・・※■WOsk」
アラビア語対日本語、互いになにを言ってるのか意味不明。
奴の提案で警察沙汰に。
英語のわかる警察官に必死で事情説明。
奴もアラビア語で必死に事情説明。
さあ、ポリスの判断は!?
我々、日本人、アウェーで見事に勝利!!!
判決理由「おまえ、そんなに金を貰ってて、それ以上貰おうなんて、ふざけすぎだろ」
そして、お土産を買い、時間もないので彼らと別れて僕はタクシーに乗り込む。
リョウ君、ヒミちゃん3日間、楽しかった、ありがとう。
最後の最後でまた事件発生。
タクシーに乗ったのはいいが・・・そういえば僕、ガイドブック持ってきていない…。
現地のミニホテル「ベニス」なんて言ったところで全く通じないどころか、そのホテルを知らない。
ホテルのだいたいの住所や最寄の駅でも言えたらいいのだが・・・それもわからん。
ハンハリーリに戻ってもハンハリーリは非常に広く、ガイドブックの持つ彼らと再会できるかも疑問。
とにかく街の中心部付近で降ろしてもらうが・・・ここはどこだ???
なんせ地図ももっていないため、どうしようもない。
とにかく待つ、99%ガイドブックを片手に歩いているはずの日本人を待つ。
15分後の奇跡、今日ホテルで煙草を貰ったガイドブック持参の日本人現れる。
しかし・・・彼も迷っている・・・(汗)
地図片手に「帰れない」と迷っている(大汗)
ここは…僕の特技、「地図見」
これだけは12年の旅行歴で培われた。
歩きながら「通り名」の表示を探し、コンパスで「北」の方向を把握し、5分後、現在地遂に把握!!!
遠くないぞ、15分も歩けばたどり着く。
宿に戻ると17時前。
やばいぞ、ハーリアップ。
預けていた荷物を受け取り、駆け足で階段を駆け下りて、街に戻る。
「エアポート、OK?」
捕まえたい時はなかなかつかまらないタクシー。
4台目でようやくOK。
しかし・・・奴も「アラビアンオンリー」。英語話せず。
しばらくして気付く。
奴は「エアポート」という英単語を理解していない。
信号待ちをしている時、ウインドウ越しに通行人に英語で話しかける。
通じたひとりに、通訳をしてもらい、奴に説明してもらう。
通行人は言う。
「大丈夫、空港に行ける。ドライバーは理解した」
ドライバーは一体、どこに僕を連れて行くつもりだったんだ・・・。
本当にタクシーが空港に向かっているのか、心配になりながらも途中の道路標識を見ながら、
ドライバーに「ここで曲がれ」とジェスチャーで指示してなんとかたどり着く。
1時間前・・・無事にチェックイン完了!
「ばいばい、エジプト」









































