ニューヨークでのピラティス研修が終わり、改めてインナーマッスルとアウターマッスルについて
思うこと...
体の深層にあるインナーマッスルは、姿勢の維持や動きをコントロールのに欠かせないところ。
とても小さな力しか発揮しません。
ですから一般に、
姿勢が維持できない程の高重量で反動をつけて無理に筋トレをするときには
大きな力を発揮できるアウターマッスルが使われてていて、
インナーマッスルのコントロールの範囲を超えてしまいます。
制御が利かないところで大きく動くことは、怪我の原因にもなりかねません。
また、姿勢の崩れにもつながります。
ですから、しっかりとインナーマッスルを働かせたトレーニングをするのは
とっても大切。
とはいえ、
インナーマッスルを鍛えればきれいな体になるかというと、YESとも言い切れません。
というのも、インナーマッスルを鍛えることで、姿勢をよくしたりきれいな動きができるようにはある程度
なりますが、先ほどもいったようにインナーマッスルは小さな力しか発揮できませんから、
重い体重を支えたり、代謝をあげてエネルギー消費を活発にする、メリハリのある体のラインを
作るということはなかなか難しいのです。
要は、インナーとアウターを両方バランス良く鍛えていくことが必要ということ。
女性であれば、ピラティスや自分の体重を生かしたようなトレーニングをメインに行っていく。
男性であれば、マシンやバーベルなどを使うときにもしっかりとコントロールの範囲内で行っていく。
これによって理想の体ができるのだと思います。
というわけで、ピラティスの短所を普通(?)のトレーニングの長所で補い、
普通のトレーニングの短所をピラティスの長所で補ったトレーニングを
提供していきますね
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