何かのカーボンインナーフェンダーを補修しよう。 | RS-M とあるバイク屋の日常

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それが「拘り」

 

お題はこちら。

 

何か用のリアインナーフェンダーです。

 

 

カーボン柄が綺麗なフェンダーですが~

 

 

あらま。

 

今回は~この「欠け」修正依頼です。

 

 

確かに、リアインナーは砂利石引っかけやすいから

 

割れは仕様がないですね。

 

逆に言えば

 

インナーフェンダーの効果を発揮してると言えますな。

 

 

 

まずはチェック。

 

なるほどなるほど。

 

よく見たら樹脂割れだから補修できそうです(^_-)-☆

 

こういう時はニセモノ樹脂厚めが功を奏しましたw

 

 

本来の目的で造ったFRP系パーツは

 

こーいう衝撃を受けた場合、

 

 

生地が崩れるのでその補修は不可。

 

ゴマ化すとしたら上記の様に痛み部分をカットするか、

 

崩れてる生地はそのままで、樹脂固定するしかない。

(編み目なんて直せないぜ~)

 

 

こちらは生地自体がそんなに傷んでなかったので

 

クリアー層を造る事で補修できそうです♪

 

 

でわ。

 

 

じわじわ~っとクリアーを載せていきます。

 

硬化しては載せてまた硬化を待って。

 

焦らず、慎重に…

 

 

まだフチが出来てないが

 

こんな感じで徐々に積んでいきます。

 

 

辛抱の時間。

 

 

ある程度、形が出来て硬化したら~

 

 

 

面取り。

 

 

ここから~

 

 

フチ全体をブラシでぼかしていきます。

 

 

 

じわ~っと載せて~

 

 

放置して~

 

 

また研いで。

 

 

これを繰り返すと~

 

 

お!!

 

もう、ほぼラインが出たんじゃない(^_-)-☆

 

 

後は~

 

 

磨く!!

 

 

 

いいねいいね♪

 

 

もう、どこ直したのさ~(・´з`・)

 

まさに職人芸。

 

 

全体的に整えて~無事に完成です。

 

新品になりましたね(^_-)-☆

 

 

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