今回お話するのは
バイク屋あるある、というか「恐怖」案件。。。
余りの恐ろしさにどのバイク屋も逃げ出すであろう・・・
そんな、ドキュメンタリーである。
~それは一本のメールから始まった~
<12Rのリザーバーってここにあるからエア抜きが面倒>
≪あるあるですね、ならば当店オシオシの~≫
≪こちらの施行は如何ですか?≫
<あーそれみんなやってるんでしょ?あえて移設でよろ>
・・・なるほど。
移設提案をオーナー自らするんだから余計なお世話だったろう。
んで
入庫。
「仕様はお任せだけどカッコ良く、そして焼き色もね」
え!?ヤキイロ??
て言う事はチターンで施行していく感じに・・・
「ま、上手い事やってね」
う~チタンかぁ~
ステンなら丸棒とか色々あるけどチタンはなぁ~
・・・部材を集めよう。
ヒタヒタヒタヒタ←恐怖のサウンド
「タイヤも交換したいんで後で送るね~」
え!?ホイールってマルケってましたよね?
「??なんか不都合でも?取りあえず、よろ~」
ゲイルなら~て訳じゃ無いんだが
マルケはホントにほんとに心臓に悪し。
マルケな方々。
さて後日、
「造られてる」スパコルSC1が送られて来たので、
装着。
サーキット使用だったのか、いい「造られ」具合だ♪
が、
サイズが変わったせいでインナーとタッチ。
ヒタヒタヒタヒタ←恐怖のサウンド
なので、
ふかして、
カボ―ン調でお化粧し、
ビシッと装着。
これなら巷のパーキングで出没する
アマリングチェックおじさん
にも対応可能だ。
ふ~
後はフロント。
お!耐久ラッパが付いているじゃないか。
しかもラッパ内にアクスルっぽい頭があるし、もしや本物か!?
おや?ラッパだけ取れちゃったよ?
ヒタヒタヒタヒタ←恐怖のサウンド
え!?
このアクスルシャフトはどのような工具で緩めるの??
ご覧の通り「ウチボリヘキサ」でもないし
外側もこのクリアランスではどんな工具でも入らない・・・
これはオーナーに連絡だ。
あの~アクスルシャフトってどうやって抜くんですかね?
「え?ナニソレ?」
いや、何と言いますか、工具が入らないというか・・・
「ふ~ん、今までのショップは普通にやってたよ」
え?あ?そ、そうですか・・・
この、1~2mmしか出代がないシャフトに
どのような工具をかければいいのか・・・
世界のツールキング、スナップオンなら可能なのか・・・
カスタム車両で自分がやってない場合は
仕組みが分からないのでどーにもこーにも。
これは他のバイク屋さんもあるあるの怪談話だろう。
~当ブログをご覧の皆様へ~
作業に関しまして、画像では判断できない加工・脱着等、必要な場合があります。
その行程はブログの性質上、省いている事をご理解下さい。
RS-M