ボンジョビのとドラム、知っていますか。
そう、「ティコ・トーレス」です。
その独特のタイム感、「ただの8ビートがこんなにも余人に再現できないのか」と、シンプルなビートにこそ「腕」が光るんだと、実感させてくれるドラマーです。
「ドラムは小手先ではないんです」というのは、僕がレッスンする上で何度も言うことなんですが、その「芯」の部分で、8ビートだけで、「その人」とわかるのがティコ・トーレスです。
若干後ろノリと形容すればいいのかもしれないですが、明確に「後ろ」なわけでもなく、ただただ「一発」が深くて重いんです。
僕の中では、日本でティコ並に深いビートを叩くのは今は亡き樋口宗孝さんと、プリプリの富田 京子さんくらいと思ってます。(ということは今は富田さんだけ)
「8ビートで誰が叩いているかわかる」という意味でもそうですし、なんというか「深さ」、何度考えてもそう、「深さ」。ビートの深さを演奏で体現できる人はそういないです。
その極地に少しでも入りたいので、僕は5B ROCKの重たいアヘッドスティックを使っています。
(でも、当たり前ですけど、なかなか違うんですよ・・・・)
この「深さ」、意味がわからない人はレッスンに来てください。1時間に渡って説明します笑。