ドラムの採譜は勉強になりますよ | プライベートドラムレッスン東京 講師ブログ

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ファンキードラム講師の佐名木孝です。

 

アレサフランクリンの「think」、カッコいいですよね。

明日のレッスンで生徒さまからリクエストが挙がってきた課題曲なので、オケを神アプリ「Moises」で用意して、せっかくドラムトラックがよく聞こえるようになったので細かいフィルも含めて採譜しました。

 

人によるかもしれないですが、ドラムってあんまり、ニュアンスまで完コピしない感じが多いのかなと思っています。

ちょっと前にBOOWYとかのカバーバンドを手伝ったときも、「ここから8ビート、フィル:ドンタンンタタタ」とかカタカナでメモしたカンペでやりましたし、構成とキメさえ押さえれば、実際問題としてアンサンブルは成立するんですよね。

 

 

そこをあえて、細かいとこまで採譜しました。

 

thinkは4つ打ち系、モダンな呼び方をするとボディビート系のドラムですが、フィルは結構バリエーションが豊かで、「ドタタ“ン”」のように小節の最後が16分休符のフィルなども出てきます。右手で終わるタイプなので、「しっかり休符」を意識しないと次の頭が走ったり、迷ったりしがちな16分の「微タメ」ですね。

(このパターンは、実は次の小節の頭・クラッシュを左手で打つと結構安定しますよ)

 

これは、(僕の場合は)「手癖」だけでやってるとあまり叩かないフィルかもしれないなぁと思いました。(すぐ8分3連やるので、僕は笑)

 

というわけで、超メジャーなthinkですら新たな発見があったので、ドラマー諸兄は是非採譜してみてください。

何気に流して聴いていた曲を繰り返し聴くことになるので、勉強になりますよ〜。

 

タカシフランクリンでした。