こんばんはニコニコ

今回は、↓の続きです。

本日2回目の投稿失礼致します。前回に続き、院展レポです。


早速ですが、前回↑の最後に書いた、文部科学大臣賞がこちら⬇️

前田 力 さん『街の標』


建築現場のような人工物がモチーフになってる日本画は初めてだったので、驚いたのと、人が生活している緩やかな温かい面と、人工物の直線とが対比的でも、全体的に美しいこの絵に釘付けになりました。


金に白の重ね方が綺麗だなあと見てたら、端っこに、鳩が描かれてました。素敵です。


失礼ですが、両脇の伝統的な日本画(私が思ってるだけですが、)と比べても異質なのがよく分かるかと思います。


今まで私が見てきた日本画の題材になり得なかった、建設風景。

工業地帯の夜景は、洋画でも美しく描かれますが、日本画でも取り上げられるようになったことに、“伝統の形に囚われない”という意識が、日本画でも通用する様になったんだなぁと、嬉しかったです。


院展で人気の高い井手さんは、金色の使い方がとても上手な方だなぁと思っているのですが、この制作者の前田さんは、白色の使い方がとても綺麗で美しいと感じました。


同じ題材を使って描かれた別の作品も面白かったので、また次回ご紹介しますね。



ではまた〜



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