ユニーク エデュケーション プランニング
代表 miwaママの
ユニークな兄弟の子育て日記と
ユニークキッズの子育てや教育について
ツラツラとかいてます。
とうとう、「自分の頭で考える」学校をオープン予定です。ご賛同いただける方、何らかの形でお手伝い頂ける方募集いたします!準備とホームページができたらお知らせしますのでどうぞ、よろしくお願いいたします
さて、今回も受動型のダンマリ問題を書いていこうと思う。
あくまでも、たっ君の場合なので、参考までにお願いしますよ
今回は、起りがちな、宿題問題。
これは、本当に厄介。
なぜなら、先生と全く同じ文言を使って教えなかった時、
たっ君の頭の中では、
先生はそんなふうには言ってなかった…
信用ならない…
となってしまい、
ダンマリモードに入ってゆく。
例えば、
「ここで、1を繰り上げる」
と先生が教えたのに、
「こっちに1を持ってきて〜」
などと言おうものなら
もう、ダンマリモード発動だ。
そんなもん、知るかーい!!
こちとら超能力者じゃあるまいし、
先生が何をどう言って教えたなんぞ
全て分かるかーい!!
と暴れたくなるが
全く無駄である。
せめて、
「え?先生はそんな教え方してなかったよ?」
と言ってくれれば、
「あ、繰り上がりって言うんだけどね…」
などと進めたかもしれない。
しかし、
ほとんどの場合、
口に出して言うことはない。
「わかる?」と聞いても
ただ、ブスッとしてダンマリなのだ。
疲れる…
自閉っ子の場合、
変な所に拘ってしまう傾向があり、
その為、
私のように大雑把で、いい加減で、
ルーチンワークが大嫌いで
適当な親に育てられると
さっきこう言ったのに
もう違う (単純に言い回しが違うだけ)
とか、
これを持っていけば良いって言ったのに
全然違った。
(ちょっとした違いもたっ君には大きな違いになる)
などという思いをする事が多く、
たっ君の根底に
この人、大丈夫なのか?
と、いう思いが漂っている。
なので、
小さな事で
信用ならん…
と、なりがちなのだ
大人になった 現在のたっ君も
私に対する口癖は
「ほんとに?」
で、ある
昔の私は、よく分かってなかったし
さらに適当だったので、
「本当だって!絶対そうに決まってる」
と、言い切っていたが、
たっ君の場合、どこら辺に引っ掛かるかわからないし、
まあ、単純に私もドジっ子なのを自覚して
「多分…だってこうだし…違うかな〜?」
くらいの返事に変化した
そこで、
勉強の時は、
決して
「教えてあげる」という上からにならない事。
そして、
前回、
でも、お話ししたように、
頭の中の世界にどっぷり入って行かないように
面白おかしく
気を引きながら
言葉にしやすい雰囲気を作りつつ
外の世界に引っ張りだす。
この二点が最も重要になる。
※ただ、
「先生」のように最初から
勉強を教えるプロとしての信用がある場合は
ちょっと違ってくるのだけど
今回は、テキトーママが教える家庭学習と言うことで…
そこで、
問題を読む時は
「何なに?
下の計算式の答えを求めやがれ、
このやろう、馬鹿野郎
って書いてあるね」
などと言うと、爆笑である。
(皆さんは、もっとお上品な方法でどうぞ)
それから先は、
「ここと、ここを
最初に足しやがれって事じゃない?」
「あ!13じゃん!
繰り上がりってやつじゃない?違った?
どうするんだっけ?」
てな感じだ。
ただ、
あまり抽象的な言い方とか、
擬人化した言い方などをすると、
またしても頭の中の世界にどっぷりハマり込み
側から見ると
ブスッとダンマリに見える状態になるので
注意が必要だ。
例えば、
「ここのスペースは、
なんか13の10の奴が入らんやん?
だから、この人をこっち側に持ってくる」
みたいな言い方(よくやりますチュン君はこっちの方が好き)
そうなると、
え?入れば書いていいって事?
そんな事、先生言ってた?
しかも、10は人じゃないよね?
もし10が人だったら、1と0の2人って事?
いや、10人?
でも、「人達」って言わなかったよね
などと、
たっ君の頭の中は大忙しになる
なので、
「一列に書いて良いのは数字一桁だけだから、
10は一旦、ここに書いておくよ」
などと、
短めに言って、
分かってないようだったら、
言葉の意味を簡単に説明してみる。
「桁って言うのはここの事だからー、
二桁だと、どれだっけ?」
「列は、ここの事だから
二列目はここ?合ってる?」
など。
あまり、長く話すと頭の世界に行ってしまい、
永遠と、たっ君の仏頂面を見つめ続ける羽目になる。
短めに話して、ちょっとやらせて
また、短めに話してちょっとやらせる。
そして、時々ふざけて楽しい空気感を作り
「えー?違うー
こっちやろー」
などと、たっ君が突っ込みやすくしておくのだ。
まあ、こんな感じでね…
じわじわと進めていくんだけれども…
いや…
どうであれ…
疲れるな…