ディスレクシアのチュン君と、国家試験なんて
考えられないような組み合わせだが、
それが、今回の(めちゃ久しぶりだけど…)ブログネタだ。
チュン君は、過去に”重度”とさえ言われた
ディスレクシアだ。
知能や視力に問題ないが、文字の認識が著しく難しく、
読み書きが困難だ。
学習障害に分類され、読み書き障害とも言われるものだ。
病院で、読み書きは諦めて下さいと言われ、
高校受験も無理だと中学校担任に言われた程のチュン君。
高校受験を突破しただけでも皆を驚かせたのに、
今回は、国家試験ときた。
なんの国家試験かと言うと…
「6級海技士免許」である。
なかなか、馴染みのない免許だけれども、
海技士免許とは、
大型船舶の船舶職員が有さねばならない国家資格
である。
チュン君が入社するとき、社員の方に
「頑張って、免状を取れば、昇給するし、
船長にもなれるから」
などと、言われていたが、
さすがに、それは…と思っていた。
しかも、程なくして チュンが先輩から、
「少しずつでも 勉強しとけよ」
と渡された テキストは、
字が読める私でさえ、
見た事も聞いた事もない言葉が羅列しており、
さらには、
何て読むのかネットで検索しても出てこない語句も多数あり、
そっと、ページを閉じた程だ。
いや、読めたとしても、
やれ、ジャイロコンパスの仕組みだの
船の操船だの、
真方位やら磁針方位やらに、自差だの偏差だのがあるとか、
海上衝突予防法だの、海上交通安全法だの、港則法だのと、
道路交通法も怪しい私に何か用ですか?と言いたくなる内容だ。
しかも、
出題分野は、大きく分けると
航海・法規・運用
の三分野からの出題だが、
内容は多岐にわたり、
海図を使って、現在の船位を割り出したり、
何時間で何海里進んで船尾から何ノットの潮を受けたら、船は実質何ノットで走ってるとか、
衝突のおそれがある場合の操船方法とか、
様々な危険信号とか、海に浮かんでる色んな種類の浮標とか、
気象図を読んだり、
○○海峡は、北にしか進めないとか、
××海峡は、潮の流れで方向が変わるとか、
様々な法律の内容とか
もう、「知らんし…」と言う返事しか出てこない物ばかりで、
到底、覚えられるとは思えない量だ。
しかも、小さい頃は、
「三歩 歩けば全てを忘れる」
として、このブログにも、おもしろエピソードを多数提供してくれたチュン君が相手だ。
さすがの私も、匙を投げてましたよ。
とっくの昔に。
しかし、そんな私が、慌てて、
とっくの昔に 投げた匙を拾いに行くことになったのである。
そして…、それから、
チュン君と私の地獄の受験勉強が始まるのである。
とりあえず、今日はここまで。
この続きは近日中にアップしますので、こうご期待!
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