「個性の理解」
「個性の尊重」
など、日本も「個性」について考えるようになってきました。
でも、
日本の持つ、素晴らしい「調和」「協調」という文化とは、
まるで対極にあるような感じの「個性」
「個性」なのか「わがまま」なのか
「個性の理解」なのか「同情」なのか
「個性の尊重」なのか「面倒な子育てからの逃げ」なのか
もう、ぐちゃぐちゃになってる感もありますね。
そんな日本の状況を
私の会社の取引先、
イギリスCROSSBOW社の代表ボブに話したところ、
「しかし、イギリスでは「個」を尊重しすぎて、
身勝手になりすぎている所も多々ある。
日本の「協調、調和」は素晴らしい事でもあるよ。」
と言っていました。
何事も行きすぎると良くないという事ですね。
でも、結局
個性を尊重しながら
「協調」して「調和」するなんて無理!
となってしまって、
個性が強すぎる子は別枠に…
という方向にいってしまいます。
しかし、そうなると
自分たちと大きく違う「個性」に出会った時
排除する事、拒絶する事しか思いつかなくなるかもしれません。
それは、とても残念な事ですね。
本当は
「個性の尊重」と「協調」とか「調和」は
同じ場所にあるのですが、
場合によっては、とても手間暇かかる事だったりするので
学校などの教育現場では、
そもそも
法律や規制の改革をしないと出来ないって事もあるでしょう。
では、私たち子育てする親としては
どうすれば良いのでしょう?
あたりまえだけど、
いろんな「個性」があり、
様々な状況、環境、考えがあるので
その全てのシュチュエーションについて
ここで語れないけれど、
大切なのは
個性を尊重して育て、
自分らしく生きていく事を教えるならば、
そこに責任も伴う事を教えなければならない。
分かってくれないと嘆いたり誰かのせいにするのではなく、
理解してくれる人に依存して生きていくのでもなく、
自分らしく生きていく中で生じる困難も、
自分らしさから生じた結果に対する責任も
自分らしさの一つとして
まっすぐと向かっていく強さが必要になる。
たっくんは、じっくり じっくり時間をかけて生きている。
そのため、社会人になった数年後に、
やっぱり学校に行く!と言い頑張っている。
自分らしく生き、自分のペースで進んでいるけれど
その分、働きながら、彼女を養いながら、貯金をして
勉強をして…と、困難さも責任も背負って生きている。
チュンくんもかなり自由にチュンくんらしく生きている
でも、たくさんの困難を自分の課題として
乗り越えて今がある。
読み書きできないことからくる困難はもちろん、
働き始めた当初三ヶ月、
読めない、書けない、覚えられない、
左右や時間の概念が分からないなど、
一気押し寄せる困難とホームシックで
辞めたい辞めたいと言い続けた状況を
自分の持っている能力を最大限に使って乗り越え、
彼の好きな「冒険」「危険」「獲物」「自然」の揃った環境で
イキイキと働いている。
「個性」ではなく「わがまま」なら
背負う事はしません。
逆に「個性」なのに「わがまま」なんだと
自分を責め続けてたら自分らしく生きる事はできません。
世の中が どうであれ
私たち親が教えるべき事はたくさんあるのです。
本当の意味での「個性の尊重」、
そして調和や協調の素晴らしさ、
さらに その中で強く優しく生きていく方法を教え、
育んでいきたいですね。
こんなmiwaママが代表を務めるUEPでは
保護者や子供達の為のプログラムや
海外のユニークな教材販売、
ビジュアルストレスの啓発などを行なっています。
次回の
UEP STUDY ROOMでは、「個性」について考えます。
お気軽にご参加ください。



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