さて、
大型漁船でのお仕事に就き
弱音を吐き続けたチュンくんシリーズ
『努力と忍耐と根性を』
『我が子が辞めたいと呟くとき』
その後どうなったのか？
大変遅くなりましたが
この度のお盆休みにチュンくんが
帰ってきてましたので
ご報告です。
最後に叱咤激励したあと
気合い十分に旅立って
１ヶ月ちょっと。
気合い負けしてないかな〜という点と、
今回、台風などの影響もあり
いつもより長い航海になったので、
またまたブーたれてないかという心配も内心ありつつも、
まあ、その時はその時でなんとかなるだろう
と
思いつつ帰りを待っていたmiwaママ。
基本的に電波が届かないため
いつ帰るのかさっぱり分からないまま
そろそろ帰る頃だと
駅まで迎えに行けるようあまり予定をみっちり入れずに待機。
港に船が入れば電波は当然入るので
事前に連絡がある。
とりあえず連絡待ち状態。
すると
お出かけ中の携帯に電話が。
「あんた どこにいるとね？
」
チュンくん流のおばちゃん風のノリ。
機嫌はかなり良いようだ。
しかも、
このセリフの時は家に帰ってきたという合図のようなもの。
いつかは駅から自力で帰って来いと言うつもりだったが
しばらくイジケモードだった為、
大目に見て
毎回駅まで迎えに行っていたのだが…
この電話の内容からすると
すでに家まで帰ってきてると言うことか？
私の矢継ぎ早の質問は完全スルーで
「シップ買ってきてね〜
」
と言ってガチャ切り
久しぶりでその態度ですか
まあ、でも就職後、初めて笑顔で帰ってきた。
しかも、私に頼らずタクシーで
（住所などを覚えられないチュンにとってはドキドキの行動）
帰ってきたようだ。
一見普通のなんでも無い行動のようだけど、
社会人として、男として、自立するんだと言う意思の表れが出ているのがとてもわかる。
やっと腹を括ったな
とほくそ笑むmiwaママ。
帰宅したチュンの顔は晴れやかで
これまであまり話そうとしなかった仕事の話を
楽しそうにペラペラ喋る。
私の言う気配りを実践し、
みんなに大変可愛がられているようだ。
まさに私の言った
「自分が変われば周りも変わる」を
身をもって学んだようだ。
１ヶ月の船上生活で、少しでもストレスなく暮らせるように
食事や休憩時間の過ごし方も自分なりに工夫し、
楽しくやっているようだ。
ちょっと単純すぎないか？
と言う感想を飲み込みつつ
感心しながら船の暮らしについて聞いていた。
その後、翌日には私が出張だったため
いつもよりちょっとだけ長いお盆休みの殆どを
一人暮らしを満喫し、
毎日友達と遊びまわって充実した日々だったようだ。
出発の日。
先輩が好きだと言ってたと
博多のお土産を買い込み
電車に乗り込むチュン。
働く大変さと働く喜びを感じ、
壁を乗り越え
生きる力をまた一つ身につけたチュンが
やたら大きく見えた。
ひとまずは
一安心だな。
しかし、
我が家には
もう一人、
生きる力を身につけて貰わないといけない
王子様がいらっしゃる
一筋縄ではいかない夢見る王子様のたっくんが…
力強いチュンくんを見送りながら
腕まくりをするmiwaママでした
どーんと来やがれ！miwaママはめげませんよ〜
こーんなmiwaママに
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