基準はそこ!? | 失敗だらけの発達障害KIDS子育てブログ~

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UEP代表であり、PDD(広汎性発達障害)の長男とLD(読字・書字障害)の次男を育てるmiwaママの子育てブログです。うちの子って育て難い!って思っているママや子育てで自己嫌悪に陥ってる方、こんな奴も居るんだって元気になって頂ければ嬉しいです。

私たち親は
子供の事で 一喜一憂してしまいますよね。

特に個性豊かなユニークキッズの場合、
団体の中では難しい事が多くて ママ達もヤキモキしちゃいますよね。

でもちょっと待って。

その一喜一憂する基準が
「みんな」「ほかの子」になってしまっていませんか?

例えば、
いつも元気すぎる我が子が
幼稚園で先生のお話をジッと聞いていたら
「みんなと同じように ジッと座って聞いていた!!」
と喜びますね。

でも、この、
「みんなと同じように…」は、
当たり前のように皆さんの口から出てきますけど、
実は、凄く麻痺した考え方だという事に気付いて下さい。

我が子が凄いと感動するべき点は
「みんなと同じ」だからではなく、
いつも元気すぎて、じっとしていない我が子が、
先生の話を興味深そうに真剣に聞いていたことですよね?

そしてさらに、
興味ある話ならば あんなにも集中できるのだと、
分かった事ですよね?

そんな時、我が子にかける声は
「みんなと同じようにお座りできたね!偉かったね!」
ではなく、
「凄いね~!お話一生懸命聞いてたね~!
そんなに面白かったの?」
という感動の言葉と、我が子を知るための研究の言葉です。

別にそのくらいなら良いでしょ?と思いがちですが、
この癖は、今すぐ断ち切るべき重大な事なのですよ。

他の子と比較する癖、みんな同じを基準にするものの見方、
私たちに当たり前のように刷り込まれたこの常識を
努力して断ち切っていかなければ、
特にユニークキッズの子育てでは、
後々、親子で苦しむことになってしまう可能性が大きいのです。

我が子を
他の子と比べて育てれば、我が子はなんて出来ない子、
難しい子、問題の多い子と思ってしまうかもしれません。

我が子を
みんな同じを基準にして育てれば、
将来を悲観し、嘆き悲しむことになるかもしれません。

自分が他の子と比較して育てられれば、
他の子より出来てない事はすべてダメだと感じ、
自分より出来る子を羨んだり、妬んだりしてしまうかもしれません。

例え何かを頑張って、昨日の自分より上手くできた事があっても、
他の子より出来が悪い部分があれば、全て出来てない事になってしまい、
どうせ努力しても同じだと思うようになるかもしれません。

そして、その逆に、他の子より出来る事があった時、
出来ない子を蔑み、嘲笑い、バカにするようになるかもしれません。

自分が「みんな同じ」を基準にして評価され続けたたら
みんなと同じに出来ない自分は 恥ずかしい生き物だと感じてしまうかもしれません。

たとえ素晴らしい才能であっても、
みんなと同じにする為に発揮せずに仕舞い込んでしまうかもしれません。

もしかしたら、人目ばかりを気にしてしまい、
自分らしさを輝かす事ができず、
外の世界に疲れ切ってしまうかもしれません。


もちろん、比較が全て悪いわけではありません。

良い方向で使うこともあるし、
説明のために必要な場合も有ります。

でも、自分の子供の個性を
「みんなと同じ事が出来たから良し」
とか、
「他の子より出来たから凄いとか、出来なかったからダメだった」
のような比較は、
子供や自分を苦しめるだけの、全く必要のないものです。

しかも、
みなさんが産み育てている子は
唯一無二の大きすぎる程の個性を持った
ユニークな子なんですよ?

みんなと同じであったら逆におかしいのです。

違うからこそ才能となるのです。

まずは、
みんなといても、我が子だけを見てください。

たとえ、みんなを見たときも
「みんな」ではなく、「個」を見る癖をつけてください。

あの子は声が大きくて元気

あの子は、おしとやかでお姫様みたい。

あの子は やりすぎ~(笑)

とかねうひひ


本当は、
日本中の大人全て、特に教育者と親が
この考えをもって意識して
見方を変える努力をして欲しいと
心の底から願いますが…

でも!!
大好きなママが
我が子をしっかり見つめて育てていけば、
子供にとっては100人力!

少々の事ではへこたれない子に育ちますよきらきら


それでも、
こんな場合はどうしても…って事があれば
どんどん相談してくださいね。


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大丈夫、大丈夫。

少しづつ 親になるんだよ笑顔きらきら


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