もう、これまでの努力にすっかり満足していた私は、
「そういえば、
合格発表って、どうやって行われるんだろ~?

などと、能天気に考えたりしていた。
すると、朝からチュン君が、
「今日は学校に行く!
高校から何か届くから!

と、張り切っている。
いや…

君、何かって…

参加賞とか届くと思ってないかい?

と、違う意味で落ち込むのではないかと心配する私をよそに
ワクワクしているチュン君。
奴は、受験期間中も(一日5分しか勉強しないけど)
どんだけ、勉強がうまくいかなくても、
面接の練習がうまくいかなくても、
受験後も、なぜかやたら、自信満々なのだ。

「出来ない」ところより、「出来る」所を
ちょいと呆れる程にクローズアップして見る事ができる性格なのだ。

ある意味、羨ましい奴だ。

その日は、私も仕事が忙しく、夜遅くまでバタバタして、
すっかり合格発表については忘れていた。
帰ると、
チュン君が、いきなり
「発表します

というので、何の事?

「合格しました!

と、一言。
「おお~!!


チュン君凄いじゃん!!!!
めちゃ頑張ったね(5分だけだけど)←しつこい』
と、驚きと喜びを表す私に
「まあね、こんなもんよ

と相変わらず余裕の一言。
あんたは一体何様なのよ…

しかし、
この高校を受けたいと言った時、
担任の「絶対無理」の言葉に引き下がっていたら
この経験と結果は得られなかったのだ。
今は、まだ、全ての子が同じ土俵で、
学びたいものを学ぶ事ができない世の中だ。
しかし、嘆いていても仕方ないのだ。
だから、全ての子ども達が諦めずに生きていって欲しいと思う。
「出来ない」のではなくやり方が「違う」だけなのだ。
そして、それは、素晴らしい個性でもあり、
大きな才能がある証拠なのだ。
今回は、特別な配慮はしてもらってないし、
こちらも特に要求していない。
しかし、
この先、全ての子が、
自分の求める教育を受ける事が出来る世の中になるよう、
私自身も小さいけれど一つ一つ行動していこうと、改めて強く思った。
チュン君のおかげで、私も学ぶ事が出来た事に感謝しています。
応援して頂いた皆様ありがとうございます。
これからも波瀾万丈でしょうが、よろしくお見守りください。
m(_ _)m
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