※『音韻意識』参照
LDの子は 耳が良いってよく聞くけど この事かな？
たっくんの 聴覚過敏とは違う耳の良さを持っていて
細かい音の聞き分けができるみたい。
まあ どうであれ
私は音感０なので 羨ましい…
そんな チュン君は ギタリストに憧れて エレキギターの練習を殆ど毎日 少しずつ頑張っている。
ある夜も ギターの練習を私の目の前で ジャカジャカやっていた
毎度の事ながら うるさい…
なぜ そんなに くっつく程 目の前で？
と言う 心の声を押し殺し 笑顔で見守るフリをする私
しかし その日の私は 最後まで耐える精神力がなかった…
何を思ったのか 私…
まるで オペラ歌手のような声を張り上げて
いきなり歌い？だしてしまった。
『ラララララ～～～～
』とうとう壊れた miwaママ
驚く チュン君
そして チュン君 なんと！
驚きのあまり
無意識に
私が叫んだ音階をギターで奏でた！
それは ほんとに 無意識って感じで
見開いた目で 私を見つめながら
手が勝手に動いたのだ！
驚く私！
だって まだまだ習いたてのチュン君は ドレミファソだって覚えてないの。
コードだって 難しくて やっと覚えて2つ３つ。
どこをどう押さえれば どんな音が出るかなんて 殆ど分かってないのに！
いや 私よりも 驚いて固まっていた人物が居た！
当の本人、チュン君だ。
本当に 無意識の出来事だったようだ
そして 私とチュン君の視線がぶつかる！
ニヤける二人！
それからは 練習そっちのけで
私が叫ぶ！チュン君が弾く！
私が歌う！チュン君が弾く！
まるで パブの酔っ払いの様に盛り上がっていた。
聴覚過敏のたっくんに うるさい！！！って言われるわずかな間だけどね
音の再現…
私には絶対できない事！
その日は チュン君に ちょっと尊敬の眼差しを向ける miwaママでした。
