音韻意識って知ってますか?
今 週1回 スクールで開講されている
ディスレクシアの講義で習ったんです。
音韻…言語を構成する音・声の事。
つまり
音韻意識とは 音韻を意識する事=聞き取る事
なのです。
そして
ディスレクシア(読み書き障害)の方は
音韻意識が低い場合がある…との事。
これを聞いて
おおー
と 感動する私。
なぜなら
音韻意識を知ることで
チュン君の謎が また1つ解けたのだ。
ずっと チュン君は耳が悪いんじゃなかろうか…と考えていた。
なぜなら
チュン君は 聞き間違いが多いのだ。
いや
そもそも ちゃんと聞こえてないようなのだ。
小さい内は 上手に口が回らないから
言えないだけだと思っていた。
もちろん それもあった。
世間一般 よくあるのが
とうもろこし⇒とうころもし
なんてーのは 代表?例だ。
チュン君は
やたら こういうのが多かったが
もちろん 可愛いな で済ませていた
しかし
小学校に入り
1年生、2年生、3年生とすすんでいっても
一向に 直る気配がない。
それどころか
日記に 間違った言い回し そのまんまの言葉が並んでいるではないか!!
例えば
3年生の時の日記
きょ おばさん かいのも た。
※訳(今日 おばあちゃんと買い物へ行った)
すんく おとのたち と いごいて つ た。
※訳(チュン君は お友達と 動いて疲れた。)
どんな動きをしたのかは 置いといて…
書き言葉が分からずに
おばあちゃん⇒おばさん
きょう⇒きょ
と なってるのも 置いといて…
書いてる途中で 書く言葉を忘れちゃった
行った。⇒た。
疲れた。⇒つ た。
なども 置いといて…
問題は
買い物⇒かいのも
すんく⇒チュン君(本名 シュン君)
お友達⇒おとのたち
動く⇒いごく
の部分。
これらは 普段から チュンが言い間違ってる言葉だ。
しかも 自分の名前入ってるし…
可愛いからと 放置していた自分が悪いと反省し
チュン君が 言い間違ったら やんわりと訂正する事に。
チュン 『いごいたねー』
miwa 『そうだねーうごいたねー』
しかし いっこうに 気付かない…
そこで ハッキリ言ってみた。
『いごく じゃなくて うごく って言ってごらん?』
『いごく!』
『う だよ。う』
『い!い!』
全然 やんわりとじゃ なくなってるし
しかし これで ハッキリしたと思った。
言えないのじゃなくて
言えてるのだ。
彼の耳に届いた音で。
だから
彼は 耳が悪いのだ!と 思った。
でも 私の頭が混乱したのは
聴覚には まったく問題がなかった事と
音楽の音の聴き分け 楽器の聴き分けなどは
すごく良くできる。
これは スクールの音楽の先生も
とても褒めてくださる。
ゲームをしてても
バックに流れてる曲の微妙な変化を聴き取って
教えてくれたりする。
そして 何より 音楽大好き小僧だ。
My エレキギターも 持っている。
まともに 弾けないけど
音楽が聴けて
言葉が聞こえない…
ありえないよね…
耳は 耳だもの…
ずっと そんなふうに 私の頭は混乱していた。
それが この度 スッキリ
音韻意識
なるほどなー
シドニー先生が言った
音韻意識の漢字には 全部
音という 漢字が含まれてて面白い
ってのも
ホントだー なるほどなー
すごく 勉強になった 講義でした。
そして…
音韻意識が 少しづつ 訓練されて
言い間違いも少なくなってきました。
でもね
今でも まだ 少し 可愛い音韻で話す事があります。
お外で おそぼう!(遊ぼう)
お洋服が よぼれた!(汚れた)
いつか
聞けなくなるの ちょっと寂しいな