愛情表現 | 失敗だらけの発達障害KIDS子育てブログ~

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UEP代表であり、PDD(広汎性発達障害)の長男とLD(読字・書字障害)の次男を育てるmiwaママの子育てブログです。うちの子って育て難い!って思っているママや子育てで自己嫌悪に陥ってる方、こんな奴も居るんだって元気になって頂ければ嬉しいです。

たび たび ブログの中で 

クールなたっくんと 寂しいmiwaママを紹介してきました。焦っ


でも たっくんは 冷たい男ではありません。汗


私の事を嫌っていた訳ではありません。汗


途中 私は拉致監禁されていた?時期が ありましたが(13年目の親子 参照

実は たっくんは 私を嫌うどころか とても大切に思ってくれていました。


ある意味 たっくんの “こだわり” は 私なのかもしれません。


だけど 当時 何も知らない 若き日のmiwaママから 見たら

たっくんの、私に対する 愛 は でした。


だけど こんな事 誰に相談できます?


友達?

親?

病院?


私 子供に愛されてないような気がするんですぅ。makovv


なーんて言おうもんなら 


気のせいです青首大根


の一言でしょう…。どーん


最近は 発達障害についての知識も広まってきたから

違う意見を持つ人や ピンとくる人もいるかもですけどね。


それに 私も 漠然としていて、上手く説明できなかっただろうし。

今でも 上手く説明できません。


甘えて抱きつかれる事がなかったから。


抱きしめると 突き飛ばされたり とても嫌そうな顔をするから。


手をつなぐ事を嫌がるから。


あまり笑ってくれないから。


自分から話しかけて来る事が 殆どなかったから。


これ だーれ?って聞かないと ママって言わなかったから。


迷惑そうに される事が多かったから。


でも こればっかりじゃない。

こんなことばかりじゃない。


一緒に笑った事もあるし。


手をつなげる時もあったし。


年齢によっていろいろ変わってきたし。


上手く言えないけど 何かが欠けていたのだ。

何かが ズレていたのだ。


受動型のたっくんは 小さいとき お友達の言うがままに動いていた。

だから 我がままな女の子に 大人気だった。てれ(苦笑)


相手が何を言っても 


『いいよ。』 『わかった。』 『はい どーぞ。』

この3つ。


しかも まったく無表情で言うのだ。

それが また なぜかカッコイイ。キャ


私も優しい たっくんが自慢だった。ハート


たっくんが 2歳か3歳の時

うちに遊びに来ていた 同年代の女の子が

TVの上に置いてある 私の宝石箱に興味を持ち、たっくんに

『あれ とって!むっ

と言った。


たっくんは 『ダーメ。ママの大事、大事遠い眼と 言った。


女の子は 諦めきれず 

踏み台を持ち出そうとした。


たっくんは

ダーメ!遠い眼を繰り返す。


女の子は聞かない。


焦った たっくんは 女の子を突き飛ばした!


一同 あ然。あんぐり

女の子は 大泣き。

女の子のお母さんは 怒って帰ってしまったあせ①


子供によくあるやり取りで

たったそれだけの事なのに

みんなが驚くほどに

それほどに

たっくんは普段 温和で優しかったのだ。 


何も分からなかった昔は たっくんの普段からのギャップの大きさに

目を向けてしまう事が多かったけど


今 こうやって少しずつ


色んな事を思い出して


色んな事をつなぎ合わせて


気付くこともある。



何でも優しく受け入れてくれるはずの たっくんは

抱っこが好きじゃなかったけど


ママのお願いは何でも聞いてくれる たっくんは

決して 自分から ママーって駆け寄って抱きつく事もしなかったけど


ずっと ずっと 私を大切に思ってくれていた。


ずっと ずっと 彼なりの方法で 私を守ってくれていた。




そして… 

彼なりに学んだやり方で 私への愛を表現しようとしていた。


私が お風呂から上がるまで バスタオルを持って 立って待っているとか…あせ①


私が お茶を飲もうと コップにお茶を注ぐと 

たっくんが 飲ませる!

と言って 私の顔を お茶まみれにするとか…あせ①


多分 お手伝いさんとか 看病する人などの情報をTV等から仕入て

これが 愛情表現なのだ!!って思ったようだ…。どーん



でも… 

残念ながら かなりズレていて 上手く伝わらなかった。ガクリ 


子供が私のお手伝いさんのような 振る舞いをしてると

なんだか 虐待しているようで 見たくなかったし、


病気でもないのに 寝たきりにさせられると 迷惑だったがっかり


みんなは 優しいね 羨ましいハート などと言うけど

はっきり言って 小さな我が子が 頭をたれて バスタオルを差し出す姿は とても不気味だった。ガビーン!


あ・今でも たっくん、この部分はあまり抜けてないですが

私も 今は 開き直って 思いっきり甘えてます。べー




そんな彼も 少しずつ 世間一般の親子のコミニュケーション方法を少しずつ獲得していった。


そして 子供らしい甘え方を かなり獲得した時には

彼は 小学校6年生になっていた…ガクリ


チュン君が ふざけて言った 

『チュン君のママよ!べー

が 気に入り


私よりも 大きな身体のたっくんが

『たっくんの ママハート

と抱きつく汗2


それからは まるで 初めて歩けた子供が 嬉しくて歩き回るかのように

私に 甘える事が嬉しくて 甘え続けていた。てれ(苦笑)


それから 2年以上、 私よりデカイ息子が

私に 赤ん坊のように甘える事を

“育てなおし” と割り切って

ヨシ ヨシ ハート して楽しんでいる。


そして 世間一般の親子のコミニュケーションを

かなり遅れて経験した彼は 

少しずつ 私から離れて行っている。


でも なぜか 私には 彼からのメッセージが こう聞こえるのだ。


『遅くなってゴメンね、ママ。キャッ

これで 少しは満足した?きらきら

少しは 欠けていた部分が 埋められた?笑顔

それじゃあ そろそろ たっくんは 行くからね。やったあ



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