思い込みで怖がって、病気という言葉に甘えている。
そう言われたんですけどね。
あながち間違ってないとは思うんです。
怖いのは確かに思い込みだもの。
誰だって怖いものはあるよ。
でも、我慢してるんだよ。
そうも言われました。
我慢できないくらい怖いのは、私の根性とか気合いとかが足りないんでしょうか?
根性とか気合いとかでどうにかしようとして、こじらせてこうなってしまったんですよ。
十何年前。
何もかもが怖くて外に出られなくなりました。
あのとき、あそこまで「怖い」ということを意識しないうちにどうにかしていれば、今の私はなかったんじゃないかと思うこともあります。
怖い。
これに伴った身体症状さえ出なければ。
薬を飲まずに普通に生活できるのに。
堪えきれない身体症状も、私が病気に甘えているからなんでしょうか。
こんな身体で嫌なのは私なんだ。
何かしたくたも、足枷のように身体が強張る。
やりたいこと、たくさんあるよ。
徐々に慣らしていくのもだめなんですか?
私の努力は何もかも無駄ですか?
記憶を上書きできたらなぁと切実に思います。
怖がって生活するのはもう疲れた。