パニック障害歴１０年ちょっと。
その間、薬を飲まなくても生活できるようになった時期も何度かあります。
ここ５年くらいかな？
道路、というか、運転が怖くなってきたのは。
５年くらい前、徹夜明けで車に乗ってたんです。
陸橋を渡りきる直前の信号が赤にかわり、停車。
そのとき。
どくん、どくんという、久しぶりに感じたあの嫌な、息が苦しくなるような動悸。
ああ、もし今ここで発作が起きたら、「逃げられない」
陸橋、橋だと、この逃げられないって気持ちが強くなる。
車を停めたいときに停められないとい
う状況が、不安を誘発します。
これが、今私が苦手としている「道路」に関する予期不安の大元です。
ちなみに大きい道路も最近はダメ。
二車線以上だと、少し動揺する。
ちなみに橋と陸橋は一車線が怖い。
もし私が車を停めたら、後ろの車が通行できなくなってしまうから。
右折レーンも苦手。
車を端に寄せて休むことができないから。
渋滞は、予期不安全開というか軽く発作レベル。
この、「橋が怖い」が当時の仕事にかなり影響を及ぼしたので、すぐ病院に行きました。
（当時の私は事務職ながら、市内全域を運転しまくる仕事をしていたんです）
通院を始めて、薬がなくても橋も陸橋も運転できるようになったんですが。
先日、陸橋・一車線・渋滞という状況に遭遇してしまいました。
もう、大パニック。
薬飲んで、窓開けて、深呼吸して、お茶飲んで、カーステにあわせて大声で歌ってとか、気を逸らそうと必死でした。
時間にしたらほんの５分くらいのことだったのかもしれない。
でも、これが、最近の予期不安増大の元凶かも。
思い出すだけで胸がモヤモヤする。
この道路、基本的に全線陸橋みたいな感じなんです。
だから、予期不安に襲われても出口？みたいなところを見つけるまで降りられない。
もう、書いてるだけでも怖くなる！
そのあと一度この道路を走ってみましたが、薬飲んでも乗り切れないレベルの予期不安に襲われました。
とても便利な道で、よく使ってたんですけどね。
しばらくは、この道を回避して遠回りしようと思います。
今日は、道路が怖い！っていうことを自分なりにまとめてみました。
普通の人には、何が怖いのかさっぱり伝わらないだろうなぁ。
自分でも、書いてみて、思考が歪んでるなあと思います。
なんでこう歪んでしまうんだろう？
怖くないはずのものが怖くなってしまうんだろう？
こういう自分の考え方に飲み込まれて、更に歪んでいくんだなと思っても、自分を止めることができません。
なんか、嫌だな、本当に。