昨日私のiPhoneに突如現れたLINEの同意文書。
「公式アカウントの利用条件に同意してください」
これはどういうことかと・・・・
さらに文章を読んでいくと・・・・
とどのつまり、今までは公式アカウントを友達にしても、自分の許可が無ければ
公式アカウントはユーザーの個人情報(プロフィールとLINE識別子)を見ることができませんでしたが、
これからは
「友達になる」「公式アカウントに話しかける」「グループトークのメンバーにする」
と、公式アカウントは無条件でそのユーザー・メンバーのプロフィールやLINE識別子を確認出来るようになり、
それを元にメッセージ(プロモーション活動)を個別に送って良いってことのようですね。
ただし、これはグリーンマーク公式アカウントと、ブルー(紺)マーク(LINE審査済一般アカウント)の一般アカウントだけで、
グレーマーク(LINE未審査)一般アカウントには適用されず、今まで通りこちらからのアクションをしない限りプロフィールが送られることは無いとのこと。
たとえば、下の場合、グリーンの公式アカウント並びに紺の一般アカウントであるカラオケまねきねこ・ヴォーノイタリアは私のプロフィールとLINE識別子を無条件で見る事ができますが、
競馬ラボはグレーの一般アカウントなので、私のプロフィールとLINE識別子を見ることはできない。
もちろんそれを利用して私に個別のメッセージを送ってくることはできない・・・ということです。
これが嫌な場合、その公式アカウントをブロックすることで拒否することができます。
ブロックする=公式アカウントのLINEが来ないと言うことなので、メッセージが欲しい公式アカウントには自分のプロフィールを知られるのを承知で友だちになるしかありませんね。
無料サービスのスタンプ欲しさに片っ端から公式アカウントの友達になっていると、
これからは自分のプロフィールに即したLINEメッセージが送られてくる→個人情報がその企業に筒抜けになるってことですね。
これは、LINEに限ったことではありません。
この手のアプリ、FacebookやTwitterなどのSNSやニュースアプリ、amazonや楽天などの通販をはじめ、
今やWindowsやAndroid、iOSなどのOSに至っても普通に行われています。
気にしていたらスマートフォンやパソコン、SNSアプリはぶっちゃけ使えないですね。
そこまで来てしまっています。
ですが、自分の情報がどういうルートで相手に送られているか、どういう風に使われているのか、
その企業だけなのかグループ全体まで使われるのか、自分だけなのか、それともスマートフォンに入っている連絡帳内の友人にまで影響があるのか。
知っておく必要はあると思います。
だからこそこうやって画面に「同意してください」と出てくるのですから。
全てのアプリ・OSには必ずこういう同意するところ、もしくは情報を送ってよいかどうかの設定するところ
のどちらかが必ずございます。
一例ですが、ちょうど本日、お客様よりWIndows10パソコンにて下のような画面が出たとヘルプが有りました。
Windows10 CreatorsUpdate に向けてのプライバシー確認です。
「設定の選択」にて、プライバシー設定(位置情報やタイピングなどの学習、個人情報をどれだけマイクロソフトに送って良いか・・・など)を設定します。
さて・・・この画面がでて、ちゃんと設定なさる人がどれだけ見えるのでしょうか?
私のお客様のようにわからない・・・というのが大半だと思います。
だから、文章全然読まずに「なんだこれ?同意でいいや」とか、
面倒だから内容を読まずに「簡単設定」でOK・・・・って方、多いのでは。
でも、そういう方に限って「聞いてないよ~」ってなるのですよね。
昔はそれでまかり通りましたが、今は通りませんので、
「気になさるのでしたら」「後で文句言うのなら」
ちゃんと読みましょう。設定を行いましょう。
私のお客様はおかげさまで、こういうことでも頼ってくださり、私にご相談いただけます。
「気にしない」もしくはその企業を「信用している」なら、普通に「同意」で問題ないのでしょうけどね。