フィリピンに海外出張があり、その時ノートパソコン持って行く予定なんだけど、
ACアダプター見たら対応電圧100V~240Vって書いてあるから問題ないよね?
とご質問。
フィリピンは220Vです。コンセントの形は日本・アメリカと同じなのでそのまま変換プラグ無しでコンセントに挿すことができます。
最近のノートパソコンやタブレット、携帯電話のACアダプターは全世界対応にしてコストを下げていますので、ほぼ大丈夫です。
私の持っている富士通ノートパソコンのACアダプターも100~240Vと書いてありますので大丈夫です。

ですが・・・実はここに落とし穴があります。
ACアダプターとコンセントの間を取り持つACコード。
通称メガネケーブルと呼びます。
これのコンセント部分をよく見てみると・・・

125V!!!!
つまり、めがねケーブルことACコードが220Vに対応していません!!
このまま気づかずに現地で使うと、コードが発熱、運が悪いとコードが溶け、最悪は発火・・・ということになります。
お客様のノートパソコンのACコードも案の定125Vでした。
海外対応、海外使用OKとうたっていないノートパソコンは、コストを下げるためほぼ100%、日本専用(125VなのでアメリカはOK)のACコードを使用しています。
これはノートパソコンには限らず、日本専用の携帯電話の充電器、ドライヤー、ひげそり等々・・・
海外に持って行くときはACアダプタだけでなく、必ずメガネケーブルことACコードの対応電圧まで確認いたしましょう。
海外対応のメガネケーブルは、海外旅行コーナーのある電気屋や、海外旅行グッズ専門店等においてあります。
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もちろん、ACコードではなく、変圧器等を使って現地の電圧を日本の電圧に下げてもOKです。
変圧器もいろいろ種類がありますので、使用W(ワット)数などでご自分に都合の良いものを選びましょう。
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もうすぐゴールデンウィークです。
海外旅行に行かれる方も多いと思いますし、出張等で最近は海外当たり前になってきています。
結構落とし穴で、
海外未対応って書いてあるけど、ACアダプターに100V~240Vって書いてあるから大丈夫!
などと、中途半端に知識のある方のほうがドツボにはまりますのでご注意ください。
※実は電気屋さんの店員でも知らない方多いんですよね。
私が現役の時、部下のほとんどが知りませんでした・・・f^_^;
電気屋に行ったとき、店員さんに聞いてみてください。
海外旅行担当者以外の店員は多分知りませんよ~(笑)