太陽誘電が今年いっぱいで光記録メディアから撤退するとのことでした。
・impress PCwatch 太陽誘電、光記録メディア事業から撤退
・太陽誘電プレスリリース:記録製品事業からの撤退について [PDF/405KB]
実は太陽誘電がCD-Rの規格を作ったのですね。
That'sが無ければCD-Rは無かったのです。
私が販売店にいた頃、・・・いや、今でも、お客様から安心して使えるメディアはどれ?と聞かれたら迷わずThat's太陽誘電をおすすめしていました。
今となっては唯一の日本製Discでもありましたしね。
撤退はとても残念です。
日本製で安定した光記録メディアがお好きな方は、今のうちに買いだめしておいた方がよいのかもしれませんね。
ちなみに各メディアの特徴ですが、
・CD-ROM/DVD-ROM/BD : 書き込みができない、読むだけのメディア
(市販のCD/DVD/BD著作物は全部これですね)
・CD-R/DVD-R/BD-R : そのディスクにデーターを書き込みができますが、消すことはできません。
(書き込み面には1回だけと言う事ですね)
・CD-RW/DVD-RW/BD-RW : データー面をフォーマットすることにより数回の書き込み・消去が可能です。
となっています。
ところで、光記録メディアってどうやって情報を記録しているかご存じですか?
デジタルの信号というのは「0」か「1」のどちらかです。
その信号を
CD-ROM : アルミニウム板に物理的に凸凹を打ち込み信号を記録します。
物理的な為一番安定しているので、市販のCDはすべてこの方法です。
CD-R : 金属薄膜に塗布された有機色素をレーザー光線で焼き、
色素の有り無しで信号を記録します。
なので、「CDを焼く」って言うのですね。
色素を使っているので、日光写真と同じでCD-Rは光に弱いのです。
この規格を太陽誘電が作りました。
CD-RW : 相変化化合物アモルファス(簡単に言うと形状記憶合金)に、
高温レーザーと低温レーザーを当てて凸凹を作り、信号を記録します。
そのため、再度レーザーを当て直すことで記録面が真っ平らになり、
CD-Rが1回のみに対してCD-RWは何回か記録することができます。
形状記憶合金な為、温度に弱いです。
この規格はリコー、三菱化学メディア、ソニー、フィリップス、Hpの共同開発ですね。
光(レーザー)の反射率は100のレーザーを当てると
・CD-ROM : 85以上
・CD-R : 70以上
・CD-RW : 20以上
となります。
CD-RWだけ読めないドライブやカーナビ・CDラジカセがあるのはこれが理由です。
また、全部読めていたのにレンズが汚れたりすると真っ先にCD-RWが読めなくなります。
性能の良いメディアは当然反射率も上記規格よりも良いですし、色素や素材も安定しますので、
データー欠損や光不足等で読めないドライブの数も当然少なくなります。
安物のメディアが良くないと言われるゆえんがここににあるのですね。
大切なデーターははしっかりとしたメーカーのメディアで記録・保存いただくのをおすすめします。
各種光メディアの特色を理解して、使い分けいただくとよいと思います。
さよなら太陽誘電~That'sの光メディア。。。
※参考にした資料
日経BP CD-RWを再生できない場合があるのは?
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