常時安全セキュリティ24プラス(スマートサーブセキュリティ)モニター体験記 | Tascal PCサポート情報

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昨年11月、@niftyの新サービス予定だったハードウェアファイヤーウォール「スマートサーブセキュリティ」のモニターに当選しました。

 

アダプターが送られてきたので、以降取り付けをし、モニターを行っていました。

 

 そのモニター期限が昨日2月16日切れ、このサービスも新たに「常時安全セキュリティ24プラス」として正式サービスを開始しました。

 



常時安全セキュリティ24プラス
公式ページ(申し込みもこちら)


 


 サービスも商品化されましたし、モニター期限も切れましたから、せっかくですので、簡単なレビューをしたいと思います。

※モニター使用時のアダプターNV800Dにてのレビューです。
  新たに常時安全セキュリティ24プラスに申し込むと新型アダプターNV900Wになります。

取り付けは、ルーターモデムの後に取り付けます。直列接続です。
感覚的にはルートHUBみたいな使い方になるともいます。
無線LANアダプター・HUBなどはアダプターのHUB部分から取り付けます。

そのため、最近よくある無線LANアダプターとルーターモデムが一台ですんでしまう物の場合、無線LANが対応しません。

 


セキュリティ対象デバイスは、Windows・MacOS・Androidです。
残念ながらiOSは今のところ非対応です。
ですが、ウイルスの宝庫とされているAndroidに対応したのはよいですね。

費用は500円/月です。

ですので、6,000円/年となります。
ウイルスバスタークラウドが3台使えて実売価格6,000円以下ですから、3台以下での使用でしたら少しもったいないかな。

でも、個人でスマホを当たり前のように使う時代、しかもスマホ自体にソフトを入れなくてもよいので重くならないのはいいかも。
(ただし、外出したり、LTE回線使ったりするとノーガードになります。アプリインストール時は必ず常時安全セキュリティ24プラス接続時の方がよいでしょう)

PCもウイルスや安全でないと思われるサイトやダウンロードにはブロックをしてくれます。

 


年頃のお子様が見えるご家庭なんかは、子供さんが変なサイト行ってウイルスもらう可能性もあるので、そういうところにはよいかと思います。

 ハードウェアファイヤーウォールですので、パソコンやスマホでインターネットサイトを見に行くと、アダプターがまずそのサイトが安全かどうかチェックします。
ノートンとカスペルスキーのエンジンを使っているので信頼性は高いと思います。

 チェックして安全と判断されるとパソコンやスマホにインターネットの画面が出てきます。
モニター当初はこれがめちゃくちゃ遅かったです。
はっきり言って使い物にならないぐらい。
 ですが、12月に入って@niftyが対処し、問題ない速度になりました。
速い!とまでは行きませんが、気にならない速度です。

アダプター使っているからちょっと遅いよ

って言わなかったらたぶん、専門家やSE以外誰も気づかないと思います。

これで500円ならパソコン・スマホ合わせて4台以上使っているご家庭でしたら安いと思います。
また、WindowsXPとかのサポート期限切れOSにも効くのでそういうところでもメリットは高いですね。

 さて、よいところばかり書きましたが、これから先は注意点です。

まず、ハードウェアファイヤーウォールですから、USBメモリーやSDカードには非対応です。
外出先から持ち込んだUSBメモリーにウイルスが入っていても、感知しません。
そのため、ネットカフェとか友人宅・取引先などでUSBメモリーを使い、持ち込む方は要注意です。

 それから、セキュリティが過敏に働くことがあります。
私ですと筆まめの体験版ダウンロード時上記画面が出てブロックされてしまい、アダプターを外さないとダウンロードできませんでした。
 また、そのとき筆まめのように画面に出てくればよいのですが、
アプリのアップデート等でブロックされた場合、常時安全セキュリティ24プラスが原因かどうかがわからないことです。

私の場合、iOS8.1.3へのアップデートでひっかかりました。
アップデートがダウンロードできないのです(PCでもiPhoneでも)。
最初はiOSの方の問題かと思いました。ですが、ネットで調べてみてもそのような事例はありません。
試しにスマートサーブセキュリティのアダプタを取り外したら問題なくダウンロードできました。

 


こういうとき、どれが原因七日の判断ができないと、どうしてもほしいデータをダウンロードできなかったり、今回のようにアップデーターがブロックされると、焦ったりパニクったりするかと思います。
また、原因がアダプターですから、特定ができないと問題のないメーカーのサポートを振り回す可能性もありまね。

私が思った問題点はこんなところでしょうか。

スマートサーブセキュリティではありませんが、私のお客様のファイヤーウォールでは、skypeのインストーラーがブロックされるところがありました。

そういう面では、何も知識のない方が使えるかどうか・・・となるとちょっときついかもしれませんね。

そんな方は、ノートンセキュリティやウイルスバスタークラウドの方がよいかと思います。
パソコンの世界では何でもかんでも機械にお任せ・・・はやはりできないのですよね。