自律進化組織研究所 (改 : 患者サービス研究所) -14ページ目

自律進化組織研究所 (改 : 患者サービス研究所)

結果にコミット! みずから活性化し進化する組織を実現します。

■経営者・管理職に「迷い」があれば、部下はついてゆけないものです。

 

その影響は甚大なのですが、意外に世の中では行われている傾向があります。

 

しかし、経営者・管理職に「迷い」という自覚がないから余計にひどいことになっています。

 

「迷い」というより、「自己不一致」を抱えているといえるでしょう。

 

その結果、部下からすれば、

「グラグラしている」

「一貫性がない」

……と感じられる「ソフト・ポリシー(軟性思考)」となります。

 

本来は、部下からは、

「あの上司が言うことは、揺るぎない考えに基づいている」

……と感じられる「ハード・ポリシー(硬性思考)」でなければなりません。

 

とは言うものの、

かく言うわたしたち自身の中にも、

「前向きに成長して頑張りたい」

という天使の言葉と

「そこまではやれないよね〜」

という悪魔のささやきが

つねに交錯しているものだということを、みなさんもご存知でしょう。

 

そして、

「天使だけだったら、今頃、

どんなに強く賢く愛情深い素晴らしい人間になっていただろうか」

と思う人も少なくないはずです。

 

これは、ほぼすべての人間に言えることでしょう。

 

そして、ほぼ全ての人間がそうなれたら理想ですね。

 

■しかし、

もったいないことに、世の中の多くの経営者や管理職にも

やはりその傾向は見られます。

 

それは、部下に惑いをもたらし、

組織のポテンシャルを、台無しにしてしまうことにつながります。

 

たとえば、

身近な医療現場で代表的なのは、こんなパターンです。

 

上層部から、

「前回の患者満足度調査でも待ち時間が長いという苦情が多い。

安全・正確を除けば、迅速第一だ」

と言われ・・・

 

 

>>>つづきはコチラ

■・・・ブログが移転しました。

https://pcs-c.com/blog/2020/06/3193/

 

 

 

 

■なお、YouTubeにショートレクチャーもアップしました。

 

▶︎組織体質は、経営者が選択している結果! by 患者サービス研究所!(20min)

https://youtu.be/rYQLc7c_yRs

 

▶︎組織マネジメントができているか? チェック・リスト by 患者サービス研究所 (17min)

https://youtu.be/vt202tu-e14

 

▶︎組織が活性化する「人事評価法」 by 患者サービス研究所 (12min)

https://youtu.be/3wGBpn9aNpI

 

▶︎「組織の器」チェックリスト by 患者サービス研究所 (18min)

https://youtu.be/huztBIAkyRs

 

 

引き続き、これからもどうかよろしくお願い申し上げます。

患者サービス研究所 三好 章樹

■みなさんの現場でも、
患者満足度調査や職員満足度調査を実施しているでしょうか?

たしかに、さまざまな取組の効果測定は重要です。

そのため、多くのリサーチ業者が、
患者満足度調査や職員満足度調査を提供しています。

しかし、
「何年間も、ずっとこのリサーチを使っているので」
と、機械的に同じリサーチを使っているということはないでしょうか?

 

 

■そもそも、
コンサルタントによっては、
「うちのリサーチは、
多くの病院が導入しているので、
ベンチマークが得られるので、お勧めです」
という人がいますから、注意してください。

同様に、病院からも
「ベンチマークがとれるなら、導入したい」
という要望があることもあります。

病院が組織づくりをする上で、
果たして、
ベンチマーク、
すなわち、他の病院と比較することに、意味があるでしょうか?

 

>>>つづきはコチラ

■・・・ブログが移転しました。

https://pcs-c.com/blog/2020/06/3182/

 

 

 

 

■なお、YouTubeにショートレクチャーもアップしました。

 

▶︎組織体質は、経営者が選択している結果! by 患者サービス研究所!(20min)

https://youtu.be/rYQLc7c_yRs

 

▶︎組織マネジメントができているか? チェック・リスト by 患者サービス研究所 (17min)

https://youtu.be/vt202tu-e14

 

▶︎組織が活性化する「人事評価法」 by 患者サービス研究所 (12min)

https://youtu.be/3wGBpn9aNpI

 

▶︎「組織の器」チェックリスト by 患者サービス研究所 (18min)

https://youtu.be/huztBIAkyRs

 

 

引き続き、これからもどうかよろしくお願い申し上げます。

患者サービス研究所 三好 章樹

 

 

 

 

 

 

 

■今回のコロナの影響で、
経営面においても非常事態であることは、
多くの経営陣の方々から聞き及んでおります。

ついては、
平時に想定していた賞与を支給するかどうか、検討されている方々も多いでしょう。

その場合、職員が
前向きに理解し、これからも頑張ってゆこうという思いで受け止めてくれるように、
細心の注意を払って進めることが重要です。

というのも、
信頼関係を損なえば、職員のモチベーションが下がり、人心が離れてしまうからです。

反対に、
信頼関係を築ければ、
「これからが大事ですね!一緒に乗り切りましょう!」
という職員の頼もしい力を得られるようになります。

 

■では、どうすれば良いか?

 

 

>>>つづきはコチラ

■・・・ブログが移転しました。

https://pcs-c.com/blog/2020/06/3168/

 

 

 

 

■なお、YouTubeにショートレクチャーもアップしました。

 

▶︎組織体質は、経営者が選択している結果! by 患者サービス研究所!(20min)

https://youtu.be/rYQLc7c_yRs

 

▶︎組織マネジメントができているか? チェック・リスト by 患者サービス研究所 (17min)

https://youtu.be/vt202tu-e14

 

▶︎組織が活性化する「人事評価法」 by 患者サービス研究所 (12min)

https://youtu.be/3wGBpn9aNpI

 

▶︎「組織の器」チェックリスト by 患者サービス研究所 (18min)

https://youtu.be/huztBIAkyRs

 

 

引き続き、これからもどうかよろしくお願い申し上げます。

患者サービス研究所 三好 章樹

■昨年、

訪問先近くのロッテリアでコーヒーを飲んでいたとき、

近くのテーブルで、男子高校生が話しているのが聞こえました。

 

「新川優愛、結婚だって!」

 

「ショック。相手は?」

 

「有名人じゃないよ。

ロケバスの運転手だって」

 

「チキショー、

ロケバスの運転手って、どうしたらなれるの?」

 

■むかしのホームドラマで、こんなシーンがありました。

 

朝、若者が目を覚まして階段を降りてくると、

ちょうど訪ねてきていて玄関にいた知り合いと目が合う。

 

片方の鼻の穴に綿を詰めているその若者は、

つらそうな表情で頭をさすりながら、

「ああ、まいったまいった」

 

知り合いは、

「どうしたの!?」

 

「いや、昨夜、呑みすぎちゃって・・・」

 

「へ~、呑みすぎると、鼻から綿が出ちゃうの?」

 

■笑いの公式の一つに、わたしは、

「因果関係誤解」

があると考えています。

 

因果関係を誤解することは、

たしかに滑稽です。

 

しかし、実は、

すべての人間の間違いの原因でもあり、

幸せになれない根源でもあるのです。

 

たとえば・・・・・

 

 

>>>つづきはコチラ

■・・・ブログが移転しました。

https://pcs-c.com/blog/2020/06/3144/

 

 

 

 

■なお、YouTubeにショートレクチャーもアップしました。

 

▶︎組織体質は、経営者が選択している結果! by 患者サービス研究所!(20min)

https://youtu.be/rYQLc7c_yRs

 

▶︎組織マネジメントができているか? チェック・リスト by 患者サービス研究所 (17min)

https://youtu.be/vt202tu-e14

 

▶︎組織が活性化する「人事評価法」 by 患者サービス研究所 (12min)

https://youtu.be/3wGBpn9aNpI

 

▶︎「組織の器」チェックリスト by 患者サービス研究所 (18min)

https://youtu.be/huztBIAkyRs

 

 

引き続き、これからもどうかよろしくお願い申し上げます。

患者サービス研究所 三好 章樹

■接遇と聞いて、
「ワクワクする!」
「心が明るくなる!」
という人はいるでしょうか?

では、どんなイメージでしょうか?

「大事ですよね、たいへんだけど」
「意識しているつもりですが、これ以上になにをしろと?」
「あのお辞儀とか笑顔とかですか?」
「できていない人たちが学ぶべき。なぜ私たちだけやらされるのか?」
「たいへんな中、それでもやる意味があるんですか?」
・・・といった声を(ときには声なき声も)聞きます。

たしかに、接遇を学んでも、
「患者さんから心から喜ばれた」
ということは、ほぼ聞くことがありません。

なので、なおさら、
「何のために?」
「そんなに必要なの?」
と思われてしまうわけです。

そもそも、いま私たちが想定する「接遇」とは、
あたかも接遇マナーのことのように思われています。

マナーで人の心に響くことはありませんから、
徒労感ばかりが残る、ということは、必然なのです。

■では、なぜ、そんな、医療現場の実情に合わないものが
「接遇」
という名前で、医療現場に蔓延しているのでしょうか?

 

>>>つづきはコチラ

■・・・ブログが移転しました。

https://pcs-c.com/blog/2020/06/3135/

 

■なお、YouTubeにショートレクチャーもアップしました。

 

▶︎組織体質は、経営者が選択している結果! by 患者サービス研究所!(20min)

https://youtu.be/rYQLc7c_yRs

 

▶︎組織マネジメントができているか? チェック・リスト by 患者サービス研究所 (17min)

https://youtu.be/vt202tu-e14

 

▶︎組織が活性化する「人事評価法」 by 患者サービス研究所 (12min)

https://youtu.be/3wGBpn9aNpI

 

▶︎「組織の器」チェックリスト by 患者サービス研究所 (18min)

https://youtu.be/huztBIAkyRs

 

 

引き続き、これからもどうかよろしくお願い申し上げます。患者サービス研究所 三好 章樹

■今回、未曾有の事態に直面してみて、

さまざまに、

良いリーダーシップ、良くないリーダーシップを

見るに至ったのではないでしょうか?

 

今回は、批判のためというよりは、

より良いリーダーシップを学び、

わたしたちの現場実務に活かすために、

終盤で事例を振り返ります。

 

今回、もっとも浮き彫りになったのは、

「現・組織論に脈々と息づいている昭和のリーダーシップは、

もう限界である」

ということでしょう。

 

■上表の現・組織論の通りです。

 

いまも世の中の主流を占めるのは、

現・組織論でしょう。

 

▶︎基本

大事なことは経営者が決め、

部下・現場は、黙って従えば良い、という

上意下達・上命下服が、基本です。

 

「上司を役職で呼んではいけない。

お互いに、さんづけで」

というルールにしているにもかかわらず、

 

「◯◯さん、それ君に任せるから責任持ってやって」

「はい、⬜︎⬜︎さん、かしこまりました」

というように、

結局やっていることは上意下達・上命下服そのもの、

という現場も、なんと多いことでしょう。

 

▶︎社会背景

そうなった背景は、

昭和の永い永い高度経済成長の支えられていた時代に

あります。

 

製造立国であり、

「国民的〜〜」という言葉が通用していたほど、

国民の価値観は一様でしたから、

市場が急に変化することはありませんでした。

 

先月売れるものは、

来月も間違いなく売れた、

そんな時代が40年以上も続いたのです。

 

そのため、経営者は、

「先月のデータだけを見ていれば、

来月の結果もわかる」

と、余計な情報を不要とするようになりました。

 

▶︎経営陣の基本行動

そのため、経営陣にとっては、

現場からの余計な口出しは無用。

 

必要なことは、こちらから指示する、というのが

職場のコミュニケーションでした。

 

現場の部下・職員が、

どんなことを考えているか?

やる気があるのかないのか?

本当はどんな仕事を広げてゆきたいのか?

などに、

経営陣や管理職が

関心を持つ必要はありませんでした。

 

これは、

経営陣・管理職にとって、とても居心地の良い環境です。

 

なかなか体質を切り替えられないのは、

居心地の良さにも大きな原因があります。

 

▶︎体質

そのため、経営陣も管理職も、

外から学ぼうともしません。

 

最善を追究し続けることを怠るので、

(すぐに弊害が現れることはありませんが、

時間をかけて)

着実に、生産性が下がってゆきます。

 

また、

居心地が良い人たちは、

より一層居心地の良い環境をつくるので、

どんどん秘密主義となり、

私利私欲や私怨私憤の力学が働き、

腐敗してゆくことになるのは、

みなさんも、

たくさん目の当たりにしているのではないでしょうか。

 

▶︎組織内部

その結果、経営陣は、

居心地の良い環境を守るために、支配するようになります。

 

その結果、現場には

組織不信が生まれ、

将来に対する不安感が巻き起こることになります。

 

▶︎それでも、高度経済成長期が続く中、

職員が辞めなかったために、

こうした体質が世の中に染み付いたのが

「昭和」の時代なのです。

 

■これに対して、これから切り替えてゆくべき組織像を、

新・組織論に記載しました。

 

▶︎基本

経営陣・管理職は、どんどん情報を回すことが大事です。

 

みんなの良い情報を共有し、

みんなの中から様々な意見を引き出し、

最後に、

経営陣・管理職は、決裁だけをする、というスタンスです。

 

よく、

「なぜ、社員は目先のことしか考えないのか?」

という経営者・管理職がいますが、

そうなっているのは、

このように情報を常に回していないからに他なりません。

 

日頃、経営者・管理職自身が、

上意下達の文化にしているから、

部下職員の視野が広がらないだけです。

 

▶︎社会背景

なぜ、このような組織が望ましいと考えられるか?というと、

もはや、

世の中が多様化・複雑化し、

その変化も日々、加速しているという状況があるからです。

 

昨日の正解が、今日は通用しないのです。

 

そのため、現場からの情報がつねに重要です。

 

情報どころか、つねに現場から答案を上げてもらわなければ、

追いつかない時代です。

 

また、情報化によって、

「誰が何を言い出すかわからない時代」

でもあります。

 

そのため、昔のように、

「厄介なクレームは、門前払いしておけば良い」

と雑な発想をしている人は、

世の中全体からバッシングを受けて大変なことになる時代です。

 

▶︎経営陣の基本行動

したがって、経営陣・管理職は、

「つねに情報を回す」

ことが役割となったと言って良いでしょう。

 

現場からの口出しは大歓迎しなければならない時代へと

180度変わりました。

 

職場のコミュニケーションといえば、

上から下へ、ではなく、

現場から上層部へ、を基本にする

というように、180度流れる方向が変わりました。

 

しかも、必要か不要か、ジャッジしてはなりません。

 

というより、どんな情報が有益になるかもわからないので、

経営者・管理者といえども

自分や取り巻きだけの狭い視野でジャッジすることは

できないのです。

 

部下職員が抱いた、

ささやかな違和感すらも、

実は、組織の存亡に関わるマーケットの変化の予兆かも

知れないのですから。

 

まして、具体的な問題提起や改善提案は、

それが正しくても正しくなくても、

良かれと思って上げてくれたことだけで、

まずは手柄となります。

 

というわけで、これからは、

お互いの情報をすべて出し合い、

一緒に考えて、

進んでゆく、

そんな組織になるように、

その環境を設けてやるのが、経営者・管理者の役割

と考えた方が良いでしょう。

 

そのため、

現場の部下・職員が、

どんなことを考えているか?

やる気があるのかないのか?

本当はどんな仕事を広げてゆきたいのか?

などにこそ、

経営陣や管理職は

関心を持つことが重要となったのです。

 

一人ひとりの価値観を大切に考えているよ、という

姿勢がなければ、

職員が安心して自分の思いや考えを口にできないからです。

 

そしてそんな職場は、

現場の職員にとって、

活き活き・のびのびと話し合い行動できる

快適で健全な環境にほかなりません。

 

職員にとって働きやすい環境は、

生産性もまた高い職場なのです。

 

▶︎体質

現場職員がどんどん考え行動できるように、

経営者・管理職みずからも外から学び、

情報をみんなに提供してやるのが、

経営陣や管理職の役割です。

 

「情報を回す」中でも、とりわけ重要なのが、

ボーダーを超えて情報を回すことです。

 

組織の外の情報を中へ回すだけでなく、

職員個人と個人の間の情報共有も、

組織内の部署同士の枠を超えて情報を回すことも、

経営者・管理職だからこそ

果たすべき役割です。

 

こうして最善を追究し続けるので、

生産性が上がります。

 

この傾向を促進するためにも、

論理必然的に、

ガラス張りの経営をしてゆことが前提となります。

 

秘密主義や、私利私欲や私怨私憤の

生まれる隙などない、健全な組織です。

 

▶︎組織内部

その結果、現場・部下職員は

組織を信頼することができます。

 

また、

ありとあらゆる情報を元に

全体で忌憚なく話し合って方向性を決めている以上、

方針に対しても

「これ以上に良い方針はないはずだ」

と、安心することができます。

 

充分に情報が提供され、

充分に発言・行動の機会が与えられ、

意見や価値観を尊重される現場ほど、

快く勤め続けたいと心から思える健全な職場はないでしょう。

 

▶︎こうして、

職員が

「この仕事には理屈じゃない魅力がある」

「この職場にはお金では買えない体験がある」

と、やりがいと誇りを感じて勤め続けてくれる、

そして、

つねに最善を追究して生産性が高い組織を、

これからは創ってゆくことが望ましいのではないでしょうか。

 

■今回のウィルス感染に対する我が国の一連の対応を見れば、

それらの一つ一つが、

ことごとく、

昭和の時代に染み付いた

「現・組織論」の思想によるものだったと、

浮き彫りになっていることでしょう。

 

今回、しばしば見受けられた

「なぜ、そんな対応をするのか?」

と疑問に感じる場面も、

上記のように見てみると、

「昭和の感覚の人だったら、そうなるのも当然」

ということが見えてくるのではないでしょうか。

 

その逆に、

外国から情報を得てきたり、

部内で情報を回して検討し、

問題提起や改善提案をどんどん上げてもらっていれば、

的外れな対応にはならなかったのです。

 

また、

未曾有の状況下において正解のない事態なのですから、

そうしたプロセスをガラス張りにしていれば、

たとえ施策が成功しなかったとしても

非難はされないはずです。

 

しかし、実際のところ、

外国から学んだり外国の専門的な力を借りることもなく、

人々に重要なことが説明されず、

結論だけが唐突に降ろされてくれば、

誰もが不信や不安を感じるのは当然です。

 

■そんな中で、

「部屋とお茶と本とイヌと私」の動画を

流してしまうのは、

「いかに情報を回していないか?」

を露呈した証明にほかなりません。

 

また、

多くの国民が要らないというものを、

わざわざ血税を使って各家庭に送りつけるといった

誰も幸せにならない施策をしてしまうのも、

「いかに周囲と話をしていないか?」

の現れというよりほかありません。

 

台湾や韓国、ニュージーランドの首脳は

評判が良いですが、

その人自身が何でもできたわけではありません。

 

情報を回して、

優秀な人を巻き込み、国民を巻き込んだのです。

 

同様に、

イギリスやドイツで

感染を抑え込みきれなくても、

国民が国政と一緒に戦おうとしているのは、

やはり、

首脳が情報を回しているからです。

 

我が国では、この点が違うために、

感染対策も、

国民感情も、

理想的なものになっていないのではないでしょうか?

 

■この時代のこの難局を、

情報を回さず、

上意下達で乗り切ろうとするリーダーシップには

限界がある、ということを、

みなさんも、目の当たりにしたことでしょう。

 

そして、さらに、

上意下達で乗り切ろうとするリーダーシップを捨て、

「では、どうすれば良いか?」

が見えてきたことでしょう。

 

そして、

これからの

「新・組織論におけるリーダーシップ」

を具体的にイメージできたのではないでしょうか。

 

■さまざまな現場で、

「やっているけれど、形骸化している」

ということを、しばしば聞きます。

 

▶︎たとえば、目標管理制度。

 

「半期ごとに目標シートを提出させたり、

上司との面談をさせているけれど、

職員も活性化していないし、

組織の生産性が上がっているとも言えない」

と。

 

そもそも、

「目標なんて、そんなにないので、

シートに書く目標が浮かばないんです」

という声も多々あるそうです。

 

面接を終えた部下が

やる気に満ち、目を輝かせて部屋から出てくる、ということも

ほぼ聞きません。

 

しかし、やらなければ、

その対話すらなくなってしまうので、

やめる決心もつかないそうです。

 

▶︎たとえば、TQC活動。

 

「半期に一度、各部署から、

改善事例を発表してもらっていて、

それなりに良い発表もあるが、

これが半年がかり?という残念な発表もある」

 

しかし、現場からは

「やっているのは、発表会まえの1ヶ月だけ」

「やっているのは、先輩から押し付けられた一部の若手だけ」

という声もしばしば聞きます。

 

本来、

一部の職員が一時期だけ改善してもらいたいのではなく、

全職員が日々、改善の意識を持って欲しかったはずで、

まさに典型的な形骸化となっています。

 

▶︎たとえば、接遇向上。

 

毎月、接遇委員会が開かれ、

さまざまな取組をしているとのことですが、

具体的に聞くと、

 

「接遇標語を募集する」

「優秀作を表彰する」

「ポスターにして掲示する」

 

「患者満足度調査を行なう」

「集計してグラフにして掲示する」

「院長賞を表彰する」

 

「意見箱に入れられた意見を回収する」

「お褒めの投書はそのまま掲示し、

ご要望やお叱りには返答を書いて一緒に掲示する」

 

しかし、それによって、

患者さんから選ばれる病院になったのか?と言えば、

「それはわからない」

とのこと。

 

ただ、決められているからやるという、

まさに形骸化です。

 

▶︎その他にも、

「なぜ、この記録を書かなければいけないのか?」

と聞けば

「いままでそうだったから」

 

「なぜ、この会議をするのか?」

「毎月、やることになっているから」

 

「この集計、誰か見ているの?」

「提出することになっているので」

といった形骸化の事例が、

洗い出せば、いくらでも出てきます。

 

この形骸化体質は、

いったいなぜ生まれるのでしょうか?

 

■現場では、

他にも、悩ましいことがあるでしょう。

 

「せっかく良い講師を見つけて、

研修制度を構築しても、職員が参加しない」

 

「せっかく会議を行なっても、

呼ばれた職員が、積極的に意見を言わない」

 

「職員を補充したのに、

これまでと同じ業務しかこなさず、

言われたことにしか、取り組まない」

 

「せっかく研修をしても、

学んだことが現場で活かされず、

効果が持続しない」

 

こうした、

思うように職員の意識が上がらないパターンのうちの、

いくつかが該当するという病院も

多いのではないでしょうか?

 

■形骸化することも、

職員の意識が上がらないことも、

実は、

原因は同じ、たった一つです。

 

ということは、

そのたった一つを攻略できれば、

すべてを改善できる、ということにほかなりません。

 

それはなにか?

 

人間には、いとも簡単に

「目先のことにとらわれ、目的を見失う」

という心理構造です。

 

だから、世の中のあちこちで、

企業・病院・組織のあちこちで、

昔からこんにちまで、

いたるところで形骸化が起こり、

職員の意識が高まらないのは、当然なのです。

 

なるべくしてなっているだけです。

 

考えてみれば、

「目的なき言動」

こそが、

「魂なき亡骸」

すなわち文字通り、

「形骸化」

なのです。

 

つまり、

たった一つの攻略方法は、

「つねに目的をリマインドすること」

に尽きます。

 

ただし、我が国では、

トップ・ダウンの文化の時代が長かったために、

「すぐには切り替えられない」

という人がほとんどでしょう。

 

■しかし、攻略の具体的な方法は、極めてシンプルです。

 

あとは、わたしたち一人ひとりが、

やるかやらないか?

それだけです。

 

その方法は、ただ一つ。

 

「つねに、目的から話す」

 

それだけです。

 

▶︎「目標管理シートを書きなさい」

「上司との面談をしなさい」

と言うのではなく、

 

「一人ひとりがやりがいと誇りをもち、

活き活きのびのびと働く組織を実現しよう。

そのために、

あなたの思いをシートに自由に書いて欲しい」

 

「あなたの思いを面談にすべて話して欲しい」

 

……というように。

 

難しくないでしょう。

 

あとは、あなたがこの習慣を、

来週も、

来月も、

来年も続けているかどうか?

 

それだけです。

 

■「どんな組織が成長するか?」

といえば、ある意味では、

「人のために、と思える人が多い組織」

と言えるのではないでしょうか。

 

組織ではなく、個人でも、

「人のために」

と思える人は、

誰からも頼られ、力になるので、

周囲も、喜んで力を貸してくれるようになり、

豊かな人生になることでしょう。

 

逆に、

「人よりも自分のために」

と思う人は、

周囲を頼り、力を借りることになるので、

徐々に人が離れてしまい、

孤独で、広がりのない人生になることでしょう。

 

なお、ここで言う

「人のために」

は「患者さんのために」という意味だけではありません。

 

むしろ、

職員同士における

「お互いのために」

「一緒に働く仲間のために」

の方が重要です。

 

医療現場では、

「患者さんのために」

と思わない職員はいませんが、

「一緒に働く仲間のために」

と思える職員ばかりとなれば、素晴らしい職場になるのではないでしょうか?

 

「Give & Take」

という言葉がありますが、

 

「Give & Give &Take」

の人には、周囲に人が集まり、人生が豊かになり、

「Take & Take & Give」

の人からは、周囲の人が離れ、寂しい人生になる、

……というシンプルな原理です。

 

余談ですが、

「Give」と「Take」がバランスしている人の中にも、

「Much Give & Much Take」

したい、世話焼きな分甘えん坊なタイプの人や、

「Less Give & Less Take」

したい、関わりたくも関わられたくもない独り好きなタイプの人もいますが、

バランスしているので、

Muchをとるか、Lessをとるか、は

その人の個性と言えるでしょう。

 

問題は、

「人に力を貸して欲しいが、貸すのは嫌」

というタイプです(時々いますね)。

 

ともあれ、

「まずは人の役に立ちたい」

というタイプの人が、

周囲から好かれ、結局は本人の人生も豊かになる

と、言えることと思います。

 

■というわけで、

そんな人ばかりの組織だったら、

どんなに豊かで

お互いの力を発揮しあい、

素晴らしい成長を遂げることができるでしょうか?

 

▶︎要するに、

「人のためにと思える人が多ければ、組織は成長する」

ということではないでしょうか。

 

一方、

成長できない組織には、

「人のために」

と思える人が少ない傾向が見受けられます。

 

「それは私の仕事じゃありません」

と言い放つ人、

みなさんの人生の中でも何人か登場したのではないでしょうか。

 

▶︎では、

「人のために」

と思える人は、なぜ、そう思えるのか?

 

そこには、

「人が大切」

という心が必ずあるはずです。

 

「人のために」

と思えない人は、人が大切という心がないので、

「なぜ人のために?」

と思ってしまうのです。

 

▶︎では、

「人が大切」

と思える人は、なぜ、そう思えるのか?

 

それは、

今の状況に感謝できているからに他なりません。

 

いま、

この職場で、

この仕事に就き、

日々働けていることに感謝できていれば、

周囲の人もまた大事に思えるはずです。

 

一方、

人が大事と思えない人は、

自分で、どうにでもできると

自惚れているということでしょう。

 

▶︎また、

いまの状況に感謝できる人は、

「いまの状況が、当り前に与えられているものではない」

と理解できている人です。

 

いまを

「恵まれている」

と思える人は、

不満があった時に、

「なぜ、こうなんだ!もっと変わって欲しい」

と周囲に要望するのではなく、

自分でできることを探すようになります。

 

いわゆる「自律思考」です。

 

一方、

感謝できない人は、

「いまの状況が当り前」

と思っている人です。

 

そこが基準なので、つねになにか起これば、

不満を感じることになります。

 

それは、いわゆる「他責発想」と呼ばれる思考です。

 

▶︎ではなぜ、

「いまが当り前でない。恵まれている」

と思えるのでしょうか?

 

それは、

「恵まれていない他の状況が、たくさん存在する」

ということを知っているからです。

 

過去や未来、他の組織、外部環境など、

「世の中には、もっと恵まれていない状況がたくさんある」

と知っていれば、

いかに自分が恵まれているか、わかります。

 

一方、

他の状況があることを知らず、想像できない人は、

どうしても、幸せなのが当り前なのに、

「なぜ、そうならない時があるのだ?』

と不満を感じることになります。

 

▶︎実際、わたしたちも、

自分の日常の情報の中で生きていると、

ついそれが当り前になってしまい、

「半日も連絡がつかない」

「周囲にコンビニしかない」

「エアコンが効かない」

といったことに、大いに不満を感じてしまいます。

 

しかし、

世の中には、1日1ドルで生活している国もあり、

そこでは、新生児の1割が亡くなってしまい、

学校にも行けない子どもたちが、

毎日、雨の日でも、井戸のあるところに水を汲みに行き、

ポリタンクを4キロも歩いて帰ってきたり、

親が病気で身体が悪くても医療を受けられず、

子どもが裸足のままゴミの山を歩き回り、

金属類を拾い集めて生活費に充てている、

といった状況も存在しています。

 

わたしたちは、

そうした情報に触れず、

先進国の豊かな社会の情報にだけ触れているのです。

 

▶︎このように、

視野を広げれば、

「いまが当り前ではない」

ということがわかり、

「今の状況に感謝すること」

ができるでしょう。

 

したがって、

「いまの状況が当り前ではない」

「恵まれている」

と知り、

「人が大切」

と感じることができ、

「人のために」

と思うことができるようになるためには、

「視野を広げること」

に尽きると言えるでしょう。

 

■「視野を広げる」

と聞いて、

「漠然としていて、どうすれば良いかわからない」

という人もいるでしょう。

 

最も簡単にできるのは、

「因果関係をたどる」

ということです。

 

自分の業務や言動の因果関係です。

 

まず、1つには、

因果関係の川下を見てみることです。

 

自分の業務や言動が原因となって、

「どのような結果を、いつ、誰に、どのようにもたらすのか?」

を考えれば、

いましていることの意味がわかります。

 

「そんなに喜ばれるならば、もっとちゃんとやろう」

「そんなに手間をかけているなら、少し工夫してあげよう」

「そんなに社会のためになるなら、やりがいがある」

と、思えるはずです。

 

「それは私の仕事じゃありません」

という言葉は、

自分の業務や言動が原因となって、

「どのような結果を、いつ、誰に、どのようにもたらすのか?」

が見えていない、

視野の狭さからくるものなのです。

 

もう1つには、

因果関係の川上を見てみることです。

 

自分の業務や言動は、

「誰の何が原因となって生まれた結果なのか?」

を考えれば、

今後を変えることができます。

 

良い結果を生み出した原因を知れば、

良い結果を再生産することができます。

 

悪い結果を生み出した原因を知れば、

治したり、予防することができます。

 

「そんな事情があって頼まれたことだったなら、

もっとちゃんとやろう」

と思うこともできるでしょう。

 

「自分でこの仕事を選び、

自分でここに就職し、

自分で毎日出勤しているのだから、

働く以上、人を恨むのをやめよう」

と考えることもできるようになります。

 

ぜひ、

いまの自分の因果関係について川下や川上を辿ることで、

視野を広げるところから始めてみることをお勧めします。

 

このように、

目の前のことに追われるうちに、

今の自分が恵まれた環境にあることを忘れることがないように、

日頃から、視野を広げることを意識し、

さまざまな因果関係を辿るようにする、という観点は、

わたし自身の自戒でもあります。

 

■ただし、

視野が狭い人は、

「視野を広げる必要性も感じない」

という重症患者であることも多いのが実状です。

 

視野が狭い人だったからこそ、

さらに視野が狭くなっているからです。

 

ということは、

本人の意思を尊重して

「大人なのだから」

と言っていては、その職員は何も変わりません。

 

ということは組織も成長しません。


では、どうするか?

 

無理矢理に視野を広げることが必要です。

 

ただし、最初は、

「業務連絡以外に、なにか一言。

何でも良いから話してみて」

ということから始めることです。

 

テーマを決めて話をさせたり、

なにか行動させることは、

本には負担に感じてしまうからです。

 

さりとて、

「一言も話したくない」

という職員に遠慮していては、

永遠にコミュニケーションが取れず、

組織を変えることはできません。

 

「何でも良いので一言」

は、これ以上ない、最低限のコミュニケーションでしょう。

 

それを定常的に行なうのが、

「HIT-Bit」

です。

 

■ぜひ、

「人のために」

が当り前の集団になり、

「一緒に働く仲間のために」

と思える職員ばかりとなれば、

素晴らしい職場になるのではないでしょうか?

 

つねに

「何でも言って!力になるよ!」

という言葉が交わされている組織を

実現されることをお勧めします。

 

■誰しも、人事評価をされるなら

「公正に評価してほしい」

と願っていることでしょう。

 

しかし、

多くの組織論では、

「評価者もまた人間なので、どうしてもバイアスがかかる」

と説いています。

 

そのため、

そうした組織論や、それを元にしたコンサルタントは、

バイアスを説明しています。

 

すなわち、以下のようなものです。

  1. 中心化傾向…評価が真ん中に集まってしまい、平準化してしまう(これは、部下をしっかりと観察できていない場合に起こるでしょう)
  2. 寛大化傾向…評価が甘くなってしまう(これは、部下を厳しく評価するだけの、上司としての自信がない場合に起こるでしょう)
  3. ハロー効果…一つの良いことに印象を左右され、すべてに渡って良い評価をしてしまう(評価者に緻密さがない場合に起こります)
  4. 逆算化傾向…はじめに結果が決まり、それに合わせて各項目を評価してしまう(これも評価者が、分析力がない場合や、感覚的な場合に起こります)
  5. 論理誤差…評価者が、一部の条件から関連づけて先入観で判断してしまう(これは、評価者に強い思い込みがある場合に起こります)
  6. 対比誤差…評価者自身と比べて評価してしまう(客観的なものさしがない以上、主観評価となります)
  7. 期末評価…評価する時期もしくはその直前の動向の印象に引きずられて評価してしまう(これも、客観的なものさしがない以上、主観によって歪んだ評価が起こります)

そして、コンサルタントはこう言います。

 

「以上のように、バイアスがかかってしまうことがわかっています。

したがって、そのようなバイアスが働かないように

注意しましょう」

と。

 

そして、

「注意しましょう」

ということほど、意味がないことは、

みなさんもご存知の通りです。

 

とかくコンサルタントは、分類してみせて、

「理解できたでしょう」

と言いますが、

本来は、分類した後に、

「具体的にどうすれば良いか?」

こそが重要なはずです。

 

分類だけコンサルタントに

騙されてはなりません。

 

また、いずれにしても、

客観的な評価方法がなく、

主観評価をしている限りは、

「そんな感じがする」

という評価の域を出ませんから、

公正・公平な人事評価は決して実現しません。

 

また、人間が評価する以上、

どうしても、

評価対象に対する先入観やイメージに引きずられてしまうことを

避けられない、と思われるでしょう。

 

では、どうすれば、

客観的に評価することができるでしょうか?

 

■最も公正・公平な評価は、どんな評価か?

 

世の中で行なわれている公正・公平な審査に

学ぶことができるでしょう。

 

たとえば、芥川賞の審査です。

 

同賞の審査においては、

審査委員は、

著者を明かされずに作品を読んで評価をつけると言います。

 

つまり、

「誰の作品かは、知らずに審査する」

ことによって、

審査委員は、

作者のイメージや、作者に対する好き嫌いなどの

余計な情報に惑わされることもなく、

また余計な意図を差し挟むこともできず、

純粋に作品の内容だけで審査されることになるというわけです。

 

誰の作品であろうと、

良くも悪くも審査に手心を加えようがないのですから、

こんなに公正・公平な評価はありません。

 

ぜひ、

「人を評価する」

ことを排し、

「事実を評価する」

ことに徹底して、、

「客観評価」

を実現されることをお勧めします。

 

■なお、

「事実を評価するにはどうしたらよいか?」

その方法が必要でしょう。

 

そこで、患者サービス研究所は

日々、現場で生まれている事実を

細大漏らさず把握して、

評価材料となる「事実」を蓄積するための方法、

「HIT-Bit」

をお勧めしています。

 

HIT-Bitを行なっていれば、

日々現場から上がってくる事実情報を

蓄積することができるので、

 

その事実情報のうち、

「だれが」

という主体を切り離して、

「なにをどのようにした」

という言動だけを抜き出せば、

 

「この部下だから」

とか

「あんな言動をした部下だから」

といったバイアスを完全に排除することができるのです。

 

主語なき言動について、評価をつけた後、

それぞれの言動を、

主体となる職員ごとに分類すれば、

結果、

「各職員に対する人事評価」

が出来上がるのです。

 

このようにすれば、

上述したような「バイアス」が一切働かない

人事評価が可能になります。

 

ぜひ、このように徹底して主観評価を排し、

公正・公平な人事評価を実現することをお勧めします。