”もしもこの世界からトレーナーが消えたなら” | 吉田輝幸オフィシャルブログ「吉田輝幸のPCPブログ」Powered by Ameba

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「身体を変え、常識を変え、世界を変える」

【from PCP STAFF】

いよいよ2018年がスタートしましたね!!今年は平昌冬季オリンピックやサッカーFIFAロシアワールドカップ等世界的ビッグイベントも多く益々スポーツ業界は盛り上がっていきそうな一年ですね。

 

PCPは”カラダを変え、常識を変え、世界を変える。”の理念の基、代表の吉田トレーナーをはじめとして、今年もトレーナー一丸となって活動していきますので、何卒ご指導・ご協力の程宜しくお願い致します!

 

 

 

そんな活気と好況でスポーツ業界が盛り上がる最中、正月休みに自宅でゆっくりと昔の友人の本を読む機会があり、ふとこんな事を少し考えてみました(笑)

 

 

 

”もしもこの世界からトレーナーが消えたなら”



アスリートはとにかく長い時間、競技の練習をするのかもしれない。そして練習の成果が低い時、遅い時に何を選択して競技力を高めて、パフォーマンスを向上させようとするだろう?


身体のどこかを怪我をしたアスリートは、すぐに手術をするのかもしれない。そして手術が無事に終わったときに、次に何を選択してどのように怪我をする前より身体を強くして競技に復帰しようとするのだろう?また同じ身体の使い方をしていても同じ怪我はしないだろうか?

 

身体のどこかが痛いサーファー達は、それでも大好きなサーフィンに夢中になっているかもしれない。でも痛みに耐えられず、自ずと海から足が遠のき、自宅の奥に埃をかぶったボードがあるとき何を選択するだろう?陸でサーフィンカルチャーを楽しむか、サーフィンをそのまま止めてしまうのかもしれない。

 

ゴルファーもとにかく長い間、ゴルフの技術練習をするのかもしれない。そして身体にとって正しい動作、自分の身体の正しいゴルフスイングが分からない時に、何を選択してゴルフを改善して上手くなろうとするのだろう?

 

 

”もしもこの世界からトレーナーが消えたなら”

 

 

トレーニングをしたい人は、自分で一生懸命トレーニングをするのかもしれない。そして独学で沢山の時間とお金を費やして自分で調べて聞いて考えて実行して改善して十分に効率効果的にトレーニングを出来る人もいるのかもしれない。一方、身体によくないフォーム、成果が薄い負荷、いつまでやっても身体が変わらないトレーニングを続ける人もいるのかもしれない。そんな時、何を選択して更にトレーニングを続けようと頑張っていくのだろう?

ダイエットをしたい人は、とにかく何も食べないようにするかもしれない。そしてカラダに無理が出てきたときに何を選択して減量しようとするのだろう?

子供達は、変わらず元気に外で沢山遊んでいるのかもしれない。でも外で自由に遊べる環境が減少し、家の中でスマホやゲームに夢中になり、 「体力低下」や「肥満」などは変わらず社会問題になってしまうかもしれない。そして「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、将来的に安全にスポーツを続 けていくことや、スポーツ選手としての可能性を広げていくために非常に大切なジュニア期、特に小学校の中高学年期の子供たちの正しい身体活動の経験が出来ない環境の時に、学校や保護者の方々は何を選択してスポーツ教育問題を解決しようとしていくのだろう? 

 

 

”もしもこの世界からトレーナーが消えたなら”


トレーナーを育成する学校や機関は、トレーナーになりたい学生や社会人が存在しなかったら、新しい学部や資格を自分達で作るのかもしれない。そんな時に誰か困る人達はいるのだろうか?

フィットネスクラブは、最新のマシンと流行のプログラムを導入し、受付やサービス業務はA・I技術等を駆使して無人化を進め運営をしていくのかもしれない。そんな時に誰か困る人達はいるのだろうか?

 

スポーツ庁は、「健康増進」をテーマに、スポーツ人口をあらゆる世代に拡大して、「健康寿命」と「平均寿命」の差を縮めようと、スポーツを通じて社会問題を解決しようと、現状で約40兆円と言われる国民医療費を抑制していくことを目指してくれるに違いない。医療費が増大し続ければ、本当に日本はパンクしかねないですからね。でも、そんな時の問題は恐らく誰がどのように解決に取り組んでいくべきなのか?ではないだろうか。


2020年の東京オリンピックを控え、盛り上がるスポーツビジネス業界は、現在のスポーツ産業市場規模・約5.5兆円から、2020年には10.9兆円の市場拡大し、2025年には今の3倍の15兆円市場に成長しているかもしれない。もしもこの世界からトレーナーが消えたなら、市場発展機会の損失はあるのだろうか?ないのだろうか?もしあるとしたら大体いくらくらいなのだろう?


”もしもこの世界からPCPが消えたなら” 「困る人は誰がいるかな?」と一人一人の顔を思い浮かべながら、新年を過ごしています。

 

 PCPハイパフォーマンスコーチ山口

 

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