USBメモリーの所に書こうと思ったんですが、
結構な量になったので別枠にしました。

注意と言うのは、SSDのデータ復旧に関してです。

SSDの回路はUSBメモリーとよく似ています。
データの書き込み方法もほぼ同じような形で書き込んでいきます。

つまりUSBメモリーと同じように、データをブロック毎に管理しています。
どこかのブロックでデータが壊れると、
そのブロックに付随するデータが一緒に壊れます。

またクィックフォーマットを掛けた直後なら、データは復旧する事は出来ますが。
復旧せずにデータを上書きしてしまうと、データの復旧は絶望的となります。
完全フォーマットでもデータの復旧は出来なくなります。


USBメモリーのデータ復旧の種類にはいくつか有り、
まとめると大体下のようになります。

①軽度~中度のデータ復旧
 フォーマットしてくださいと言うメッセージが出る。
 ゴミ箱にデータを捨ててしまった。
 クィックフォーマットしてしまった。
 などなどセクター単位での読み出しが可能な状態。

 ただし完全フォーマットをしてしまうと、データは完全に消去されます。
 またクィックフォーマットやデータ削除を行ってすぐの復旧は可能ですが、
 データの書き込みを少しでも行うと、
 消してしまったデータが記録されている部分に上書きされる可能性が高く。
 書き込まれたらデータを取り出す事が出来なくなります。

 とにかく消してしまったと思ったら、すぐに復旧する事をお勧めします。
 復旧方法として、専用ソフトウェアを使っての復旧が主となります。

②重度のデータ復旧
 USBメモリーは認識するのにフォルダーやデータが見れない。
 パソコンでUSBメモリーが認識できない。
 USBメモリーを物理的に破損してしまった。

 大体がコントロールICと言う、
 メモリーICとパソコンを接続する為のICが壊れる事が多く。
 その原因として静電気やデータの記録中に抜いてしまうなどがあります。

 こういった場合、ソフトウェアを使用する方法は全く出来なくなります。
 必然的にハード的な処置を施す必要があります。
 その時はメモリーICを基板から取り外して、 特殊な機械に掛けます。
 そして内部のデータを直接取り出します。

 取り出したデータを別のメディアへ記録してご返却となる訳です。

 ただ基板が破損した場合、弊店ではちょっと違う事を試します。
 このブログでも何度か紹介している、破損部分の接続修理です。
 この方法だと時間も値段もかなり抑える事が出来ます。

 修理に掛かる時間は、平均30分くらいです。
 データのコピー時間なども入れると1時間程度ですみます。
 料金はデータ容量関係なく 税金込み15,750円になりますが、
 単純な修理ならば10,500円まで下がります。

 ちなみに直接メモリICからデータを読み取る方法だと
 メモリーの容量により金額が変わり、そこそこ高額になっしまいます。
 
 理由は、手間と暇が思っている以上に掛かるからです。

 メモリーチップを解析する為にシュミレーションを行います。
 メモリーICを外し、特殊なメモリー読み取り機にセットします。

 パソコンを使って最適なコントロールICを擬似的に作り出し、
 メモリーの内部を読み取ります。

 この作業には、専門的な知識が必要になり時間もかかります。
 そうやって取り出したデータを別のメディアに移すのです。
 なかなか大変ですよぉ・・・。

 時間は半日から数日に及ぶこともあります。
 金額は、~4GBまででも4万円近く掛かってしまいます。

 弊店でももっと技術力を磨いて、
 この部分の価格を下げれるようにしたいと思っているのですが。
 まだまだ難しいところです・・・。
 早く低価格化が出来るように精進したいと思います。

 とまぁ、こんな感じでUSBメモリーの重度データ復旧は、
 どこの店もちょっと高額になってしまう訳です。


ハードディスクのデータ復旧の値段って、もの凄い高いんです!!

って、唐突ですがほんとに高いです。

なぜ高いのか?

ハードディスクが壊れた時
データを取り出そうとすると、
まずハードディスクを動くようにしなければなりません

ヘッドが壊れて読み出せなければ、ヘッドを読めるように交換します。
ディスクを回転させるモーターが壊れていたら、モーターを交換します。
モーターやヘッドを制御している基板が壊れていたら、基板を交換します。


と言ったように、部品を交換して元通り動くようにします。
しかし部品を交換しただけでは動かないのです。

大昔のハードディスクは、
同型のハードディスクから部品の交換をすれば何とか動いたようですが。
最近のハードディスクはセキュリティ面での強化の為、
単純に部品を交換しただけでは動かなくなっています。

唯一部品交換が出来て動く可能性があるのは、
同じ工場,同じ時期,同じ製法で組まれたハードディスクだけです。

これはシリアル№や製造年月日で調べる事が出来るのですが、
入手するとなるとなかなか大変な作業になります。
また一発でうまくいくとはいかない為、予備が何個か必要となります。

ここまでで部品代だけでも馬鹿になりません。
またヘッドの交換やモーターの交換は、通常の部屋では出来ません。
クリーンルームのようなチリの無い部屋で行わなければ、
ハードディスク内部にチリが入り込んでしまいます。
チリが入ると、プラッタと言うデータが書き込まれた円盤に
傷が付いてしまう可能性があるのです。

またヘッドの取り扱いにも注意が必要で、
ヘッドの先には何ミリかの隙間が必要なのですが、
くっついてしまうと使い物にならなくなります。

そう言った作業をクリアし、データを読み出す作業に移ります。
データを読み取ったあとも壊れたデータの復旧なんかもあったりして、
色々作業は続きます。

こんな感じでお客様へデータを返却するのですが、
時間と経費は半端なく掛かっています。
逆に掛けないとデータを取り戻す事は出来ないのです。

データ復旧が高い理由はお解かり頂けたでしょうか?
だからと言って高いからちゃんと復旧できるか?って言うのはまた別問題です。
やはり腕の良い所と悪い所って言うのはあります。
それを判断するのは難しいところですけどね。

ただ私のところでのデータ復旧率は高い方だと自負しています。
価格もそこそこだと思いますが、それはお客様が感じる部分ですよね


今回はマザーボード上で、組み立てに必要な注意点について説明したいと思います。

この写真はASRock Z77-Extreme6と言うマザーボードです。
ちょっと判りづらいのですが、部品の配置に番号をつけてみたので見てみましょう。

Z77-Extreme6

①CPU
 中央上よりにCPUを載せるソケットがあります。
 CPUを装着する際は、CPUの基板に切り欠きがあるので。
 ソケットの凸部分に合わせて起きます
 CPUを装着後、放熱用のFANを取り付けます。

②メモリー
 CPUの右側に4つのレーンがありますが、ここにメモリーを装着します。
 メモリーに切り欠きが有るので、レーンの凸部分に合わせて押し込みます。 
 その時、レーンの端に有るメモリーを固定する為のハンドルが有るので開いておきます。 
 押し込んでいくと、レーンの端に有るメモリーを固定する為のハンドルが閉じていきます。
 完全に閉じれば装着完了です。

 大体2本で一対が多いのですが、
 最近では3本一組や4本一組なんていうのもあります。

③電源
 メモリースロットの右側に、主電源用のコネクタ(24pin)があり。
 写真からは見難いのですが、
 マザーボードの左上に、サブ電源コネクタ(8pin)があります。
 この2つの電源を忘れると動かないので注意です。
 また通常ではあまり無いのですが、
 CPUの45度斜め左下にも、4pinの電源コネクタがあります。
 これはグラフィックカードをSLI接続やCrossfire接続する際に必要となります。

④拡張カードスロット
 CPUの下側には、拡張カードを装着するためのレーンがあります。
 PCI-ExpressスロットやPCIスロットと呼ばれる物が並んでいます。
 ここにグラフィックカードやサウンドカードなどの拡張カードを挿していきます。

⑤SATAポート
 マザーボードの右下の端にはSATAコネクターが並んでいます。
 上からでは判りませんが2段になっていて、
 このマザーボードには8個コネクターが載っています。

 上側4つがSATA3ポートで下側4つがSATA2となっています。
 SATA3とSATA2の違いは、データの転送速度が違います。
 SATA3は6GB/sとなり、SATA2は3GB/sとなります。

 ハードディスク・SSDを接続する時は、転送速度が合っているか注意します。
 SSDは大体がSATA3での接続に対応しているので、
 SSDを使用する時は、SATA3ポートへ接続しましょう。
 ハードディスクはSATA3かSATA2どちらでも構いませんが、
 SATA3に対応している場合はSATA3ポートへ接続しましょう。

大きな所では以上です。

次はPCケースに入れる際の順序や注意点などを説明したいと思います。

昨日に引き続き、
自作パソコンの作り方についてお話します。

今回は、以下の3点について。


⑥DVDドライブ又はBlue-Layドライブ
⑦ケース
⑧グラフィックカード

ポイント1
ドライブは大きく分けて、DVDドライブとBlue-Layドライブがあります。
またそれぞれに、読み込み専用や多層書き込み対応と言ったものが存在します。

読み込み専用と言うのは、映画や音楽を観たり聞いたり、
あるいはデータを読み込むだけのものです。
データをDVDやBlue-Layに記録する為には、
書き込みが出来るもの
を選びましょう。


書き込みが出来るドライブの中には、多層書き込み対応と言う物があります。
例えばDVD-Rは片面4.7GBの容量があるのですが、
DVD-R DLと書いてある物は片面2層になっていて、容量が倍くらいになっています。

ドライブによって書き込める層数が決まっているので、
購入したドライブに適応したメディアを購入しましょう。

またドライブを購入する際は、多層書き込み可能な物(2層以上)がいいです。


ポイント2
ケースとはパソコンの外側になり、各部品を納める為の箱となります。
人それぞれの個性が出る部分なので、自作する際は入念に選びたい所ですね。

選び方としては見た目重視にするもよし、機能重視にするもよしですが。
マザーボードの大きさに合わせて、ケースは選ぶ必要があります。
また通気性にも注意して選びましょう。

マザーボードのサイズには、ATX・MicroATX・mini-ITXなどあり
それぞれ大きさが規格で決まっています。
大きさは、ATX > MicroATX > mini-ITX の順になります。

マザーボードの大きさについては
、下表を参考にしてください。
ATX 規格マザーボードの種類と大きさ
規格幅 × 奥行き
ATX305 mm × 244 mm
Mini-ATX284 mm × 208 mm
Micro-ATX244 mm × 244 mm
Frex-ATX228 mm × 190 mm
Mini-ATX170 mm × 170 mm
Nano-ATX120 mm × 120 mm

ケースを選ぶ際は、マザーボードの大きさに対して、
PCケースがマザーボードの大きさに対応しているか確認しましょう。

またグラフィックカードやハードディスクの数を増やすと消費電力が上がり、
PCケース内部の温度が上昇しやすくなります。
温度が上がりすぎると、故障や起動しなくなるなどの障害が発生しやすくなる為。
通気性の良いPCケースを選びましょう。
*前面から後方へ風が通り抜けやすい構造がお勧めです。
  また前側と後ろ側にFANが入っている物が良いです。
  もしついていなければ、自分で付けるのも良いです。

ポイント3
グラフィックカードの選び方ですが、これも難しい所です。

グラフィックカード選びの時は、まず用途を考えます。
・3Dゲームをするのに必要。
・グラフィックのデザインをするのに必要。
・写真を加工したりするのに必要。
などなどです。

しかし3Dゲームをするのにも、どの程度の処理が必要になるのかがあります。
処理能力の高いグラフィックカードを購入できるのが一番良いのですが、
それなりに値段は高くなってしまいます。

経済的に余裕が無ければ購入する事が出来ないので、
どこかで妥協する必要があります。

そこで何をしたいか。
どんなスペックが必要なのかを調べる必要が有るわけです。
オーバースペックになる必要はありません。

もしどうしても高いスペックのグラフィックカードが必要な場合。
レベルを落として2個同じ物を購入し、SLI接続で使うと言う手も有ります。
*グラフィックカードがSLIに対応している事が必要です。
*同じような効果を持つ物に、Cross Fireと言う規格もあります。

少し前のブログにもSLIの事は書きましたが、
単体で使用するよりもスペックが上がります。
GTS450のカード2枚でも、GTX560Tiを越えるくらいの性能は出ます。

財布の中身と相談して、グラフィックカードは選びましょう。

余談ですが、
sandy bridgeと言われる第2世代
Core i7&i5プロセッサの上位モデル は、
内部にグラフィック処理系の能力があります。
マザーボードとの組み合わせでグラフィックカード無しでも、
そこそこのグラフィック処理能力があります。

以上が部品選びのポイントとなります。
また近々、中級編として組み立てについてのお話をしたいと思います。