部品取りになったカーオーディオからアンプICを救出したので
専用基板を組んでアンプを制作した。
TDA7377はお安くて使いやすいのでカーオーディオで使われていたようだ。
KiCadで回路作製。
このTDA7377は2chで組めば30W+30Wの大出力になるアンプICだが
4.5.11.12番の入力が独立するので配線次第で Single-EndedやBTLに
したりと2ch,3ch,4chでも組める便利なICだ。
今回は4-5と11-12をショートさせてBTLの2chとして使うので出力
側にカップリングコンデンサーは不要となる。
基板作製。
新規レイアウトだが以前作ったアンプに似ている。
3Dビューアはなかなか便利だ。
パーツに3Dモデルが無いのでICや入力ジャックなどは表示されてませんが
全体の完成イメージがつかめるのが良い。
Gerber書き出していつものJLCPCBに納品する。
完成基板は10日ほどで届く。
このICは外部にミュート用のパーツしか無いので組みやすい。
ヒートシンクは秋月にあった P-12537を使えるようにICの位置を決めています。
ネジ穴が中心に無いためICを少し右にずらして位置を合わせ。
パーツはアンプIC以外秋月電子で揃えました。