ジャンク マザーボード BIOSTER TH61 ITX を修理する | ジャンカーの徒然日記

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「ジャンクの中にもお宝あり」ジャンクを探して今日も行く。

久しぶりにとなり町のドフに行ってみた。

最近フリマでジャンク調達しているのでここは半年ぶりの訪問だ。

 

注意:マザーボードの改造や修理は発火発煙に繋がる場合があります。

   何があっても自己責任だよ。

 

青箱を見ていると気になるマザーボードがあった。

BIOSTARのMini ITXだ。

観察するとかなりガッツリ盛り込んだマザーなのでうまく修理できれば小型PCを作れそうな気が。

CPUソケットピンはきれいだし欠落したパーツも無いようなので良品である。

気になるのは「未チェック。わかりません」と書かれている事かな。

 

チップセットは型番からわかるようにH61なので第三世代CPUを乘せテスト用メモリーを挿して起動させて見る。

基板上にセルフチェック用ステータスLEDがあるのだが全く点灯しません・・

第二世代CPUに交換したりRAMを載せ替えてみたが動く気配なし。

うーむ、検索で調べると重大な事実が判明した。

 

フロントコネクターのピン配列が一般的なマザーと異なっていたのだ。

こないだのDELLマザーもそうだが、何かの組み込み専用マザーなのかもしれない。

 

改めて正しい電源ピンをショートさせるとステータスLEDが点灯した。

FANが回るが・・またも数秒で落ちてしまう。

BIOSは生きてるようだがBEEP鳴らずPOSTしないようだ。

当然画面も何も映らない。

POST中に落ちるので電源系の故障のような気がする。

CPU周りのMOSFETを調べた1個値のおかしいのを見つけたがショートしている訳では無い。

 

これはレギュレーターの故障かなと思ったが、もしやと思いBIOSを疑う。

幸い8Pソケットで取り外せるタイプのが付いているのでROMライタで調べる。

 

読み出してみたが不審な感じはしないが書き換えてみる事にする。

古いか汎用品で無い為かメーカーのサイトにはダウンロードに関する情報がなかった。

さらに検索するとよくわからないサイトにBIOSが上げられているのを見つけたので使ってみる。

書き換えソフトで読み込んでROM内のデーターと比較したがヘッダ部分が同一なので多分大丈夫だろう。

念のためROM内のBIOSをバックアップじて、イレース後書き換えしてみた。

特にエラーも出ず書き換えは終了する。

 

ROMをソケットに戻して起動。

ステータスLEDが交互に光ってBIOS出ました。

おおお、動くぞー

 

一通り検査したが各部問題ないようだ。

ドライバーはメーカサイトには無いがGIGABYTEとAsrockのH61マザーのを流用で問題なかった。

と思いきや、台湾の本家サイトに各種ドライバーがあったのでダウンロードして入れ直す。

2012年が最終だがBIOSもここに最新のがあったので後で更新しよう。

 

ちょうどジャンクなMini ITXケースがあったので動作確認後

こないだ神田装備で100円で買ったPLEX 4chジャンクTVチューナーを組み込んで小型TV録画PCにしちゃいました。