体調を崩す鳥さん達が多くいらっしゃるようです。
先日の某SNSで
「病院からの指示で、プラケを35℃で保温したい」というのをどこかでお見掛けしましたので、
どうすると35℃キープ出来るかやってみました。
※ネット上の書き込みだけ見て愛鳥さんの保温の温度を判断しないようにお願いします。
愛鳥さんが寒さに弱い、体調が悪いように感じた場合は、必ず診察を受けて保温の程度は先生とご相談の上決定をお願いします。
あたちも一緒にやるのでし(*・▽・)

きなこさんは寝る時間ですー
プラケを強保温する、という事は
ケース内に大きいヒーターは入れられませんので、
外囲いを作ってそこを温めてそこにプラケを置く、というやり方となります。
(室温を35℃まで上げても出来ますが人に暑すぎますので)
こんな感じでやってみました

って、よくうちでやってる465inプラケですが、
今回は温度の方が肝心ですので。
ケースの置き方はこのようにしました。

①底板を外した465ケージ
②ケースの位置を高くできるように何等かの台を用意する
(今回はいつものお菓子缶でやってみました)
③ヒーターは強め
(40+30で足りなかったので40+60としました)
④サーモスタットを使用
(センサー・温度計はプラケース内部に取り付け)
⑤カバーはタオル+フリース2枚重ねの3重
前面上半分に熱が逃げないように簡単にカバーもしています
※室温は24-25℃程度、ぴいちゃんの部屋の北側で多少冷気あり
乾燥対策として濡らしたタオルをプラケ上に置いてみました(結果は良好)

テスト1日目は40+30=70Wでやってみました。

だいたい上がっても33℃程度でした。
テスト2日目で37℃以上まで上がりました。
40W+60Wで35℃でサーモストップ


37℃まで上げてみると再びON
1日目と2日目後半の変更点

当初はヒーター2個をケース後方配置でやってみました。
こちらではあまり温度は上がらず。
ヒーターを大きくしてもあまり効果が無かったので
2日目途中からは40Wをケース側面から当ててみました。

TT580のバーグラフの山の左側が1日目、右側が2日目です。
右端のバーグラフ一本突出しているのが配置改善後の温度です。

465内の配置はこのように(35℃以上となった配置)


上にはタオルとフリース×2の3重で断熱
前面はポリエチレンシートを使ってみました

これは食品保存用のジップバッグを、カットして長手方向に広げて使ってみました。
高熱には耐えられませんので上側や全体のカバーには使えませんが、
ちょっとした冷気除けには使えそうです。

※ご注意点
〇特に高温が必要な場合(重看護等)はヒーターのトラブルが鳥さんの命に係わる場合もあります。
ヒーター+サーモを二系統用意してバックアップとすると安全です。
〇温度計は常に確認をしましょう
〇中に入れるケースの材質によっては、ヒーターの熱に耐えられなかったり、熱が伝わり過ぎて内部表面が熱くなる(ガラス等)場合もあります。
必ずテストして温度を確認しながら使いましょう。
ぽかぽかはごあんぜんに

なんでし(・▽・*)
すごく熱いので気を付けて使ってください
(本当に)