あの元記事が６年以上前。今回はここから発展させ、一般化しようという話に。じゃないとツールに組み込めませんからね。
攻撃範囲１つにつき、あるサイズ(以下Ｓとする)の敵に対して期待値的に何ヒットするものなのかを求めます。
ランダム攻撃は基本こういうテキスト。
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正方形４がほとんどなので、これをベースにします。
上記記事より敵が中央部、外周部、四隅のどこにいるか。この３パターンで分かれてしまうのは仕方ないこと。
それぞれ見ていくことにします。
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①中央部にいる場合
壁に接していない場合と言い換えても大丈夫。このとき『正方形(４)１回の攻撃でのヒット数期待値』(以下、期待値)は敵サイズごとに
１マス：4/48＝1/12
４マス：16/48＝4/12
９マス：36/48＝9/12
16マス：64/48＝16/12
となります(単位はヒット)。
これをサイズをＳマスとして一般化することで『１回の攻撃によりＳ/12ヒットする』と言うことが出来ます。童虎ＡＳなら100回攻撃なので、100×Ｓ/12ヒットすると取れるわけです。４マスサイズなら大体33ヒット程度でしょうか。
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②外周部の場合
この時の期待値はそれぞれ
１マス：2/48＝1/24
４マス：12/48＝6/24
９マス：30/48＝15/24
16マス：56/48＝28/24
となり、これを一般化すると、 期待値＝(２Ｓー√Ｓ)/24(ヒット)となります。
童虎でいえば４マス相手に25ヒット程度が期待できるわけです。
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③四隅に触れている場合
この場合の期待値はそれぞれ
１マス：1/48
４マス：9/48
９マス：25/48
16マス：49/48
となります。これを一般化すると、 期待値＝(2√Ｓ-1)＾2/48となります。
ルートやら二乗やら大変です。
童虎でいえば４マス相手で約19ヒット程度でしょうか。手数があるのでサイズがあればそれなりに当たるものです。
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番外編 大型ボス
10マスサイズの特殊形状ですが、こちらは正方形(４)で攻撃する場合、その期待値が分かりやすく1/2ヒットとなります。なので、回数/2ヒットする、くらいに考えたらいいでしょう。
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数字のにらめっこしながら一般化していくのは意外と楽しかったですが、こんなものは覚えておこうね！なんてものでもありません。
ただ、こういう感じのものが組み込まれてますよ、というだけのまさに裏話。