No.354 ポコロン指定とスキルの空打ち | ポコダン モンスター採点図鑑

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ポコロンダンジョンズに登場するモンスターは数多く存在します。その中でも限界突破が可能な星7のキャラを中心として評価、解説していきます。記事内各項目の見方などについては『テーマ』→『はじめに』よりご確認ください。

 ASの中には何かを選択したり、指定したりする必要があるものがあります。


 メジャーなところだと煉獄さんのようなASもそうですし、エニグマのような指定したマスの変換もそう。あるいは銀さんやアスカのように敵1体の指定を行うものやビットの設置位置を指定するものもあります。


 ただ、これらのASは必ず解決に成功するわけではありません。場合によっては解決に失敗し、いわゆる空打ち状態となるものや、そもそも選択肢が選べないもの、あるいはそもそも発動すら出来ないこともあります。

 今回は、そういうものについて、大きく2つのケースに分けて、まとめてみようと思います。


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 case1 ポコロンを指定する場合


 ポコロン指定型のASで一番多いのは、『指定したい座標にポコロンがない』ため指定が出来ないというケース。


 例えば海賊船のど真ん中だとか、一部大型ボスなんかで見られるものです。直近だと終尾大型もそうだったかな?これら、ポコロンが無いマスは指定そのものが出来ないため、選ぶことが出来ません。


 溝の上や破壊不能の岩などもそう。足元にポコロン設定がないとダメです。エニグマで溝の上を指定することは無いでしょうが、円範囲変換で指定したい場所が…ということは割とあり得る話。覚えておきましょう。


 ただ、盤面で一カ所の指定も出来ないというケースは通常起こらないので、狙ったことは出来ないが完全に無駄になることも少ないのがこの手のASであると言えそうです。


 唯一と言っていい例外はビット設置。これもポコロンを指定して行いますが、そこに『透明化した敵』がいた場合などは、設置の解決に失敗してしまいます。


 この場合、モーションの発動だけが起きて終わってしまうことに。コストも消費され、使用回数にもカウントされる“空打ち”です。


 

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 case2 敵1体指定型


 最近増えてきた、敵1体の全範囲などを対象とするASの場合です。こちらは敵を指定するため、その敵の足元にポコロンがあるかどうかに関係なく選択することが可能になります。


 では、どんな敵でも指定できるのかと言われると、こちらもそうもいかない場合があります。ここでも出てくるのが透明化。透明状態の敵は選択することが出来ません。


 そのため、プレイヤーとしてはここにナイトメアがいるのに、と分かっていてもAS選択が出来ないのです。


 じゃあ、全員透明状態だったら?


 こういう“選択する対象がない”場合、ASは発動そのものが出来ません。よって、空打ちすら行えないという事になります。


 類似例にブレポコポポロンステージのような1属性に染まった盤面での変換があります。


 この場合はどうなるかというと、

・デス(属性指定変換)→何も選べないが発動はできる、キャラが出現するだけでなく、火→火に変換するようなエフェクトも出る(実質的には空打ち)。

・オリジン(指定変換)→ASは発動出来るが選択画面に行かずエフェクトのみの空打ちになる。

・シンデレラ(○→火変換)→ASは発動出来るが、こちらも空打ちになる。


 というような挙動になることが確認出来ます。


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 caseEX 例外としての空打ち


 床や敵を選択する以外にも解決失敗による空打ちは起こります。例えばケリュケイオンやクトゥグアのようなコピーAS。これはコピー対象になるASがない(単騎で他のモンスターがいない、全員コピーASやビットAS持ち)場合、エフェクトのみの空打ちになります。



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 ということで、今回は選択型のASと解決失敗による空打ちについてのお話でした。


 空打ち自体、メリットらしいメリットはほとんどありません。使用回数にはカウントされるので、エクストラカウンターのタイミングをズラすとかヴォルヴァドスなどの追撃トリガーにすることは出来ますが、それは“空打ちのメリット”ではなく、“空打ちでも失われない要素”でしかありません。


 やらかしとして特に起きやすいのが、範囲変換ASで指定したかったマスにポコロンが無かったパターンと、移動やビット設置で透明な敵にじゃまされるパターン。


 これらの指定型ASを利用するときは、こういうところにも気をつけておくといいかもしれませんね。