No.294 度重なる増改築による歪み | ポコダン モンスター採点図鑑

ポコダン モンスター採点図鑑

ポコロンダンジョンズに登場するモンスターは数多く存在します。その中でも限界突破が可能な星7のキャラを中心として評価、解説していきます。記事内各項目の見方などについては『テーマ』→『はじめに』よりご確認ください。

 ポコダンももうすぐ10周年。いよいよ近くなってきましたね。紆余曲折を経てこその今。感慨深いものがあります。


ーーーーーーーーーー


 紆余曲折。ポコダンの歴史は機能増加、拡張の歴史でもあります。リリース時にはなく、今は存在するものをあげていけば枚挙に暇がありません。


 ガチャからオーガなどのドロップキャラも出てたとか共闘もなかったなんてのは良く語られますね。他にはブレチェンもなく敵へのヒット数計算も異なりますし、レベルアップ時は体力オーバーもなく溢れてしまってました。その体力も10分ごとの回復だったりして…。


 また、極幻進化ひとつにしても実装後に別分岐へのスライドが可能になるなど一度追加した要素に対しての機能改善も度々行われてきました。


 そういう、度重なる増改築の果てに今のポコダンという建物があるわけです。広く大きくなりました。各所の利便性も大きく改善、使い勝手もよくなりました。


 しかし、それだけの改変があればどうしても手の及ばない場所が出てくるというもの。


ーーーーーーーーーー


 それがヘルプ。


 前述のように、様々な拡張を経たポコダンですが、ギミックや特性、状態異常の増加も相当なものがあります。当初あったものの数倍と言っても良いくらい、様々なものが登場しました。


 しかし、それに対する『後からでも見られる説明』はほとんどない状態です。初遭遇時に見られる大きめの説明も、それ以降見られません。なんなら魔像ギミックみたいにヘルプに無いものもあります。探し方が悪かっただけであるのかな。聖像はあるんですけどね。



 ただこれ、『触れることで発動するギミック』にある説明。聖像って触れるんですっけ、となるけどそれ以上に残りのもの。ダブルゲージとかまるで関係ないような。


ーーーーーーーーーー


 あとは…例えばこれ。


©Grenge.Inc.ALL Right Reserved.

 これ、『ターン経過で発動するギミック』の中にあります。流石に恨みはここではないんじゃないかな。ノルンで止まらないし。

 メテオもターン経過でダメージを与えますが、ダメージ1化で防げるあたりギミックというより敵扱いなのでは。

ーーーーーーーーーー

 ここに限らず、全体的にギミックと特性がごっちゃになってしまっています。敵が持つ特性とフィールドに配置されるギミックは別物だと思いますし、このあたりの再整理は必要だと思います。

 あと、どの項目もそうですが、各説明がどのオブジェクトのことか分からない。状態異常はあるんですよ、こんな風に。


 画像表記とその説明。そのスタイルに出来ないもんですかね。回転砲台とレーザー砲、文字だけで判別しろってのもちょっと。

 これ、スイッチポコロンとかの説明においてもそうなので併せて対応してもらいたいとこです。トゲ床だけは画像付き。

ーーーーーーーーーー

 状態異常に毒ダメージアップの説明がない、リミットゲージは0になっても攻撃を仕掛けてくるとは限らないなど、つっこみ出すとキリがないのですが、とりあえずこのくらいに。

 要素が増え続けるポコダンにおいて、その全てを記憶しておけというのも難しい話。特にギミックは特性のようにクエスト内から内容の確認をすることが難しい状態です。

 開発部案件のような新要素の追加、先ほどで言うところの増改築はこれからも必要でしょう。しかし、それと同じくらい『今あるもの』の整理整頓も必要なものと考えます。

 把握しきれないほどのギミックは奥深さを生んでいるともいえますが、一方で直感的な楽しさから遠ざかる要因にもなります。

 可能ならクエスト内での確認が出来るように(ポーズ画面からヘルプ開けるようにするとか)、せめてヘルプでの見直しが可能なように。

 増改築の果てに散らかった取扱説明書の数々。そろそろ整理の時期ではないでしょうか。