評価 7.5/10点
限界突破優先度 B
・要素別5段階評価
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220711/15/pcdn-dict/4c/59/j/o1080090315145305553.jpg?caw=800)
ここがポイント!
・火力に寄せたカノン亜種?
・対象は多いが割合がちょっと
火力に寄せたカノン亜種?
ポコダンにおいて、吹き飛ばし付き列変換といえば真っ先に思い浮かぶのがカノン。その水属性版となるはずだったのがほむらである。ところが、出来上がったのは主副一致かつ全範囲CSなんていう火力盛り盛り方面に仕上がったアグレッシブなキャラ。カノンの持つ攻防のバランスなど知ったことではなかったようだ。
後にカノンの色違い的なキャラとしてフェンリルが改めて作られるあたり、運営からもカノンの色違いとは思われていないようである。
対象は多いが割合がちょっと
軽減LSは微かに残っていた防御意識の表れ。悪魔タイプの敵は比較的多いため、利用機会そのものはある方だと思われるが肝心の軽減率が今ひとつ。特に低くはないのだが、タイプ軽減は属性軽減より高率補正を得やすい傾向にあり、ほむらに関してもあと一声欲しかったという印象が拭えない。
特に弱体化した感じはしないのに、気がつくと採用率が下がってきたような気がするほむらさん。私自身、水縛りのブレポコですら使っていなかった。なんでだろう。
理由のひとつとして同タイプの変換使いであるフェンリルの登場などにより、以前より激しい枠の取り合いが起きていることが考えられる。あちらはしびれ、こちらはやけど。ほむらの方が火力は高いが、アタッカーの中で競争していけるほどでもない。
なるほど、考えてみれば確かに優先して採用したいと思わせる魅力が薄れてきているのかもしれない。
おまけに登場当時と今とでは水属性変換キャラの総数もかなり違う。スイレンなどが使う自由度の高い変換、あるいはジャッジメントなどのような強力な多数変換使いもライバルとしていかねばならないのだ。差別化には吹き飛ばしとやけど付きの全範囲CSを前面に出していく必要があるだろう。
確かに環境的に苦戦している印象はあるものの、大航海など活躍の場は依然として残っており、軽視して良い存在というわけでもない。
せっかくの高火力CSを活かすためにも、前のめり気味な編成に組み込み一気に押し切るような運用を心掛けていきたいところである。