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教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。


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「先生の説明はわかりにくい」

 

件数は少ないですが、時々いただくご相談の一つです。
 

こうしたお悩みを持つ方々は、説明の順序をまちがっていることが多いようです。
 

簡潔に言ってしまうと・・・

 

< 「起承転結」 で解説を構成している>
 

これは 「決定的にダメ」 なんです。
 

 

起承転結は物語の構成順序であり、解説や説明には向きません。
 

結論へ到達するよりも先に 「わかりません」 の声が返って来ることでしょう。

 

授業の解説では 「PREP法」 を用いるようにしましょう。
 

これは商談などのプレゼンテーションにおいても王道とされている解説手順です。


1.Point 結論  最初に結論を提示する

2.Reason 理由  次に理由を解説する

3.Example 事例  社会的実例や類似の事例を提示する

4.Point 結論  最後にもう一度、結論を再確認する


お気付きでしょうか。
 

この順序、人に何かを説明する会話での基本形式となっていますね。

 

1.何かを説明しても信じてもらえない
 

2.だから理由を説明するが、まだ信じてもらえない
 

3.そこで現実的な事例を説明すると納得してもらえる
 

4.結論を再確認して、情報の共有を確実化する

 

こうした会話の流れを再現しているわけですね。
 

では次に、授業の進行に関する改善の方法を 5 件ご紹介しておきます。



 

 

方法1 : 「結論から言うと」 を口癖にする

「結論から言うと」を口癖にすれば、結論から解説を始めざるを得ません。
 

そうすれば最初に命題と解決を提示することになり、だれもが理解しやすくなります。
 

また、その理由を付加していけば、聞いている方も因果関係を理解しやすくなります。
 

先ほどの 「PREP法」 を進行の基本的な骨組みとしてください。


方法2 : 書いてから話すようにする

知識や経験に頼ってメモを作らずに話してしまうと、話があちこちに飛びます。
 

(バラバラな事象を思い出しながら話すため)
 

結果として、聞いている人にとっては 「何が言いたいのかわからない」 となります。
 

台本までは不要ですが、『構想メモ』 程度のものは用意しておきたいですね。
 

また、生徒が板書をノートし終わるまでは解説を始めないように留意してください。
 

書きながら聞かされたのでは、もともと理解が進まない環境となります。


方法3 : 自分への反対意見の立場からも考察してみる

解説・説明の客観性を保つために試していただきたい方法です。
 

自分の説を否定する人がいるとするならば、どんな切り口・視点からになるか。
 

また、誤解されやすいパターンとしては、どのような考え方があるのか。
 

あらかじめ想定しておくと、反論を受けても動揺することがなくなります。
 

「反論への反論」 を先に用意しておくイメージですね。


方法4 : 事実と意見を分ける

「厳然たる事実」 と 「仮定・想定」 とを区別せずに話す人は意外と多いものです。
 

解説・説明の信頼度が低下してしまい、誤解を招く可能性が生まれます。
 

事実は事実、自分の意見は意見、両者の違いを切り分けておきましょう。
 

この要素には特に注意を払っていただきたいと思います。


方法5 : なぜ? を繰り返す

準備の段階で、結論に対して 「なぜ?」 を最低 2 回は繰り返しておきましょう。
 

言い換えると 「理由の理由を考えておく」 ということです。
 

突然の質問や反論にも落ち着いて対処する余裕が生まれます。



 

 

上記 5 件の改善方法を授業や指導案作成で実際に試してみてください。
 

生徒たちの理解力が格段に高まることを実感できるようになりますよ。

 

ところで本日のこのお話 ・・・ 実は、授業に限ったお話ではありません。
 

転職や再就職ののちも必ず役に立つ内容となります。
 

民間企業で勤めることになっても、あなたの存在意義を高めてくれるノウハウです。

 

会議やセミナー(商品説明会)などで活用できる能力となります。
 

顧客対応でも誤解や勘違いを発生させない能力となります。
 

また、自分の人間関係を悪化させない ための重要な能力ともなっていきます。

 

ぜひ日常のご活動に取り入れていただきたい方法論の一つです。
 

夏休み明けから、さっそく活用してみてくださいね。
 

 

私は教職歴 25 年の国家資格キャリアコンサルタント。
 

先生方の悩み解決のため、内容を選ばずサポートを展開しています。
 

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