教え方が下手になる 10 の理由 | 教師の転職相談室

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こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」

-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。


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「いくら工夫しても、いくら努力しても、教え方がうまくならない」
 

そんな悩みをお持ちでしょうか・・・

 

もしそうでしたら、以下の 10 項目について確認してみてください。
 

該当するものがあれば、早めに修正への対策をとっていきましょう。

 

一つも該当しなければ特に問題があるとは思えません。
 

むしろあなた以外の、他の問題が存在している可能性が高いと思われます。
 

その要因を精査してみてください。



 

 

【教え方が下手になる 10 の理由】

 

1.「なぜ、できないの(わからないの)?」と考えたり言ったりしてしまう

教える仕事をする人にとって、この言葉は禁句と思ってください。
 

相手がなぜできないのか? なぜわからないのか?
 

その答えは一つしかありません。
 

できるように、わかるように教えていないためです。
 

相手が理解・行動できない時は、教え方に問題があると考えましょう。


2.教える内容に 「着地点」 がない

人に何かを教える時には、着地点を示さなければなりません。
 

どんな状態をめざすのか、どんな知識を入手してもらうのか、ゴールを示すのです。

 

最初に 「今日は〇〇を××できるようにしてもらいます」 と宣言しましょう。
 

それだけでも方向性が明確になり、コミュニケーションの脱線が劇的に削減されます。
 

同じ方向を向いていないまま話を始めても、理解が深まるはずはありません。

 

説明が知識の羅列になると、相手には目的意識を持てないままの苦行となります。
 

なぜその知識が必要なのか、それによって何ができるようになるのかを示しましょう。


3.引き出すことより押し込むことに集中している

知識が多いことは偉いわけでも何でもないのですが、誤解している人がいます。
 

「どうだ、すごいだろう」 といった姿勢は、鼻につくだけなので嫌われてしまいます。
 

簡単に言えば、こういう人は気持ちが相手よりも上位に立ってしまっているわけです。

 

生徒の不安や悩みを共有する意識を持ち、段階的に引き上げていく必要があります。
 

知識を押しつけるのではなく、生徒の知識を素材として正解に誘導する努力が必要です。


4.論理だけで納得させようとする

「わからないことがわからない」 ままでは、信頼関係はおろか共感も生まれません。
 

人間は感情によって物事を判断し、後から理論づけで自分を納得させる生き物です。
 

まずは相手の感情をよく理解し、プラス思考に転換させて活用しなければなりません。

 

はじめから論理だけを押し付けると、そもそも同じ土俵に立ってもらえないのです。
 

前向きなセミナーでさえアイスブレイクが必要な理由を、よく考えてみてください。


5.理解させるための 「足掛かり」 がない

崖登りにハーケン(鉄釘)が必要なように、高みに上るには足掛かりが必要です。
 

それは一つ一つのキーワードかもしれませんし、ワンセットの概念の場合もあります。
 

また、高い崖では一気に登らず、途中の平地で何回も仕切り直しますよね。
 

一気に引き上げようとすると当たってしまう岩が増え、ザイルが切れるからです。
 

同様に、知識の高度差がある時には、いくつかの段階に分けて説明を進めましょう。


6.パフォーマンスだけで引き込もうとする

予備校の講習や自己啓発セミナーなどでよく見られるのがこのパターンです。
 

勢いと掛け声で群衆をノリノリにし、意欲を引き出した気になっている形です。

 

その場ではやる気を出して前向きに取り組む姿勢を引き出せるかもしれません。
 

しかしこうした活動では依存性を高め、自主的な学習意欲を高める下地は作れません。
 

最後の項目(10.)とも関連する、「信者づくり」 に多く見られるやり方ですね。


7.相手の不安・不満の本質が見えていない

不安や不満の本質は、「理解できない」 ことにあるわけではありません。
 

理解できないことによって、未体験の不利益や不幸を被ることに対する恐れなのです。
 

共感力の絶対値が不足している指導者は、こうした相手の恐れの本質を共有しません。
 

そのため、理解できない相手に対して、的外れなイライラをぶつけてしまうのです。
 

こうした状況が繰り返されると、お互いに不信感や嫌悪感が高まっていきます。


8.教え方に一貫性やきまりごとがない

「先生」 と呼ばれる人にありがちな、いつまでも改善できなくなる象徴的な事例です。
 

教え方にその人なりの 「型」 がなければ、その都度、相手が混乱するばかりです。
 

これは、理解するための道筋と方法が毎回変わってしまうことによる混乱です。

 

また、きまりごとを定めずに教え始めてしまうと、向上心を定着させられません。
 

「話すたびに雰囲気や方針が違う」 と言われてしまう場合は、特に注意してください。


9.反省が次の行動に活かされていない

自分のスタイルに固執しがちな、ある程度の経験者に多いパターンです。
 

過去の成功事例に囚われてしまい、変化していく相手の状況が見えなくなっています。
 

自分が変わらなければならない場面でも、過去の成功で自分を納得させてしまいます。

 

これはいわば成長を自ら拒否しているようなものですので、極めて危険です。
 

「まずかった」 と思ったその瞬間に、自分をバージョンアップさせましょう。


10.独り立ちさせることを考えていない

そもそも 「なぜ教えるのか」 という、教える目的の考え違いをしているケースです。
 

コンサルタントを名乗る人々にありがちな、自力での解決能力を育てない教え方です。
 

手法だけ提供して理由を説明しなければ、相手は同じ課題以外には応用できません。
 

信者を作り出して依存させ、継続的に自分につなぎ留めようとする手法ですね。

 

教育の目的は、「教育を必要としない」 高みへと相手を導くこと。
 

手綱を引き続けようとするのは、自分につなぎ留めようとする欲でしかないのです。

 

独り立ちできない教え方は、「教えた」 と表現できる教え方とは言えません。
 

相手がいつまでも独り立ちできない時、教える側は自分を恥じなければなりません。
 

なぜなら、「あの人は教え方が下手だ」 との誹りを受けることになるからです。
 

「あの人に教わっても、成長できないよ」 との噂がたってからでは遅いのです。



 

 

いかがでしょうか。
 

該当するものが見当たらなければ、あなたに問題があるとは思えません。
 

不幸にも該当する項目があった場合は、何かしらの改善策を考えていきましょう。

 

「今回の 10 項目には該当しなかったが、それでも授業がうまくいかない」

 

もしそうした状況でしたら、まずはご相談ください。
 

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