-「教師の仕事はもう嫌だ」と思った時に読むブログ-
こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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ゴールデンウィークが終わって早くも1か月が過ぎ去ろうとしています。
お勤め先の学校も、いつもの空気に戻りつつある頃でしょうか。
新入生も校風に慣れてきて、そろそろいろんなイタズラが始まりそうですね。
あなたも年度替わりで就いた新しい役職に慣れ始めてきたことでしょう。
緊張がほぐれつつあるタイミングとも言えますね。
そんな中、なぜか何となく元気が出なくて、「五月病かなぁ?」 と笑って過ごす毎日。
でも、ちょっと待ってください。
それって、本当に五月病なのでしょうか?
五月病とは、毎年5月頃によく見られるという心の不安定な状態をまとめた表現。
だるい、疲れが取れない、集中できない、面倒くさい。
ため息が増えた、気付くと下を向いている、食欲が出ない。
こうした状態が目立ってきた人に該当する表現ですね。
季節的なものと世間ではとらえられているようなのですが・・・
こんな日々が続いているようなら、職務環境への適応障害に近い状況かもしれません。
我慢したり、「自分は大丈夫」 と無理をしたりするのは考えもの。
なぜなら心の病(精神疾患)に発展してしまう可能性が高いからです。
私のお客様にもパニック障害、強迫性障害、適応障害、鬱病などの事例が見られます。
仕事への情熱や楽しさは低下していませんか?
人間関係に困らされてはいませんか?
授業や生徒指導に悩みを抱えてはいませんか?
自己肯定感に影響するような変化を見逃してはいないでしょうか・・・
あなたはどんな性格の人物なのでしょう。
私の記事を読んでくださるのですから、きっとこんな人だと推察します。
まじめ、責任感が強い、作業が丁寧、使命感がある。
高い集中力、機敏な行動力、生徒を愛している、放っておけない。
さらには、誰よりも早く出勤し、誰よりも遅く退勤する。
生徒のためなら休日出勤もいとわない。
社会的な目で見れば、理想の教師であり、教師の鑑と言える人。
すばらしい働きぶりと評価される場面もあるでしょう。
しかし、そんなあなたは・・・
今まさに自分が危険な状態にあることを知っておかなければなりません。
今のまま働き続けていくのは危ないかもしれません。
そのうち、学校内の問題をすべて抱え込んでしまう可能性すらあるのです。
そう、この言葉とともに。
「状況が見えている自分こそ、この問題を何とかしなければ!」
違いましたか?
そこまであなたが一人で抱え込む必要はありません。
そのままでは組織も成長しなくなってしまう可能性がありますし・・・
「教えること」 の究極の目標は 「教えなくて済む状態にすること」 ですよね。
これは生徒に向けてだけ言えることではありません。
あなたが働いている組織全体に対しても、同様に言えることなのです。
もう少し気を楽にして周囲の状況をとらえ直してみてください。
誰かしら、一緒に取り組んでくれそうな人はいませんか?
「誰にも声をかけられる状態ではない」
そうとらえてしまうと、状況を変えるチャンスを見逃してしまうかもしれません。
まずはSOSの発信の仕方から、私と一緒に考えてみませんか?
もう一人で抱え込むのはやめましょう。
「我慢は美徳」 とは考えないようにしてくださいね。
気持ちの沈む日々が続いている方は、ぜひお早めにご相談くださいね。
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