－「教師の仕事はもう嫌だ」と思った時に読むブログ－
こんにちは！
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
－日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家－
教職歴２５年、教師の転職コンサルタント／教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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複数の方から聞かれる言葉に、次のようなものがあります。
「問題だらけで何をどこから整理すればよいのかわからない」
こんな時、多くの人は必要のない思考にまで時間を取られていることが多いですね。
あふれかえる問題の中には、考えても無意味なものが現実的には含まれています。
年度初頭に当たり、そうした必要のない重荷を整理して捨てていただこうと思います。
あふれかえっている問題を、次の３つの要素で分類してみてください。
今抱えている問題を、よくすれば３分の１にまで減らせるかもしれません。
１．考えざるを得ない問題はどれか
何らかの答えを出さなければ、業務そのものがストップしてしまう問題。
「物理的に、まちがいなく避けて通れない問題」 だけをピックアップしてください。
たとえば試験の採点とか、会議の資料づくりとか、イベントの企画書などですね。
別の言い方をすれば、「期限が決まっていて、受け取る人がいる」 問題です。
これは避けて通れない問題なので、気持ちに関係なく処理しなければなりません。
２．考えても仕方のない問題はどれか
いくら考えても結果を変えることができず、囚われることが時間のムダとなる問題。
このタイプの問題は、意味もなくあなたの思考時間を奪うだけです。
たとえば過去の失敗に囚われて 「自分には能力がないんだ」 と考え続けること。
失敗の原因を突き止めて未来に活かすならともかく、自己嫌悪は無意味で逆効果です。
もう一つ、真面目な人によく見られるのが、「石橋を叩いて壊してしまう」 タイプ。
慎重すぎたり過剰に心配性だったりする人です。
行動せずに考え続けてしまうと、連鎖的に他の仕事までどんどん遅れていきます。
成果につながる要素のない思考は、この際、一気に捨ててしまいましょう。
行動して初めて見えてくるものがたくさんあります。
動かなければわからないものを、動かないまま考え続けるのも 「思考停止」 なのです。
３．考えない方がよい問題はどれか
真面目で優しい人にありがちなのが、このタイプの問題を抱えること。
簡単に言えば、自己嫌悪や自己否定などのマイナス思考です。
これを繰り返すことは、自分自身に対する 「負の擦り込み」 でしかありません。
わざわざ自分の価値を低下させ、ますます泥沼にはまり込んでしまうようなもの。
これを繰り返していると、できる仕事までもできない人に変わっていきます。
「どうせダメなんだ」 と擦り込むわけですから、思考も行動も停止しやすくなります。
ハッキリ言いますが、そんな思考には何の根拠も意味もありません。
ただの思い過ごしや思い込みでしかないのです。
成果が出るか出ないかは、行動しない限り答えが見つかるはずはありません。
このタイプの思考は意識して避けなければなりません。
気持ちの問題ではなく、社会人の責任として避けなければならないのです。
助けるべき児童・生徒を助けられなくなってしまう可能性が高いのですから。
今すぐにそうした問題を頭の中から捨て去ってくださいね。
４．まとめ
本来考えなければならないのは、「１」 に該当する問題だけです。
それ以外の問題は考えるだけ時間のムダとなってしまうものです。
何よりあなた自身がムダに疲れてしまいます。
周囲の人々を振り回してしまう危険性もありますね。
考える価値のないそんな思考は、今すぐに捨て去ってしまいましょう。
上記の３つで分類できない問題を抱えている場合は、危険な状態です。
もし自分で整理できない問題が残った方は、今すぐに声をかけてくださいね。
早急に解決すべき状況です。
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