-「教師の仕事はもう嫌だ」と思った時に読むブログ-
こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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今日は私の過去の恥ずかしいお話です。
かれこれ 20 年近くも昔のことになります。
当時の私は東京の私立高校の国語科教師・学年主任・学校経営改善委員。
ヒラ教師でしたが、激烈に多忙でした。
週 26 コマの授業と講座、校外での部活動・ボランティア、そして学校改革。
家庭を顧みることもなく、周囲からは仕事バカと思われていました。
仕事に没頭する単調な生活の中、ある日突然、最悪の不幸が訪れました。
夏休みで帰省中の妻が広島の実家で倒れ、末期の胃がんで余命 3 か月に・・・
翌年の正月、妻が他界して一人息子との生活は一変しました。
私を支えてくれたのは、ある研修会社の社長 (元キャビンアテンダント)。
大変なやり手で、一人で会社を興し、わずか数年で有名な企業に成長。
一部上場の大企業を何社も顧客に抱える研修会社へと成長させた女性です。
私の人生の激変を心配したその社長は、私を雇いたいと言ってくれました。
「藤井先生の学校改革の実績と、その研究心や行動力がほしい」 と。
信じられないほど破格の待遇をもってお声掛けいただきました。
しかし、私はここで人生最大のまちがいを犯します。
これは自ら人生の道筋を塞いでしまった瞬間となりました。
その頃、学校の 4 分の 1 の生徒が、私が地区担当を務める隣県神奈川の生徒たち。
営業活動 (中学校訪問) を続けた結果、私が預かった生徒が多かったのです。
「卒業まで私がかかわり続けます」 と約束した生徒がたくさんいました。
私はその約束や義理に固執し、人生最大のチャンスを自ら棒に振ったのです。
人生の目標と定めた、生涯にたった一度の機会でした。
「約束した生徒たちが卒業するまで、3 年間だけ待ってください」
その 3 年間、社長は陰に日向に私を支え続けてくれました。
そして 3 年後、私は彼女に転籍の申し入れをしました。
ところが、受け入れができなくなったと言われたのです。
「役員の交代で、社内事情が大きく変わったため」 とのお返事でした。
そのまま夕食に誘われ、その席で厳しいご意見をいただきました。
「あの時、藤井先生はできない理由ばかりを考えていましたね」 と。
転職に踏ん切りをつけられない優柔不断を見抜かれていたのです。
「自信のなさがそうやって自分自身の可能性の芽を摘んでしまうんです」
この一言は、今でも私自身の戒めとなっています。
ふだんから自信を付ける行動を起こしていなかったことを後悔しました。
1 時間ほど会話したのですが、他のことはほとんど覚えていません。
もちろん食事も最初の一口だけで、あとは喉を通りませんでした。
「チャンスの女神には後ろ髪がない」
以前その社長から教わった言葉が、その時、頭の中をグルグル回っていました。
たしかに、その頃の私は転職への自信が持てていませんでした。
「ああ、自分は一生に一度のチャンスをドブに捨ててしまったんだな」
帰りの電車の中で、取り返しのつかない思いがどんどん大きくなりました。
別れ際に社長から言われた一言とともに・・・
「物事にはタイミングがあり、それを逃がせば同じチャンスは二度と来ない」
自分自身、その転職にあこがれ、「いつかは」 とめざしていたはずなのに・・・
私は浅はかな義理根性から計画性のない人生をたどってしまったのです。
社会に対して果たすべき、より大きな役割を、自ら放棄した一日となりました。
つい夢中になってお話が長くなってしまいましたね。
続きは次回の記事でお届けしたいと思います。
今日のこのお話が、あなたにとってお役に立てばよいのですが・・・
私のように、チャンスを逃がすことのないように。
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