施策・政策には寿命がある:教職救世塾だより18 | 教師の転職相談室

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こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」

-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。


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 危機回避や管理理論など、現場ですぐに役立つ情報も網羅しています。

 その一端を皆様にも当記事でお伝えしていきます。

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第 5 ターンは教育界 (学校) とイノベーションとの関係についてお話ししています。
 

本日は施策・政策の寿命についてです。

 

素晴らしい企画を考案しても、その企画が永遠に生き続けるわけではありません。
 

他者によって追随され、凌駕され、いずれは陳腐化していき、効力を失います。

 

しかるに教育界にあっては、一度打ち立てた企画にしがみつく傾向が強く見られます。
 

お勤め先はいかがでしょうか。

 

「そもそも組織にはなぜイノベーションが必要なのか?」
 

この観点を持たない組織が多く、危機に陥ってから初めて対策を考えがちです。
 

しかし、危機に陥ったその時点で、実際には再起不能となるケースも多いのです。

 

危機とは競合による自校ブランドの無力化です。
 

勤務校の打ち立てた施策を凌駕されてしまい、競争力や存在意義が低下していくのです。

 

かつて (平成20年前後)、世間では私学の好ましからざる学校改革が相次ぎました。
 

理念も思想もなく中高一貫化・男女共学化・大学付属化を推し進めた学校があるのです。
 

その結果、そうした学校は独自性や企画力を失い、団栗の背比べとなりました。



 

 

「この学校でなければ通うに値しない」
 

そう言われる学校がどんどん姿を消していきました。

 

これは進学率や偏差値のお話ではありません。
 

そもそもの学校の存在意義、つまり建学の精神が失われたことを指すのです。
 

駆け込み改革を推進した学校の多くが、今では 「その他大勢」 の一つと化しています。

 

一過性の企画を後生大事に抱え込み、その後のイノベーションを考えなかった ・・・
 

好ましからざる駆け込み改革を行った学校には、そうした共通性が見られます。

 

根本的な原因としてはプロダクト・ライフ・サイクルに関する知識不足が目立ちました。
 

私の勤務校でも共学化や大学付属化の話は出ましたが、私はことごとく反対しました。

 

なぜなら、プロダクト・ライフ・サイクルを考えると次善の策がなかったから。
 

企画が衰退し始めた時に繰り出すべき 「次の一手」 を作り出せないと思ったのです。
 

この直感は、後々のことを思うと正解であったと確信しています。

 

独自策としての第二・第三の矢を放つ余力が本校にはなかったのです。
 

そのため徹底してある一つの方針を堅持し続けました。
 

それは 「中学校の先生方のご要望を実現させていく」 生徒指導・生徒育成でした。



 

 

特に私が強く意識していたのは、中学校と塾の先生方、受験生の保護者でした。
 

彼らの要望をいかにして現実の形にしていくかを優先事項とするのです。
 

そのために学事のイノベーションを図るのが経営改善委員の私の仕事でした。

 

手始めの作業として私が選んだのは、ステークホルダーの声を集めること。
 

そしてそれを学事の構造に組み込んでいくことでした。
 

学事マネジメントに彼らの声を反映させ、その成果をマーケティングに活かすのです。

 

大変地味で遠い道のりではありましたが、6 年かけて下地を作りました。
 

「生き残りにはイノベーションが必要だ」 との意識を職員室に定着させたのです。
 

私がまだ 28 歳だった時にこの取り組みはスタートしました。

 

以来、私の企画は常にステークホルダーの声を重視することで形成されていました。
 

ちょうど 10 年後、38 歳で経営改善委員となり、常任理事会会議の一員となりました。
 

理事会にも墨守の姿勢が目立ちましたが、大改革を行うことができました。

 

【5-2】 のビデオ講座では、その頃の思考素材を解説しています。
 

すでに 20 年前の取り組みとなりましたが、現在でも重要性は変わっていません。
 

皆様のお仕事のご参考になれば、苦しんだ私の努力も報われることと信じます。

 

本日もご購読ありがとうございました。

 

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