－「教師の仕事はもう嫌だ」と思った時に読むブログ－
こんにちは！
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
－日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家－
教職歴２５年、教師の転職コンサルタント／教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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転職を考える時、「きれいで上手な文章」を 追求してしまう人がいます。
もちろん履歴書や職務経歴書、あるいは志望理由書のお話です。
「教師だから、完璧な文章でなければならない」
いえいえ、気にすべきところが少しズレていますよ。
経営者が本当に欲しいのは、「きれいで上手な文章」でしょうか？
文章としての完成度や体裁が重要なのではありません。
経営者の立場からすれば・・・
一番欲しいのは、当然ですが売上につながる人材です。
またはコストダウンにつながる人材とも言えるでしょう。
しかし、「誰でもよい」 というわけにはいきません。
お互いに共感し合えないとしたら、どんなに優秀な人物でも雇いません。
もちろん豪華絢爛な実績も、そうした場合、ほとんど効果はないでしょう。
逆に考えれば、お互いに共感し合えること が大きなチャンスを生み出すとも言えます。
経営者が欲しい人材の要件は、ごく簡単に言えば次の３つです。
１．共感
あなたには想像できないかもしれませんが、経営者はとても孤独です。
いや、たしかに家族や従業員はいますよ。
しかし経営理念や方針を考えるにあたっては、いつでも孤独な立場なのです。
社員たちは経営者の発案を「面倒くさい」ととらえてしまう傾向があります。
ですから共感を持って意見を述べてくれる人材がいつでも欲しいのです。
２．後継者
中小企業では、「事業承継」が深刻な問題となっています。
技術的な要素だけでは、業を承継させることができません。
やはり経営者の考え方に共感してくれなければ、跡継ぎにはできないのです。
こうした悩みの解決で重要なのは、人間性と知見、そしてチャレンジ精神です。
精神的なパートナーとしてお付き合いができる人物をいつでも探しています。
３．見通す目
経営者はいつでも、将来のあり方や事業の拡大の方法について悩んでいます。
そして現場の人の多くは、自分たちの立場からしか会社を見ていません。
「ふだん自分の机の上しか見ていない」 といったイメージですね。
だから全社的な視点に立ち、客観的に意見を出してくれる人を待っているのです。
仕事に限らず、さまざまな知識や体験がいかに有効であるかに気付いてください。
－まとめ－
経営者の孤独感は言葉に表せないほど強いものです。
時にそれは、自己不信や将来への不安 へと駆りたてる強いものになります。
人を見続けてきた教師なら、その心理の内奥に迫るのは決して難しくありません。
あなたも人なら、経営者も人です。
どんなに優秀な人でも、心が通い合わないなら雇いません。
人は自分を理解してくれる人しか、心からは信用できないからです。
心が通じ合えば、今は物足りなくても 「育てていきたい」 という欲求が生まれます。
経営者としても 「自分を理解してくれる人に貢献したい」 という思いが湧くからです。
孤独だからこそ、その思いはなおさらに強いと言えるでしょう。
「転職は力ある者が勝つのではない、準備した者が勝つのだ」
経営者のことを、一人の人間として先に理解してあげましょう。
その心意気が通じれば、必ず良いお付き合いが始まるに違いありません。
この記事の核心は 「なぜ中途採用するのか？」 という、求人理由の根幹のお話です。
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藤井 秀一（ふじいひでかず）
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